単語も文法も知っているはずなのに、英文を読むとやたら疲れる。
そんな相談を、レッスンの中でもよく受けます。
オット英文を読む練習って、結局何を読めばいいの?教科書だけじゃ量が足りない気がするし。



多読は、教材選びで挫折するかどうかが決まります。続けやすい教材を5つのジャンルに分けて紹介しますね。
この記事では、英語のリーディング量を増やしたい方に向けて、無理なく続けられる多読教材を5つ紹介します。
- 多読と精読の違い
- 多読におすすめの教材5ジャンル
- それぞれの始め方・選び方のコツ
- 多読教材を選ぶときの共通ポイント
多読とは?英文を読む絶対量を増やすトレーニング
多読とは、1文ずつ正確に文法解析する精読とは違い、多少わからない単語があっても止まらずに読み進めるトレーニングです。
英文を読むスピードを上げるには、結局のところ英文にたくさん触れる時間を増やすことが欠かせません。
読み方そのもののコツやトレーニング手順については、別記事でも詳しく解説しています。
→英語の読解力を楽しく伸ばす8つのステップ|挫折しない読み方トレーニング
この記事では、その練習に使う「教材そのもの」を何にするかにフォーカスして紹介します。
英語の多読におすすめの教材5選



じゃあ、実際に何を読めばいいの?



私が受講生に紹介しているのは、この5つのジャンルです。共通点は、内容の理解を助けてくれる「手がかり」があることです。
1.海外のニュースサイト
インターネットがあれば、英字新聞を購読しなくてもいくらでも英語の記事に触れられます。
ポイントは、硬いニュースだけでなく自分が興味のある分野(スポーツ・エンタメ・テクノロジーなど)の記事を選ぶことです。
興味がある内容なら、知らない単語が出てきても文脈から意味を推測しやすくなります。
レベル別のニュースサイトは、こちらの記事でまとめています。
→無料で英字新聞・英語新聞が読めるおすすめサイト レベル別20選
→やさしい英語で海外ニュースを楽しめる『TIME for Kids』で英語リーディングをする方法
2.英語版で読める日本のマンガ
知名度の高い日本のマンガは、海外向けに英語版が出版されていることが多くあります。
すでにストーリーや設定を日本語で知っている作品を選ぶと、内容理解に頭を使わない分、英文そのものに集中できます。
会話文が多いマンガは、教科書的な英語よりも日常の口語表現に触れられるのも利点です。
探し方やおすすめ作品は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→英語で読める日本の漫画バイリンガル版おすすめ8選!日本語訳つきで英語学習にも
3.日本語訳がある本の原書
もともと海外で出版されて日本語にも翻訳されている本であれば、先に日本語版であらすじを知ってから原書に挑戦する方法があります。
ストーリーの展開が頭に入っているので、多少読めない部分があっても迷子にならずに読み進められます。
1冊を読み切った経験は、その後の学習を続けるモチベーションにもつながります。
おすすめの洋書は、こちらの記事でも紹介しています。
→英語学習にもおすすめの洋書ノンフィクション6選|現役コーチが厳選
4.やさしい英語で書かれたWikipedia
通常の英語版Wikipediaは説明が詳しい分、文章量が多く読み切るのが大変です。
やさしい単語と短い文で書かれたSimple English Wikipediaを使えば、興味のあるテーマの概要をサクッと読む練習ができます。
使い方の詳細は、こちらの記事で解説しています。
→Simple English Wikipediaとは?英語リーディング学習に使える理由と使い方
5.海外の掲示板・SNSのコメント欄
Redditのような海外の掲示板には、ネイティブが日常的に使うカジュアルな英語がそのまま集まっています。
自分の好きな話題のコミュニティを1つフォローしておくと、教科書には出てこない生きた表現や、海外のカルチャーに触れられます。
匿名の投稿が多い分、言葉遣いが荒い書き込みや誤字も混じっている点は差し引いて読んでください。
多読教材を選ぶときのコツ



5つも選択肢があると、逆にどれから手をつけるか迷いそう。



選ぶときの軸は3つだけです。この3つを押さえれば、どれを選んでも挫折しにくくなりますよ。
すでに内容を知っているものから始める
初めて読む多読教材は、内容が完全に未知のものよりも、あらすじや設定を知っているものを選びましょう。
内容理解の負担が減る分、英文そのものを読む練習に集中できます。
完璧に理解しようとしない
わからない単語が出るたびに辞書を引いていると、読むスピードも読む量もなかなか伸びません。
文全体の意味が大きく変わらない単語であれば、いったん読み飛ばして先に進む判断も必要です。
好きなジャンル・興味のある話題を選ぶ
多読を継続する一番のコツは、単純に「読みたいと思えるもの」を選ぶことです。
硬いビジネス英語だけでなく、カジュアルな英語にも触れておくことで、リーディングだけでなく英会話にも活かせる語彙が広がります。
レベルの見極め方の目安
教材のレベルが合っているかどうかは、1ページ読んで知らない単語がいくつ出てくるかで判断できます。
知らない単語が1ページに5個以内であれば、文脈から意味を推測しながら読み進められる目安です。
逆にほとんどの単語が意味不明な状態だと、内容理解より単語調べに時間を取られて挫折しやすくなります。
その場合は、無理をせずワンランクやさしい教材に切り替えましょう。
まとめ



最後に、今日のポイントをまとめてくれる?



はい、ぎゅっと整理しますね。
- 多読は、多少わからなくても止まらず読み進める練習
- 教材はニュース・マンガ・洋書・Wikipedia・掲示板の5ジャンルから選べる
- 内容を知っているものから始めると挫折しにくい
- 完璧に理解しようとせず、興味のある話題を選ぶのが続けるコツ
英文を読むスピードを上げる近道は、結局のところ英文に触れる量を増やすことです。
まずは今日紹介した5つの中から、いちばん気軽に始められそうなものを1つ選んでみてください。
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