ネイティブにHey, what's up?と声をかけられて、返事に困った経験はありませんか?
直訳すると「何が上にあるの?」ですが、実際は「調子どう?」という軽いあいさつです。
こうした学校では習わない日常表現こそ、実際の英会話では頻繁に登場します。
オットスラングって数が多すぎて、どれから覚えればいいのか分からないよ。



この記事では、長年使われ続けている定番だけを10フレーズに厳選しました。まずはこの10個を聞き取れるようになりましょう。
- ネイティブが日常でよく使うアメリカ英語スラング10フレーズ
- それぞれの意味・例文・使うときの注意点
- スラングに慣れるための学習のコツ
アメリカ英語のスラングを学ぶ前に知っておきたいこと



スラングって、覚えたらどんどん使っていいものなの?



相手と場面を選ぶのが大前提です。スラングは友達や家族とのくだけた会話のための言葉なんです。
スラングは、仕事の場や面接、初対面の目上の人との会話では避けるべき表現です。
一方で、友達との会話や海外ドラマ・映画・SNSには必ずと言っていいほど登場します。
まずは「聞いたときに意味が分かる」ことを目標にして、使うのは相手との距離感がつかめてからにしましょう。
ちなみに:What's up?への返し方
冒頭のWhat's up?は、「調子どう?」「最近どう?」という軽いあいさつです。
返事はNot much.(特に何も)やNothing much. How about you?(特にないよ。そっちは?)が定番です。
真剣に近況を報告する必要はなく、軽く返してそのまま会話を始めれば大丈夫です。
ネイティブがよく使うアメリカ英語スラング10選



それじゃあ、さっそく教えて!



使う場面がイメージできるように、ひとつずつ例文と一緒に紹介しますね。
1. hang out:遊ぶ・一緒に過ごす
大人が「友達と遊ぶ」と言うときの定番がhang outです。playを使うと子どもの遊びに聞こえてしまいます。
Do you want to hang out this weekend?(今週末、一緒に遊ばない?)
名詞のhangoutは「たまり場・行きつけの場所」という意味になります。
2. chill (out):のんびりする
chillは「冷える」が元の意味ですが、スラングでは「リラックスする・のんびり過ごす」です。
We're just chilling at home.(家でのんびりしてるだけだよ)
ただし、相手に向かってChill out!と言うと「落ち着けよ」という意味になるので、使う場面には注意しましょう。
3. have a crush on 〜:〜に片思いしている
crushは「押しつぶす」ではなく、ここでは「恋のときめき・片思いの相手」です。
I have a crush on my coworker.(同僚に片思いしてるんだ)
恋愛ドラマでは必ずと言っていいほど登場する表現です。
4. dump:恋人を振る
dumpの元の意味は「(ごみを)捨てる」ですが、恋愛の文脈では「振る」です。
She dumped him last week.(彼女は先週、彼を振った)
受け身のget dumpedで「振られる」になります。ストレートな言い方なので、本人を前に使うのは控えめに。
5. busted:バレた・捕まった
隠れてやっていたことが見つかったとき、悪いことをして捕まったときに使います。
He got busted for speeding.(彼はスピード違反で捕まった)
いたずらを見つけた瞬間にBusted!(バレたな!)とひとことで使うこともあります。
6. be hooked on 〜:〜にハマっている
hookは「釣り針」。針にかかって抜け出せないイメージから、「夢中になっている」という意味になります。
I'm hooked on this drama.(このドラマにハマってるんだ)
日本語の「ハマる」とほぼ同じ感覚で、趣味・食べ物・番組など幅広く使えます。
7. sick:最高にカッコいい
本来は「病気の」ですが、スラングでは正反対の「ヤバい(良い意味)・最高」です。
That skateboard trick was sick!(今のスケボーの技、ヤバかった!)
若者を中心に使われるくだけた表現です。文脈で「病気」の意味と区別してください。
8. rip-off:ぼったくり
名詞のrip-offは「ぼったくり・法外な値段」という意味です。
Ten dollars for a coffee? What a rip-off!(コーヒーが10ドル?ぼったくりだ!)
動詞ではget ripped off(ぼったくられる)の形でよく使われます。海外旅行で覚えておくと役立つ表現です。
9. geek:オタク
geekは、特定の分野に熱中している人を指します。
He's a computer geek.(彼はパソコンオタクなんだ)
からかいに使われることもありますが、最近は「その道の達人」という誇りを込めて自称する人も多い言葉です。
10. pumped / amped:ワクワクしている
楽しみなことを前に気持ちが高ぶっている状態を表します。excitedのくだけた言い方です。
I'm so pumped for the concert tomorrow!(明日のライブが楽しみでたまらない!)
pumpedのほうがよく使われますが、ampedもほぼ同じ意味です。
スラングに慣れるための3つのコツ



覚えたスラング、どうやって身につけていけばいい?



単語帳のように暗記するより、実際に使われている場面ごと覚えるのが近道です。
- 海外ドラマや映画で「誰が誰に使っているか」ごと観察する
- まずは聞き取れることを目標にし、使うのは親しい相手からにする
- 意味を推測したら、辞書や検索で実際の用例を確認する
スラングは教科書英語より「生きた温度」がある分、使いどころを間違えると失礼にもなります。
ドラマの中で、登場人物同士の関係性とセットで観察するのがいちばん安全で確実な学び方です。
私が受講生におすすめしているのは、覚えた例文を自分の生活に置き換えて口に出してみる練習です。
たとえばI'm hooked on this drama.の「drama」の部分を、今ハマっているものに入れ替えるだけで、自分の言葉として定着していきます。
まとめ
最後に、この記事の要点を整理します。
- 定番スラング10選:
hang out・chill・have a crush on・dump・busted・hooked on・sick・rip-off・geek・pumped - スラングは友達・家族とのくだけた会話専用。仕事や面接では使わない
- まずは聞き取れることを目標に、ドラマや映画で場面ごと覚える
今回の10フレーズは、どれも長年使われ続けている「外れにくい」定番です。
次に海外ドラマを観るとき、この中のいくつが聞き取れるか、ぜひ試してみてください。
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