「バイブス上がる」のように、日本でもすっかり定着した『バイブス』という言葉。
もともとは英語のスラングですが、英語のvibeとvibesは日本語の「バイブス」とは使い方が少し違います。
オット「バイブス上がる」とかよく聞くけど、英語のvibeってそのまま使っていいの?sが付くと意味変わる?



実は使い方を間違えている人が多いんです。vibeとvibesの違いを、この記事で整理しちゃいましょう!
英語のvibeは日本語の「バイブス」より広い意味で使われています。
例文を覚えて、オンライン英会話のフリートークなどでぜひ使ってみてくださいね。
vibeとvibesの意味の違い- 名詞・動詞それぞれの使い方と例文
- 「バイブス上がる」の自然な英語表現
- スラングを使わない言い換え表現
【vibe】と【vibes】の意味の違いを先に整理



まず結論から知りたい。vibeとvibesって何が違うの?



vibeは名詞でも動詞でも使える単語で、使い方は全部で4種類。表で見ると一目瞭然です。
| 形 | 品詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
vibe | 名詞(単数) | (1つの)雰囲気・感じ | a good vibe |
vibes | 名詞(複数) | 雰囲気・フィーリング | good vibes |
vibe | 動詞(原形) | リラックスする・気が合う | Let’s just vibe. |
vibes | 動詞(三人称単数現在) | 〜は気が合う | He vibes with me. |
つまり「名詞の単数形・複数形」と「動詞の原形・三人称単数現在形」の4種類の使い方があるということです。
スラングといっても、普通の名詞や動詞と同じ考え方で使えるので安心してください。
ここからは、それぞれの使い方を例文と一緒に見ていきましょう。
英語の【vibe】(バイブ)の意味と使い方
語源は「vibration(振動)」
vibeは、もともと『振動』を意味するvibrationという単語から来ています。
その場の空気や人から伝わってくる「揺れ・波動」のイメージが、「雰囲気・感じ」という意味につながっています。
名詞の【vibe】は「(1つの)雰囲気・感じ」
名詞のvibeは、人・場所・物から伝わってくる雰囲気やムードを指します。
I got a negative vibe at the party.(パーティーはなんだか雰囲気がよくなかった)That theater had a really good vibe.(あの劇場は本当にいいムードだった)
単数のa vibeは、その場の全体的な空気感を「1つのもの」として指すときに使います。
動詞の【vibe】は「リラックスする・気が合う」
vibeを動詞で使う場合は、『リラックスする・楽しむ・たむろする・仲良くなる』というような複数の意味があります。



類義語でいうとto chill、to relax、to enjoy、to hang out、get alongなどです。
You seem like a person I can vibe with.(あなたは一緒に楽しい時間を過ごせそうな人だね)I just vibe on the beat.(ビートに乗るだけだよ)Let’s just vibe.(ゆっくりしよう)
意味はその時の状況によって変わりますが、動詞のvibeはポジティブな意味合いで使われます。
英語の【vibes】(バイブス)の意味と使い方



sが付いてvibesになると、どう変わるの?



「名詞の複数形」か「動詞の三人称単数現在形」のどちらかです。順番に見ていきましょう。
名詞の【vibes】は「雰囲気・フィーリング」
名詞のvibesはvibeの複数形で、その人や場所、物にあるオーラや雰囲気・ムードのことを指します。
使うときは、have・give・getなどの動詞と、どんな雰囲気なのかを表す形容詞を組み合わせるのが基本です。
He gives me bad vibes.(彼はなんだか良くない雰囲気がする)It gives me a nostalgic vibe.(なんだか懐かしい感じがする)She has great vibes.(彼女は素晴らしい雰囲気だね)
前につく形容詞しだいで、ポジティブな意味にもネガティブな意味にも変わります。



名詞のvibesの類義語はatmosphere、feeling、auraなどです。
単数の【vibe】と複数の【vibes】の使い分け
名詞として使う場合は、単数でも複数でも使うことができます。
a vibeは1つの全体的な空気感を、vibesは人や場所から伝わってくる雰囲気・フィーリングを幅広く指します。
日常会話ではgood vibesのように複数形で使われることも多く、どちらを使っても意味は十分伝わります。
動詞の【vibes】は三人称単数現在形
主語がhe・she・itなど三人称単数の場合は、動詞のvibeに三人称単数現在形のsが付いてvibesとなります。
He vibes with me.(彼とは気が合う)She vibes with everyone in the office.(彼女は職場の全員と仲良くなる)
動詞の使い方は原形と同じで、主語が変わったのでsが付いているだけです。
「バイブス上がる」は英語でなんて言う?



