「〜するのはどうですか?」と英語で提案したいのに、いつも How about ~? ばかり使っていませんか?
英語には提案フレーズがたくさんあるのに、学校では使い分けまでは教えてくれません。
オット「〜するのはどう?」って言いたいとき、How about しか出てこないんだよね。他の言い方もあるの?



たくさんありますよ。should や Why don't you ~? など、ニュアンス別に使い分けると会話が一気に自然になります。順番に解説しますね。
- 英語で提案する表現の使い分け一覧
should・could・How aboutなどのニュアンスの違い- そのまま使える例文と和訳
suggest/recommendを使うときの文法の注意点
英語で提案する表現一覧|まずニュアンスの違いを確認
英語で「〜するのはどうですか?」と提案する表現は、大きく分けて4タイプあります。
まずは全体像を表で確認しましょう。
| 表現 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
You should ~ | 「〜したほうがいいよ」と一番おすすめする | You should try it. |
You could ~ | 「〜もできるよ」と選択肢を示す | You could take a bus. |
How about ~? / What about ~? | 「〜はどう?」と気軽に聞く | How about this one? |
Why don't you ~? | 「〜したらどう?」と背中を押す | Why don't you try judo? |
Let's ~ / Shall we ~? | 「一緒に〜しよう」と誘う | Let's eat. |
Do you want to ~? | 「〜しない?」とカジュアルに誘う | Do you want to join us? |
I suggest ~ / I recommend ~ | フォーマルに提案する | I suggest taking the train. |
それぞれの使い方を、例文と一緒に詳しく見ていきましょう。
should・could で「〜したほうがいいよ」と提案する



should って「〜すべき」っていう強い意味じゃないの?



実は日常会話の should は「〜したほうがいいよ」という軽いおすすめでよく使われるんです。
should:「これが一番いい」と思うときの提案
何かを提案するときに一番よく使われるのが should です。
「〜しなければいけない」と強い言葉として覚えている方が多いですが、実際は「〜したほうがいいよ」というおすすめに近い表現です。
You should eat more vegetables.
(野菜をもっと食べたほうがいいよ)We should try that new restaurant.
(あの新しいレストランに行ってみようよ)
強制の度合いで並べると、must(しなければならない)> had better(しないとまずい)> should(したほうがいい)の順になります。
had better は「しないと困ったことになるよ」という警告のニュアンスを含むので、気軽な提案には should が安心です。
could:選択肢を示す控えめな提案
could を使うと、should よりも控えめで押しつけがましくない提案になります。
You could eat healthier if you want to lose some weight.
(体重を落としたいなら、食事を健康的にするのもアリですよ)He could take the bus or the subway.
(彼はバスでも地下鉄でも行けますよ)



could は「選択肢のひとつとしてどう?」という感覚。2つ以上の選択肢を並べるときによく使いますよ。
should と could の違い
should は「これが一番いいと思う」というおすすめです。
一方 could は「こういう選択肢もあるよ」と可能性を示すだけなので、判断を相手に委ねる柔らかい響きになります。
How about・What about・Why don’t you で「〜するのはどう?」



「〜するのはどう?」の定番はやっぱり How about?



そうですね。ただ、後ろに置ける形にルールがあるので、そこだけ注意が必要です。
How about 〜?(後ろは名詞か動名詞)
How about ~? の後ろには、名詞か動名詞(動詞のing形)を置きます。
How about trying this restaurant?
(このレストランに行ってみるのはどう?)How about this cake?
(このケーキはどう?)How about taking a new class next semester?
(来学期に新しいクラスを取るのはどう?)
動詞をそのまま置いて How about try ~? とは言えないので注意してください。
What about 〜?
提案の意味では、What about ~? も How about ~? とほぼ同じように使えます。
What about going to the movies tonight?
(今夜映画を見に行くのはどう?)What about some more coffee?
(コーヒーのおかわりはいかがですか?)
なお What about ~? は、「〜はどうするの?」と問題点を指摘するときにも使われます。
例えば What about the kids? なら「子どもたちはどうするの?」という意味になります。
Why don’t you 〜? / Why don’t we 〜?
Why don't you ~? は直訳の「なぜ〜しないの?」から転じて、「〜したらどう?」と相手の背中を押す提案表現です。
Why don't you try judo?
(柔道を習ってみたら?)Why don't we take a break?
(ちょっと休憩しない?)
主語を we にすると「一緒に〜しない?」と誘う表現になり、Let's に近い意味になります。
Let’s・Shall we・Do you want to で「一緒に〜しよう」
Let’s 〜(さあ〜しよう)
Let's は Let us の省略形で、自分と相手の両方に「こうしませんか?」と提案するフレーズです。
Let's eat.
(さあ食べましょう)Let's all remember to bring our jackets.
(みんな上着を忘れずに持っていきましょう)



