アメリカの天気予報でToday's high is 80 degrees.と聞いて、「80度!?」と驚いたことはありませんか?
気温や温度の英語は、単語だけでなく「摂氏と華氏」という単位の違いまで知らないと、正しく理解できません。
オットアメリカの体温計で97度って出て、本気で焦ったよ。熱で倒れるかと思った…。



それは華氏(℉)の表示ですね。華氏97度は摂氏だと約36.1度なので、むしろ平熱です。摂氏と華氏の違いから換算のコツまで、この記事で一緒に整理していきましょう。
- 気温・温度・体温を表す英語(
temperature/degree)の使い方 - 摂氏(
Celsius)と華氏(Fahrenheit)の違いと読み方 - 華氏と摂氏の換算式と早見表
- 気温や体温について英語で質問・回答する例文
気温・温度は英語で?基本はtemperatureとdegree



そもそも「気温」と「温度」って、英語では別の単語なの?



どちらもtemperatureで表せます。「〜度」と言いたいときはdegreeを使いますよ。
気温・温度・体温はすべてtemperature
英語では、気温・温度・体温をすべてtemperature(テンパラチャー)で表します。
「今日の気温」ならtoday's temperature、体温の話ならmy temperatureと、文脈で使い分けるだけで通じます。
「〜度」はdegreeで表す
「〜度」は英語でdegree(ディグリー)といいます。摂氏でも華氏でも同じです。
2度以上なら複数形のdegreesになる点に注意しましょう。
It's 26 degrees outside.(外の気温は26度です)
It's usually 12 degrees Celsius during March.(3月中はいつも摂氏12度くらいです)
It will be about 80 degrees Fahrenheit today.(今日は華氏80度くらいになるでしょう)
数字のあとにdegreesを付け、摂氏・華氏を示したいときはさらにCelsius/Fahrenheitを続けます。



degreeには「程度・度合い」や「角度の度」という意味もあります。温度専用の単語ではないんですよ。
体温もdegreeで表す
I have a fever of 100 degrees.(華氏100度の熱があります)
I have a temperature of 100.(体温が100度あります)
華氏100度は、摂氏に直すと約37.8度です。
体温計の「100」という表示は、慣れていないとびっくりしてしまいますよね。
℃(摂氏)と℉(華氏)の違い|英語での読み方



℃と℉って、そもそも何が違うの?



水が凍る温度と沸騰する温度の決め方が違う、別々の温度の単位なんです。順番に見ていきましょう。
摂氏(℃)は英語でCelsius
日本をはじめ多くの国で、気温や体温の表記に使われているのが摂氏(℃)です。
英語ではCelsius(セルシウス)といいます。
水が凍る温度を0度、沸騰する温度を100度とする単位です。
- スウェーデンの天文学者アンデルス・セルシウスが1742年に考案した温度の目盛りがもとになっています
- 考案当初は現在と逆で、水が凍る点を100度・沸騰する点を0度としていました
華氏(℉)は英語でFahrenheit
華氏は英語でFahrenheit(ファーレンハイト)といいます。
水が凍る温度を32度、沸騰する温度を212度とする単位です。
- 物理学者ガブリエル・ファーレンハイトが考案した単位で、考案者の名前がそのまま単位名になりました
- 摂氏(セルシウス)も同じく、考案者の名前が由来です
華氏を使っている国はどこ?
現在、日常生活で華氏を使っている代表的な国はアメリカです。
アメリカでは天気予報も体温計も華氏表示が基本なので、旅行や駐在の前に読み方を知っておくと安心です。
一方、イギリスやカナダ、オーストラリアの天気予報では、現在は摂氏が使われています。



てっきり英語圏はぜんぶ華氏なのかと思ってた!



そう思われがちですが、日常の温度表記が華氏なのは、今ではアメリカなど一部の国だけなんですよ。
華氏と摂氏の換算式と早見表



アメリカで「75 degrees」って言われたら、何度って考えればいいの?