日本語の「バイブス上がる」って、英語でそのまま言えるの?



直訳すると不自然になっちゃうんです。ネイティブらしい言い方を紹介しますね。
日本語の「バイブス上がる」は、「テンションが上がる・気分が上がる」という意味で使われています。
その意味を英語で伝えるなら、pumped up(ワクワクする・気合いが入る)を使うのが自然です。
I’m really pumped up for the party this weekend.(今週末のパーティーにむけてテンションが上がってきたよ)This place has such good vibes!(ここ、すごくいい雰囲気!)
英語のvibesは、自分ひとりの感情というより、人や場所から伝わってくる空気感を表す言葉です。
「自分のテンションが上がった」と言いたい場合は、pumped upを使うほうが自然に伝わります。
【vibe】【vibes】を使わない英語の言い換え表現



スラングを使わない言い方も知りたいな。



フォーマルな場面でも使える言い換えを紹介します。さっきの例文を書き換えてみますね。
vibe・vibesはとても便利な言葉ですが、スラングなのでどこでも使えるわけではありません。
ここでは、先ほどの例文をスラングなしで言い換える方法を紹介します。
動詞の【vibe】を言い換える
You seem like a person I can vibe with.⇒You seem like a person I can spend fun time with./spend:(時間を)過ごすI just vibe on the beat.⇒I just enjoy the beat./enjoy:楽しむ、満喫するLet’s just vibe.⇒Let’s just relax./relax:リラックスする。chillを使っても同じ意味になりますHe vibes with me.⇒We hit it off./hit it off:気が合う、意気投合するShe vibes with everyone in the office.⇒She gets along with everyone in the office./get along with ~:〜と仲良くする
名詞の【vibe】【vibes】を言い換える
He gives me bad vibes.⇒He gives me a funny feeling./a funny feeling:「面白い感じ」ではなく「不審な感じ・奇妙な感じ」という意味It gives me a nostalgic vibe.⇒It gives me a nostalgic mood./mood:雰囲気、印象She has great vibes.⇒She has a great personality./personality:性格だけでなく「個性・魅力」という意味も持つI got a negative vibe at the party.⇒I felt a weird tension at the party./weird:変な、妙なThat theater had a really good vibe.⇒That theater had a really good atmosphere./atmosphere:(特定の場所や状況に漂う)空気、雰囲気
言い換え表現とセットで覚えると、vibe・vibesの意味そのものもより深く理解できます。
【vibe】【vibes】を使うときの注意点
vibe・vibesはあくまでもスラングです。
授業で提出するような文章や、フォーマルな場面ではあまり使いません。
友達とのフリートークやSNSなど、カジュアルな場面で使うのがおすすめです。



オンライン英会話の先生に「この使い方は自然?」と聞いてみるのもおすすめですよ。
まとめ:vibeとvibesの違いを押さえて使いこなそう
日本語でも使われている「バイブス」の、英語での正しい使い方を紹介しました。
vibeは「名詞の単数形」または「動詞の原形」vibesは「名詞の複数形」または「動詞の三人称単数現在形」- 名詞は「雰囲気・ムード」、動詞は「リラックスする・気が合う」
- 「バイブス上がる」は
pumped upで表すのが自然 - スラングなのでフォーマルな場面では言い換え表現を使う
スラングは、使い方を間違えると不自然に聞こえますが、正しく使えば一気にネイティブらしい英語になります。
まずはgood vibesあたりから、日常会話で試してみてくださいね。
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