省略せずに Let us と言うと、スピーチなどで使われるフォーマルな響きになりますよ。
Shall we 〜?(〜しましょうか?)
Shall we ~? は「〜しましょうか?」と丁寧に誘う表現です。
Shall we take a break?
(休憩にしましょうか?)Shall we dance?
(踊りませんか?)
Do you want to 〜? / Do you want me to 〜?
Do you want to ~? は直訳では「〜したい?」ですが、会話では「〜しない?」というカジュアルな誘いとしてよく使われます。
Do you want to come with us?
(一緒に来ない?)Do you want me to help you?
(手伝いましょうか?)
Do you want me to ~? のように me を入れると、「(私が)〜しましょうか?」という申し出の表現になります。
I suggest / I recommend でフォーマルに提案する



ビジネスっぽい場面では、どう提案すればいい?



I suggest や I recommend を使うと、あらたまった提案になります。ただし文法に大きな落とし穴があるんです。
that節の中は動詞の原形(仮定法現在)
I suggest that ... の形では、that節の中の動詞を原形にします。
I suggest that you study grammar more.
(文法をもっと勉強することをおすすめします)I recommend that she focus on her speaking.
(彼女はスピーキングに集中することをおすすめします)
主語が三人称単数でも focuses とせず、原形の focus のままにするのがポイントです。
これは「仮定法現在」と呼ばれる用法で、アメリカ英語で標準的な形です。
イギリス英語では should を入れて、I suggest that she should focus on her speaking. という形もよく使われます。
suggest 〜ing の形も使える
that節の代わりに動名詞を続けて、I suggest taking the train.(電車で行くことをおすすめします)のようにも言えます。
なお I suggest you to do という形は文法的に誤りなので、使わないようにしましょう。
まとめ|提案フレーズの使い分け



全部いっぺんには覚えられないかも……。



まずは How about と Why don’t you の2つから使ってみましょう。慣れたら少しずつ増やせば大丈夫ですよ。
- 提案の基本は
should(一番のおすすめ)とcould(選択肢の提示) How about/What aboutの後ろは名詞か動名詞Why don't you ~?は「〜したらどう?」、Why don't we ~?は「一緒に〜しない?」Let's・Shall we・Do you want toは「一緒に〜しよう」の誘いsuggest/recommendの that節は動詞の原形
提案フレーズが増えると、自分から会話を動かせるようになります。
まずは今日の会話でひとつ、使ってみてくださいね。
あわせて読みたい


オンライン英会話とスタサプ 初心者はどっちがいい?おすすめランキング決定版!
初心者にとって悩ましいのは、どのサービスで勉強を始めるかです。 あれもこれもと手を出しても続かないことが多いのですが、 英語学習で人気のスタサプとオンライン英…
LINE登録で無料英語講座を開催中


英語を話せるようになりたいけど、何から始めたら良いか分からない…
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、多くの方が最初の一歩でつまずいています。
そこで、【無料の「やりなおし英会話スタートガイド」】をご用意しました。
ゼロからでも大丈夫!
このガイドでは、英語学習のやり直しから効果的な勉強方法まで、詳しく解説。
さらに今なら、音声・動画教材を含む豪華7大特典付き!



提案フレーズが増えると、相手との会話の幅が一気に広がりますよ!
