ビジネス英語を読めるようになりたいけれど、何から読めばいいのか分からない。
そんな相談を、レッスンの中でもよく受けます。
オットビジネス英語の教材って、結局どのニュースサイトを読めばいいのか迷うんだよね。



実は今、海外の大手ニュースサイトはほとんどが有料化していて、選び方のコツも以前とは変わってきているんです。
この記事では、ビジネス英語を読む練習に使える海外メディアと、今の無料枠の状況、そして読み進めるときのコツを紹介します。
- ビジネス英語の練習になる海外メディア5つ
- それぞれの無料で読める範囲の目安
- 有料化が進んだ今の読み方の工夫
- 英文を読み進めるときの3つのコツ
海外の大手ニュースサイトは有料化が進んでいる
以前は多くの海外メディアが記事を無料で公開していましたが、現在は有力なメディアほど有料の会員登録(サブスクリプション)を必要とする傾向が強まっています。
「無料で読み放題」という前提でサイトを選ぶと期待外れになりやすいので、まずはこの前提を押さえたうえで、それぞれのメディアの特徴を見ていきましょう。
1.The New York Times
アメリカを代表する新聞社で、政治・経済から文化まで幅広い分野を高いクオリティで報じています。
月あたり一定本数までは無料で読める仕組み(メーター制)を採用していますが、無料本数は変動することがあるため、まずは公式サイトで現在の条件を確認してみてください。
2.The Wall Street Journal
アメリカを代表する経済紙で、金融・企業ニュースの情報源として世界的に高い信頼を得ています。
ほとんどの記事が有料会員限定で、無料で読める範囲はごく一部の見出し・要約に限られます。
本格的に読み込みたい場合は、有料プランの検討が必要になる媒体だと理解しておきましょう。
3.The Economist
イギリスの週刊誌で、政治・経済に対する鋭い分析記事に定評があります。
週に数本程度は無料で読める枠が用意されていますが、こちらも条件が変わることがあるため公式サイトでの確認が必要です。
1文が長く語彙レベルも高めなので、後述する多読の中でも中〜上級者向けの位置づけになります。
4.Bloomberg Businessweek
経済・金融ニュースに加えて、企業動向やテクノロジー分野の記事も充実しているメディアです。
運営元のBloombergは有料会員向けの記事が中心で、無料で読める記事数はごく限られています。
5.BBC News(Business)
イギリスの公共放送BBCが配信するニュースサイトで、Businessカテゴリではイギリスを中心に世界の経済ニュースを扱っています。
他の4媒体と違い、日本を含む国際市場向けには引き続き無料で読める記事が中心です。
アメリカ在住ユーザー向けには有料プランが導入されましたが、この変更は今のところアメリカ国内向けに限られています。
無料で継続的に読みたい方は、まずBBC News Businessから始めるのが現実的な選択肢になります。
無料枠を賢く使うコツ



結局、無料で読み続けるにはどうしたらいいの?



1つのメディアに絞らず、複数を併用するのがシンプルでおすすめです。
NYT・WSJ・Economist・Bloombergはそれぞれ無料で読める本数の上限が別々に管理されています。
1つのメディアの無料枠を使い切ったら別のメディアに移る、という読み方をすれば、実質的に読める記事の本数を増やせます。
BBC News Businessのように無料枠を気にせず読めるメディアを軸にしつつ、他のメディアをサブとして併用するバランスが現実的です。
いずれの媒体も、無料で読める条件は今後変わる可能性があるため、気になるメディアが見つかったら公式サイトで最新の条件を確認する習慣をつけておきましょう。
英文を読むときの3つのポイント



無料で読める記事が限られてるなら、1記事をもっと丁寧に読み込んだ方がいいのかな。



気持ちは分かりますが、実はその逆です。限られた記事数だからこそ、読み方の質を意識してほしいんです。
1.最初から全部読もうとしない
真面目な人ほど、1つの記事を隅から隅まで読もうとしてしまいます。
見出しとリード文(冒頭の要約段落)だけを先に読んで、興味のある記事だけ本文に進むという選び方でも、十分に読解の練習になります。
2.いちいち辞書で調べない
知らない単語が出るたびに辞書を引いていると、1つの記事を読むだけで多くの時間がかかってしまいます。
文全体の意味が大きく変わらない単語であれば、いったん読み飛ばして先に進む判断も必要です。
ビジネスニュースには決まったキーワード(revenueやearningsなど)が繰り返し登場するので、量をこなすうちに自然と覚えていきます。
3.全体の7割が理解できればOK
全てを理解できている必要はなく、7割ほどを目標にして読み進めてみましょう。
詳細まで分からなくても、大意がつかめれば問題なく読み進められるものです。
無理なく多読を続ける方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
→独学で英語リーディング力を伸ばす教材5選|多読におすすめのジャンルと選び方
初級者の方でやさしい英語のニュースから始めたい場合は、子供向けニュースサイトを使う方法もあります。
→やさしい英語で海外ニュースを楽しめる『TIME for Kids』で英語リーディングをする方法
まとめ



今日のポイント、最後にまとめてもらえる?



はい、ぎゅっと整理しますね。
- NYT・WSJ・Economist・Bloombergは基本有料、無料枠は変動するため要確認
- BBC News Businessは国際市場向けには引き続き無料で読める
- 見出し・リード文だけ読む拾い読みも立派な練習になる
- 辞書に頼りすぎず、7割理解できればOKという意識で読み進める
有料化が進んだとはいえ、無料で読める部分だけでも十分に多読の練習台になります。
まずはBBC News Businessなど無料で読みやすいメディアから、今日紹介した3つのコツを意識して読んでみてください。
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