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1ヶ月でTOEIC100点アップに必要な勉強時間とスケジュールは?

昇進の要件や就職活動で、「来月までにTOEICのスコアをあと100点上げたい」という状況に置かれることがあります。

残された時間は1ヶ月。何時間勉強すればいいのか、何から手をつければいいのか、不安になりますよね。

オット

1ヶ月で100点アップって、そもそも現実的に可能なの?

エリカ

先にお伝えすると、保証はできません。ただ、伸ばしやすいところに時間を集中させれば、1ヶ月でもスコアが動く余地は十分あります。時間の目安と計画の立て方を紹介しますね。

この記事でわかること
  • 1ヶ月100点アップに必要な勉強時間の考え方
  • 短期間で伸ばしやすいパートと勉強法
  • 挫折しない1ヶ月スケジュールの組み方
  • 教材選びの考え方
目次

1ヶ月でTOEIC100点アップに必要な勉強時間の目安

オット

結局、1日何時間やればいいの?

エリカ

私がコーチとして提案する目安は1日2〜3時間です。ただし前提として、「これだけやれば必ず100点上がる」という公式データはありません。

「◯時間で100点上がる」という公式データはない

TOEICを実施するIIBCは、スコアアップに必要な勉強時間を公表していません。

ネット上でよく見かける「100点アップに◯時間」という表は、各サイトの経験則にすぎません。

ですからこの記事の時間も、断定ではなく私の指導経験に基づく提案として読んでください。

提案は「1日2〜3時間×1ヶ月」

1日2〜3時間を1ヶ月続けると、合計で約60〜90時間になります。

1つの試験に集中して注ぐ量としては、変化を起こせる水準だと私は考えています。

一方で、もとのスコアが高い人ほど1点の重みは増します。800点台から900点を目指す場合、同じ時間でも伸び幅は小さくなりがちです。

現在のスコア帯によって難易度が変わることは、計画の前提に置いておいてください。

時間の長さより「どこに使うか」が結果を分ける

だらだら続ける3時間より、集中した2時間の方が確実に効きます。

1ヶ月しかないからこそ、次の章の「伸ばしやすい場所」に時間を集中させましょう。

1ヶ月で伸ばしやすいところから固める勉強法

オット

時間が限られているなら、何から手をつけるべき?

エリカ

最初の1日で現在地を測って、その後は伸びやすいパートに集中投下します。

まず模試1回分で現在地を知る

初日に、公式問題集を本番と同じ時間配分で1回分解いてください。

パートごとの正答数を出すと、どこで点を落としているかが具体的に見えます。

あわせて、自分が苦手だと感じる部分を紙に書き出しておくと、残り1ヶ月の優先順位がぶれません。

リーディングはPart5・6(文法・語彙)から

TOEIC L&Rのリーディングは、Part5 短文穴埋め30問・Part6 長文穴埋め16問・Part7 読解54問で構成されています(出典:IIBC「テストの形式と構成」)。

Part5・6は文法と語彙の知識がそのまま点になりやすく、短期対策に向いています。

中学〜高校基礎レベルの文法に穴がある場合は、先にそこを塞いでください。基礎の穴はPart5の失点に直結します。

リスニングはPart1・2から

リスニングは、Part1 写真描写6問・Part2 応答25問・Part3 会話39問・Part4 説明文30問の構成です。

Part1・2は1問が短く出題パターンも限られるため、練習の効果を感じやすいパートです。

短い音声を繰り返し聞いて口まねするだけでも、1ヶ月あれば聞き取りの反応速度は変わってきます。

時間配分の練習を必ずしておく

リーディングは75分で100問。時間切れは実力とは別の失点要因です。

目標が600点前後までなら、全問を解き切ることに固執せず、Part5・6を確実に取る配分が現実的です。

800点以上を狙うなら全問完答が前提になるので、Part5・6を速く抜けてPart7に時間を残す練習をしてください。

解きっぱなしにしない復習のやり方

短期対策で差がつくのは、解いた量よりも復習の質です。

間違えた問題は「なぜその選択肢を選んだのか」まで言葉にして、原因を単語・文法・聞き取りのどれかに仕分けしてください。

原因が見えれば、翌日のすきま時間学習がそのまま弱点対策になります。

1ヶ月対策の優先順位
  • 初日:模試1回分でパート別の現在地を把握
  • リーディングはPart5・6(文法・語彙)を最優先
  • リスニングはPart1・2で得点の土台を作る
  • 時間を計った演習で本番の時間配分に慣れる

挫折しない1ヶ月スケジュールの作り方

オット

仕事をしながら1日2〜3時間って、正直きつい気がする…。

エリカ

まとまった3時間を取る必要はありません。すきま時間を足して合計で作るのがコツです。

1週間の型を作って4回繰り返す

毎日その場で「今日は何をやろう」と考えると、考える時間自体が消耗になります。

最初に1週間分の型(いつ・どこで・何をやるか)を決めて、それを4週繰り返してください。

私の受講生でも、続く人はスケジュールを「毎週作る」のではなく「1回作って回す」タイプがほとんどです。

すきま時間用の学習を2〜3個持つ

通勤中は単語、昼休みはPart2の音声、寝る前は文法問題。こうした5〜30分でできる学習を決めておきます。

すきま時間の合計だけで1日1時間以上を確保できる人は多いです。

机に向かう時間は、時間を計る演習や復習など「腰を据えないとできないこと」に使いましょう。

自分を追い込みすぎない

1ヶ月の集中期間では、できない日が必ず出てきます。

1日抜けても、翌日いつもの型に戻ればスコアへの影響はほとんどありません。

「サボった自分を責める時間」が一番もったいないので、切り替えの早さを大事にしてください。

3週目の終わりに2回目の模試を解く

3週目の終わりに、初日とは別の模試をもう1回分、時間を計って解いてください。

初日との正答数の差を見れば、残り1週間でどのパートを仕上げるべきかが決まります。

最終週は新しいことを始めず、間違えた問題の解き直しと時間配分の最終調整に充ててください。

教材は公式問題集を軸にする

オット

参考書はどれを買えばいい?たくさんありすぎて選べないよ。

エリカ

1ヶ月しかないなら、まず公式問題集です。あれこれ買い足すより、1冊を繰り返す方が効きます。

公式問題集は本番と同じ形式・同じ音声環境で演習できるので、模試にも日々の演習にも使えます。

最新の公式教材は、IIBCの公式教材ページで確認できます(IIBC「公式教材・問題集」)。

公式問題集に加えるなら、弱点に合わせて文法問題集か単語帳を1冊まで。教材を増やすほど1冊あたりの回転が落ちることは忘れないでください。

まとめ

1ヶ月で100点アップを保証する方法はありません。それでも、時間の使い方しだいで結果の期待値は大きく変わります。

本記事の要点
  • 勉強時間の公式データはない。提案の目安は1日2〜3時間
  • 初日に模試1回分でパート別の現在地を把握する
  • Part5・6とPart1・2に時間を集中させる
  • 1週間の型を作って4回繰り返す
  • 教材は公式問題集を軸に、買い足しは1冊まで

試験日から逆算して、今日の分の2時間から始めてみてください。

1ヶ月後の手応えは、今日の設計で決まります。応援しています。

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この記事を書いた人

現役の個人英語コーチ。英検1級・TOEIC975点。高校時代にアメリカ・カンザス州ウィチタへ1年間留学し、その後カリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学。自身の経験をもとに、個人英語コーチとして受講生の指導にあたっている。

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