換算式を知っていれば大丈夫です。ざっくりつかむための早見表も用意しました。
華氏⇔摂氏の換算式
摂氏から華氏へは、摂氏の温度に1.8をかけて32を足します。
°F = °C × 1.8 + 32
華氏から摂氏へは、華氏の温度から32を引いて1.8で割ります。
°C = (°F − 32) ÷ 1.8
例えば華氏75度なら、(75 − 32) ÷ 1.8 で約23.9度。過ごしやすい気温だと分かります。
℃と℉の換算早見表
よく使う温度をまとめました。体温や天気の目安にしてください。
| 摂氏(℃) | 華氏(℉) | 目安 |
|---|---|---|
| -10 | 14 | 真冬の冷え込み |
| 0 | 32 | 水が凍る温度(氷点) |
| 10 | 50 | 肌寒い日 |
| 20 | 68 | 過ごしやすい日 |
| 25 | 77 | 夏日 |
| 30 | 86 | 真夏日 |
| 36.5 | 97.7 | 平熱の目安 |
| 38 | 100.4 | 発熱の目安 |
| 40 | 104 | 猛暑・高熱 |
| 100 | 212 | 水が沸騰する温度(沸点) |



アメリカの天気予報なら「60台は春・秋の陽気、80台は夏の暑さ」くらいの感覚で覚えておくと便利ですよ。
氷点・沸点など温度にまつわる英語表現
「氷点」はfreezing point
水が凍る温度、氷点は英語でfreezing pointといいます。ice pointと呼ばれることもあります。
摂氏では0度、華氏では32度です。
「氷点下」はbelow freezing
氷点下はbelow freezingまたはbelow freezing pointと表します。
摂氏の場合は0度を下回ることなので、below zeroという表現も使えます。
「沸点」はboiling point
沸点は英語でboiling pointといいます。boiling temperatureということもあります。
The boiling point of water is 100 degrees Celsius.(水の沸点は摂氏100度です)
気温・温度・体温を英語で質問してみよう



覚えたフレーズって、実際の会話でどう使えばいいの?



質問と答えをセットで音読するのがおすすめです。会話例を紹介しますね。
A: How do you convert Fahrenheit to Celsius?(華氏を摂氏に変換するにはどうしたらいいですか?)
B: You have to subtract 32 from Fahrenheit, multiply by 5 and then divide by 9.(華氏から32を引いて、5をかけて、それから9で割らないといけません)
A: What is the average temperature in Tokyo?(東京の平均気温は何度ですか?)
B: It's about 16 degrees Celsius.(大体摂氏16度です)
A: How cold does it get in New York?(ニューヨークはどれくらいまで寒くなるのですか?)
B: Around 32 degrees Fahrenheit.(華氏32度くらいまで下がります)
A: What is your temperature? It seems high.(体温は何度?高そうだね)
B: It's 39 degrees Celsius.(摂氏39度です)
A: What is the temperature?(気温はどのくらいですか?)
B: It's 100 degrees Fahrenheit.(華氏100度です)
数字を入れ替えながら口に出してみると、degreesとCelsius/Fahrenheitの語順が自然に身につきます。
まとめ|℃と℉を押さえれば温度の英語は怖くない
- 気温・温度・体温はすべて
temperature、「〜度」はdegree(s) - 摂氏は
Celsius(氷点0度・沸点100度)、華氏はFahrenheit(氷点32度・沸点212度) - 日常で華氏を使う代表的な国はアメリカ
- 換算式は「°F = °C × 1.8 + 32」「°C = (°F − 32) ÷ 1.8」
- 会話では
It's 26 degrees.のように数字+degreesで表す
華氏の数字に戸惑ったら、まず「32を引いて1.8で割る」。
これだけ覚えておけば、アメリカの天気予報も体温計も怖くありません。



ここまでお疲れ様でした。旅行先やオンライン英会話のレッスンで、ぜひ今日の表現を使ってみてくださいね。
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