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留学先の国はどう選ぶ?目的別に見るオーストラリア・イギリス・カナダ/アメリカの特徴

留学を考え始めると、「そもそもどの国を選べばいいのか」で立ち止まる方は少なくありません。

国によって語学学校の環境やビザの制度、留学後に活きる経験の方向性は変わってきます。

この記事では、現役の個人英語コーチである私が、目的別に留学先を考えるための視点を紹介します。

オット

留学先の国って、結局どこがいちばんいいの?

エリカ

実は「いちばん」はなくて、何を優先したいかで向いている国が変わってくるんです。

この記事でわかること
  • 国選びの前に整理しておきたい目的の軸
  • 留学のしやすさを重視する場合の考え方
  • 本格的に英語力を伸ばしたい場合の考え方
  • 留学後のキャリアを見据えた場合の考え方
  • ビザ・費用について必ず確認すべきこと
目次

国を選ぶ前に、まず「留学の目的」を整理する

オット

国の名前から考えちゃダメなの?

エリカ

国名から入ると、後で「イメージと違った」となりやすいんです。まずは目的を言葉にしてみましょう。

留学の目的は人によってさまざまで、「とにかく海外生活に慣れたい」という方もいれば、「資格試験レベルまで本格的に英語力を伸ばしたい」という方、「留学後のキャリアや進学につなげたい」という方もいます。

目的が違えば、向いている環境も変わってきます。

ここでは目的を大きく3つに分けて、それぞれに向いている国の特徴を紹介します。

情報収集は「一次情報」から始める

目的が固まったら、次は情報収集です。

留学ブログやエージェントのサイトはイメージをつかむのに役立ちますが、最終的な判断材料は各国の大使館・領事館や語学学校の公式サイトなど、一次情報にあたる習慣をつけておきましょう。

留学フェアや相談会も、担当者に直接質問できる貴重な機会です。開催時期や参加校は年によって変わるため、興味のある方は主催団体の公式サイトで最新の開催情報を確認してみてください。

留学のしやすさ・生活基盤を優先するなら

初めての留学で、まずは海外生活そのものに慣れることを優先したい方には、語学学校の選択肢が多く、生活インフラが整っている国が向いています。

オーストラリアは語学学校の数が多く、都市によっては物価や治安に関する情報も比較的集めやすい国の一つです。

日本との時差も比較的小さいため、日本にいる家族や友人と連絡を取りやすいという声もよく聞きます。

ワーキングホリデー制度を使って渡航する人も多く、学校選びだけでなく渡航後の生活設計まで含めて情報が集めやすいのも特徴です。

オット

情報が集めやすいっていうのは、それだけで安心材料になりそうだね。

エリカ

はい。初めての海外生活だと、不安なときにすぐ調べられる環境があるかどうかは、想像以上に大きな違いになりますよ。

本格的に英語力を伸ばしたいなら

資格試験対策やアカデミックな英語力をしっかり伸ばしたい方には、語学学校のコース設計が充実している国が向いています。

イギリスには歴史のある語学学校や大学が多く、IELTSやCambridge英語検定といった資格対策コースを開講している学校も豊富にあります。

イギリス留学の情報収集の仕方やビザで確認すべきポイントについては、イギリス留学の情報収集と3つのメリット・確認すべきことで詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。

語学学校のコース選びそのものについては、留学のコース選びとレベルに合わせた組み合わせ方も参考になります。

留学後のキャリア・進学を見据えるなら

留学後のキャリアや進学まで見据えている方には、大学やコミュニティカレッジなど、教育機関のインフラが整っている国が向いています。

カナダやアメリカには大学が数多くあり、2年制のコミュニティカレッジを経由してから4年制大学に編入するというルートも一般的です。

語学学校での学びを、そのまま次の進学ステップにつなげやすいのが、この2か国に共通する特徴です。

アメリカには「人生に迷ったら大学に行け」という言葉があるほど、大学進学がキャリアと結びついた文化的背景があります。

資格取得や単位取得を目的にした語学学校のプログラムも多く、留学後の進路をイメージしながら学校を選べるのが強みです。

エリカ

大学見学やオープンキャンパスに参加できる学校もあるので、進学を考えている方は現地の情報も早めに集めておくと安心ですよ。

国選びと合わせて必ず確認したいこと

オット

国が決まったら、あとは学校を探すだけでいいの?

エリカ

その前に、ビザと費用だけは必ず公式情報で確認してください。ここを飛ばすと後で困ることが多いんです。

ビザの種類や条件、学費・生活費の目安は、国や時期によって変わります。

ブログや留学エージェントのサイトで紹介されている金額や条件も、実際に申請する時点では変更されている可能性があります。

渡航先が決まったら、必ず大使館や各国政府の公式サイトなど、一次情報の窓口で最新情報を確認してください。

留学前に基礎力を作っておくことも大切です。詳しくは英語力ゼロでの留学が危険な理由|成功させるための2つの準備で解説しています。

語学学校の選び方そのものは留学先の語学学校の選び方と3つの活用法、大人になってからの留学の強みは大人になってからの留学だからこそ得られる3つの強みで紹介しています。

ワーキングホリデー制度を使った渡航を考えている方は、目的で選ぶワーキングホリデーの国、カナダ・オーストラリア・イギリスの違いもあわせてご覧ください。

まとめ:国名より先に、目的を決めておく

留学先の国選びに、絶対の正解はありません。

ただ、「留学のしやすさ」「本格的な英語力」「キャリアや進学」のどれを優先したいかを先に決めておくと、国選びで迷う時間はぐっと減らせます。

この記事の要点
  • 国名より先に、留学で何を優先したいかを整理する
  • 留学のしやすさ重視ならオーストラリアが選択肢になる
  • 本格的な英語力・資格対策を重視するならイギリスが選択肢になる
  • キャリアや進学まで見据えるならカナダ・アメリカが選択肢になる
  • ビザ・費用は変更されるため、渡航前に必ず公式情報で確認する

目的さえはっきりしていれば、国選びは難しいものではなくなります。

まずは「自分は留学で何を優先したいのか」を、紙に書き出すところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

現役の個人英語コーチ。英検1級・TOEIC975点。高校時代にアメリカ・カンザス州ウィチタへ1年間留学し、その後カリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学。自身の経験をもとに、個人英語コーチとして受講生の指導にあたっている。

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