「彼って本当にマイペースだよね」「彼女は超社交的」。こんなふうに人の性格をひとことで言い表す表現、英語でパッと出てきますか?
教科書に載っているkindやshyだけでは、ネイティブの会話やドラマのセリフにはなかなかついていけません。
オットこの前ドラマで「daydreamer」って言葉が出てきたんだけど、どんな性格のことなの?



「空想家」という意味のスラングです。ほかにも性格を表す面白い表現がたくさんあるので、今回は15個まとめて紹介しますね。
- デイドリーマー(daydreamer)の意味
- 性格を表す英語スラング15個と例文
- スラングのボキャブラリーを増やす勉強のコツ
デイドリーマー(daydreamer)は「空想家」という性格



デイドリーマーって、直訳すると「昼に夢を見る人」…?



そのイメージで合っています。昼間からぼんやり空想にふけっている「空想家」のことです。
1. daydreamer(空想家・夢見がちな人)
daydreamerは、daydream(白昼夢・空想)する人、つまり「空想家」「夢見がちな人」という意味です。
授業中にぼーっと窓の外を眺めて、頭の中は別の世界……クラスにひとりはいた、あの人のことです。
現実を見るべきときに夢みたいなことばかり考えている、ピーターパンのような人にも使われます。
He is an out-and-out daydreamer.
(彼は正真正銘の空想家です)
out-and-outは「完全な・正真正銘の」という強調表現です。
ポジティブな性格を表す英語スラング【2〜5】



まずは、言われたら嬉しい表現から知りたいな。



では、ほめ言葉として使えるスラングを4つ紹介しますね。
2. golden boy(成功していて人気のある男性)
直訳すると「黄金の男の子」。成功していて、周囲からもてはやされている人気者の男性を指します。
The young German player is the golden boy of tennis.
(その若いドイツ人選手は、テニス界の人気者だ)
今まさに乗りに乗っている人にぴったりの表現で、女性にはgolden girlが使えます。
3. down-to-earth(気取らない・地に足がついた)
直訳は「地面に降りた」。夢物語ではなく現実を見て、堅実に行動できる人を表します。
「気取らない」「親しみやすい」という、ほめ言葉としてよく使われる表現です。
He's a down-to-earth kind of person. I like working with him.
(彼は地に足がついたタイプの人で、一緒に働くのが好きなんだ)
4. social butterfly(社交家・人付き合い上手)
直訳は「社交的な蝶」。花から花へ飛び回る蝶のように、誰とでもすぐに打ち解けられる社交家を指します。
初対面でも意気投合して遊びに行ってしまう、みんなでワイワイするのが大好きな人のことです。
She is always booked and busy. She really is a social butterfly.
(彼女はいつも予定がいっぱいで忙しい。本当に社交家だね)
5. happy camper(満足している人・ご機嫌な人)
直訳は「幸せなキャンパー」。現状に文句を言わず、満足してご機嫌な人のことです。
実際の会話では、not a happy camperと否定形にして「ご機嫌ななめ・不満がある」の意味で使われることが多いのがポイントです。
She's just found out about the pay cut and she's not a happy camper.
(彼女は給料カットのことを知ったばかりで、ご機嫌ななめなんだ)
She's a happy camper. She hasn't complained about anything so far.
(彼女はハッピーキャンパーだよ。今のところ何一つ文句を言っていないんだ)
人付き合いのタイプを表す英語スラング【6〜9】



パリピとか一匹狼とか、人付き合いのタイプも英語で言えるの?



ぴったりのスラングがあるんです。4つ紹介しますね。
6. party animal(パーティー大好き人間・パリピ)
パーティーやクラブに行くのが大好きで、どんちゃん騒ぎが生きがいのような人を指します。
I'd love to invite that party animal to the party.
(あのパーティーアニマルは、ぜひパーティーに招待したいな)
単に「パーティーの参加者」と中立的に言いたいときは、party-goerという言葉があります。
7. party pooper(場をしらけさせる人)
盛り上がっている場に水を差す人、ノリの悪い人を指します。party animalの反対のような存在です。
I hate to be a party pooper, but I am really tired.
(場をしらけさせたくはないんだけど、本当に疲れているんです)
例文のように、自分から「悪いんだけど先に帰るね」と切り出すときの前置きとしてもよく使われます。
8. chatterbox(おしゃべりな人)
chatter(ぺちゃくちゃしゃべる)+box(箱)で、「おしゃべりが止まらない人」です。
子どもや親しい相手に、あきれ半分・愛情半分で使われることが多い表現です。
My little sister is a real chatterbox. She never stops talking.
(妹は本当におしゃべりで、口が止まらないんです)
9. lone wolf(一匹狼)
日本語の「一匹狼」とほぼ同じ感覚で使えます。人と群れず、自分だけで行動するのが好きな人のことです。
ポイントは、「ひとりぼっち」ではなく、自分の意思でひとりを選んでいるところです。
I got the impression you're something of a lone wolf.
(あなたはちょっと一匹狼なんじゃないかな、という印象を受けました)
ちょっと困った性格を表す英語スラング【10〜15】



