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ワーキングホリデーの国はどう選ぶ?目的別に見るカナダ・オーストラリア・イギリスの違い

ワーキングホリデーを考え始めると、「協定国はいくつもあるけれど、結局どこを選べばいいのか」で悩む方は多いはずです。

国によって、年齢条件や滞在できる期間、申請の仕組みは異なります。

この記事では、現役の個人英語コーチである私が、代表的な3か国の制度の違いと、目的別の選び方を紹介します。

オット

ワーホリの国って、結局何を基準に選べばいいの?

エリカ

制度の違いを知っておくと選びやすくなりますよ。今日は代表的な3か国を比較してみましょう。

この記事でわかること
  • カナダ・オーストラリア・イギリスの年齢条件と滞在期間の違い
  • 長期でじっくり滞在したい人に向いている国
  • 初めての海外生活に踏み出しやすい国
  • 語学力を活かして暮らしを楽しみたい人に向いている国
  • ビザ申請前に必ず確認すべきこと
目次

3か国の年齢条件・滞在期間をまず比較する

国を選ぶ前に、まずは基本的な制度の違いを押さえておきましょう。

以下は2026年8月時点で確認できた、日本国籍者向けの主な条件です。

制度は変更されることがあるため、申請前に必ず各国政府の公式サイトで最新情報を確認してください。

カナダ・オーストラリア・イギリスの基本条件
  • カナダ(IECワーキングホリデーカテゴリ):申請時点で18〜30歳。1回の滞在は最長12ヶ月。2025年4月の制度改定により、条件を満たせば生涯2回まで参加可能
  • オーストラリア(417ビザ):18〜30歳。初回の滞在は最長12ヶ月。所定の地方指定就労を満たすと、2回目・3回目のビザを申請できる制度がある
  • イギリス(Youth Mobility Scheme):18〜30歳(日本はカナダ・オーストラリア・ニュージーランド・韓国のような35歳までの延長対象には含まれない)。滞在期間の目安は2年。2024年以降、日本国籍者は抽選なしで申請可能
エリカ

数字だけ見ると似ていますが、「何回参加できるか」や「抽選の有無」は国によってけっこう違うんです。

とにかく長く・じっくり英語に浸りたいなら=カナダ

語学学校に通う期間と、実際に働く期間の両方をしっかり確保したい方には、カナダが選択肢になります。

2025年4月の制度改定により、条件を満たせば生涯2回までワーキングホリデーに参加できるようになりました。

1回あたりの滞在期間は最長12ヶ月のため、腰を据えて英語力を伸ばしたい方に向いています。

語学学校選びの基本的な考え方は留学先の語学学校の選び方と3つの活用法でも紹介しているので、あわせて参考にしてください。

初めての海外生活に踏み出しやすいのは=オーストラリア

オット

初めての海外生活だと、正直ちょっと不安なんだよね。

エリカ

それならオーストラリアが選択肢に入ってきます。語学学校の数が多く、情報も集めやすいですよ。

オーストラリアは語学学校の選択肢が多く、日本人向けのサポート体制を整えているエージェントや学校の情報も集めやすい国の一つです。

417ビザは18歳から30歳までが対象で、初回の滞在期間は最長12ヶ月です。

所定の地方指定就労を満たすことで2回目・3回目のビザを申請できる制度もありますが、条件は変更されることがあるため、検討する際は必ずオーストラリア政府の公式サイトで確認してください。

語学力を活かして暮らしを楽しみたいなら=イギリス

ある程度の英語力があり、語学学校よりも現地での暮らしそのものを楽しみたい方には、イギリスも選択肢になります。

イギリスのYouth Mobility Schemeは18歳から30歳までが対象で、滞在期間の目安は2年です。

以前は日本国籍者にも抽選の仕組みがありましたが、2024年以降は抽選なしで申請できるようになったことが、gov.ukの制度資料からも確認できます。

申請時には一定額の資金証明(貯蓄)が求められるため、渡航資金の計画は早めに立てておくと安心です。金額は変更されることがあるため、申請直前に必ずgov.ukで確認してください。

エリカ

制度が変わるタイミングもあるので、「数年前の情報」を鵜呑みにしないことが本当に大切です。

ビザ申請そのものは自分でも進められる

3か国とも、ビザ申請自体は個人で行える制度になっています。

エージェントを使うかどうかで悩んでいる方は、ワーキングホリデーの留学エージェントは必要?メリット・デメリットと自分で申請する方法で、メリット・デメリットと申請の進め方を詳しく紹介しています。

留学エージェント全般の選び方については留学エージェントの賢い使い方もあわせてご覧ください。

語学留学(学生ビザ)として国を選びたい方は、目的で選ぶ留学先、オーストラリア・イギリス・カナダ/アメリカの違いも参考になります。

国以外にも出発前に確認しておきたいこと

国選びと合わせて、出発前に確認しておきたい実務的なポイントもいくつかあります。

パスポートの残存有効期間は、渡航先の入国条件を満たしているか必ず確認してください。有効期限が近い場合は、余裕を持って更新しておくと安心です。

海外旅行保険や現地の医療保険についても、ビザの条件に含まれている国とそうでない国があります。加入の要否は各国のビザ申請ページで確認しましょう。

現地で得た収入は、帰国後に確定申告が必要になる場合があります。制度は年によって変わることがあるため、該当しそうな方は税務署や専門家に確認しておくと安心です。

まとめ:制度の違いを知ってから国を決める

ワーキングホリデーの国選びは、雰囲気やイメージだけで決めてしまうと、後から「思っていた制度と違った」となりがちです。

年齢条件・滞在期間・参加できる回数といった基本的な制度を先に押さえておくことで、自分の目的に合った国を選びやすくなります。

この記事の要点
  • カナダ・オーストラリア・イギリスとも年齢条件は18〜30歳が基本
  • じっくり英語に浸るならカナダ、初めての海外生活ならオーストラリアが選択肢
  • 語学力を活かして暮らしを楽しむならイギリスが選択肢
  • 年齢・回数・滞在期間などの制度は変更されるため、申請前に必ず公式サイトで確認する

制度を正しく理解した上で、自分の目的に合った国を選んでください。

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この記事を書いた人

現役の個人英語コーチ。英検1級・TOEIC975点。高校時代にアメリカ・カンザス州ウィチタへ1年間留学し、その後カリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学。自身の経験をもとに、個人英語コーチとして受講生の指導にあたっている。

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