悪口っぽいスラングもあるんでしょ?



あります。自分が言われたときに気づけるように、意味だけでも知っておきましょう。
10. big mouth(口が軽い人)
直訳は「大きな口」。秘密を守れず、すぐに言いふらしてしまう人のことです。
Don't tell him any secret—he's got a big mouth.
(彼に秘密は言わないように。すぐ言いふらすやつだからね)
11. sucker(だまされやすい人・カモ)
言われたことを何でも信じて、すぐにだまされてしまう人を指します。
She was a sucker for his charm.
(彼女は彼の魅力にめっぽう弱かった)
例文のようにa sucker for 〜の形になると、「〜に目がない・〜に弱い」という意味になります。
12. pain in the neck(悩みのタネ・うっとうしい人)
直訳は「首の痛み」。ずっと続く痛みのように、イライラさせられる厄介な人や物事を指します。
Little brothers are such a pain in the neck!
(弟たちって本当に悩みのタネなんだよ!)
アメリカでは、neckを変えたpain in the butt/pain in the assもよく使われます(assはかなり乱暴な言い方なので、使う場面に注意してください)。
13. bright spark(皮肉を込めた「お利口さん」)
本来は「賢く活発な人」という意味ですが、実際には皮肉として逆の意味で使われることが多い、主にイギリスの口語です。
Some bright spark left the tap running all night.
(どこかの「お利口さん」が、一晩中水道を出しっぱなしにしたんだ)
日本語の「どこのお利口さんがやったのかな?」という嫌味と、ほぼ同じ発想ですね。
14. couch potato(ぐうたらな人)
直訳は「ソファのジャガイモ」。ソファに転がって、テレビや動画ばかり見ている人のことです。
He spends every weekend on the sofa watching TV. He's such a couch potato.
(彼は毎週末ソファでテレビ三昧。本当にぐうたらだね)
15. johnny-come-lately(新参者・ぽっと出)
直訳は「最近来たジョニー」。あとから入ってきた新参者を指す言い方です。
「ぽっと出のくせに」と、少し見下すニュアンスを含んで使われることが多い表現です。
He's a johnny-come-lately, but he acts like he knows everything.
(彼はぽっと出の新人なのに、何でも知っているような顔をするんだ)
複数形はjohnny-come-lateliesとなります。
音楽や映画でスラングのボキャブラリーを増やそう
私も、Netflixなど英語字幕を付けられる動画サービスでドラマを見ながら、気になった単語を携帯にメモして、あとで調べるようにしています。
ただし、出てきた単語を全部調べる必要はありません。
「2回3回と出てくるのに分からない単語」「ストーリー上どうしても知りたい単語」だけで十分です。
何度も出てくる単語は、他の作品や歌でもすぐに再会するので、自然と記憶に残っていきます。



今日の15個も、ドラマの中で「あ、これ知ってる!」と出会えたら一気に定着しますよ。
まとめ|性格スラングは「誰かの顔」とセットで覚える
今回は、人の性格を表す英語スラングを15個紹介しました。
- daydreamer(空想家)/golden boy(人気者)/down-to-earth(気取らない)
- social butterfly(社交家)/happy camper(満足している人)
- party animal(パーティー好き)/party pooper(場をしらけさせる人)/chatterbox(おしゃべり)/lone wolf(一匹狼)
- big mouth(口が軽い)/sucker(だまされやすい)/pain in the neck(厄介者)
- bright spark(皮肉の「お利口さん」)/couch potato(ぐうたら)/johnny-come-lately(新参者)
「彼はlone wolfだな」「彼女は完全にsocial butterfly」と、周りの誰かの顔が浮かんだスラングは、もう忘れません。
自分はどれに当てはまるか、考えてみるのも面白いですよ。



ここまでお疲れさまでした。悪口系のスラングは、実際に口に出すときだけ気をつけてくださいね。
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