「英検の二次試験で、面接委員の質問が聞き取れなかったらどうしよう…」
面接対策を始めると、必ずと言っていいほど出てくる不安ですよね。
「聞き返した時点で減点される」という噂を聞いて、余計に緊張してしまっている方も多いのではないでしょうか。
オット英検の面接って、質問を聞き返したらその時点で減点されるって本当なの?



それは誤解です。公式サイトには「自然な聞き返しなら減点の対象にならない」と明記されているんですよ。ただし減点につながる聞き返し方もあるので、順番に説明しますね。
- 聞き返しが減点になるかどうかの公式の見解
- 減点につながる聞き返し方の特徴
- 面接でそのまま使える聞き返しフレーズ
- 聞き返しても分からなかった時の立て直し方
英検面接で聞き返すと減点される?【公式の見解】



そもそも、面接の途中で聞き返すこと自体は許されているの?



許されています。運営元の日本英語検定協会が、公式サイトではっきり説明しています。
公式サイトに「自然な聞き返しは減点対象ではない」と明記されている
日本英語検定協会の「2級の試験内容」ページには、二次試験について次のように書かれています。
「質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた『聞き返し』なら、減点の対象にはなりません。ただし、不自然に行われたり、くり返し聞き返したりした場合は、減点の対象になります。」
つまり「聞き返した時点で減点」という噂は、公式の説明と食い違っています。
聞き取れなかった時に、会話の流れの中で自然に聞き返すのはまったく問題ありません。
なお、ここで扱っているのは3級以上で実施される面接形式の二次試験の話です。
級によって試験内容は異なるので、細かい部分はご自身の受験級のページで確認してください。
減点になるのは「不自然な聞き返し」と「くり返しの聞き返し」
一方で、先ほどの公式の説明には、減点の対象になるケースも書かれていました。
- 不自然なタイミング・不自然な形で行われた聞き返し
- 同じ質問を何度もくり返し聞き返すこと
たとえば、長い沈黙のあとに聞き返すと「考える時間を稼いでいる」ように見えて、不自然な印象になります。
また、毎回の質問をすべて聞き返していれば、聞き取る力が足りないと判断されても仕方ありません。
聞き返しは「聞き取れなかった質問に対して、その場ですぐ1回」が基本です。
黙り込むより聞き返した方がいい理由
同じ2級のページには、面接の評価について「応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価」と書かれています。
質問が分からないまま黙り込んでしまうと、この「コミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」を見せる機会そのものを失ってしまいます。
分からない時に英語で確認するのは、実際の会話でも普通に行われるコミュニケーションです。
沈黙するくらいなら、堂々と聞き返しましょう。
面接で使える聞き返しフレーズ



聞き返していいって分かって安心したよ。実際は何て言えばいいの?



定番フレーズを2〜3個覚えておけば十分です。本番で口から出るように、声に出して練習しておきましょう。
質問全体が聞き取れなかったとき
I beg your pardon?(もう一度お願いできますか)Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか)Could you repeat the question, please?(質問を繰り返していただけますか)
どれか1つ、迷わず言えるものを決めておくのがおすすめです。
私は生徒さんには、短くて丁寧なI beg your pardon?をまず覚えてもらっています。
実際の面接では、こんな流れになります。
面接委員の質問が聞き取れなかったら、間を置かずにすぐI beg your pardon?と返します。
面接委員が同じ質問をもう一度言ってくれるので、2回目は質問の型(Do you think 〜?やWhat do you 〜?など)に集中して聞き取り、落ち着いて答え始めれば大丈夫です。
一部だけ聞き取れなかったとき
質問の最後だけ聞き逃した、単語が1つ分からなかった、という場合は部分的に確認しましょう。
I'm sorry, could you repeat the last part?(すみません、最後の部分をもう一度お願いできますか)Do you mean 〜?(〜という意味ですか?と自分の理解を確認する)
全部を聞き返すより「どこが分からなかったか」を伝えられる方が、聞き取れている部分があると示せます。
避けたい聞き返し方
- 日本語で「え?」「もう一回いいですか」と聞き返す
What?の一言だけで聞き返す(ぶっきらぼうな印象)- 無言のまま首をかしげて相手の反応を待つ
英検はあくまで英語のコミュニケーションを測る試験です。
聞き返す時も英語で、ひとこと添えて丁寧に。これだけで印象は大きく変わります。
聞き返しても分からなかったときの対処法



もう一度言ってもらっても分からなかったら、さすがに終わりな気がする…。



そんなことありません。聞き取れた単語が1つでもあれば、そこから答えを組み立てられますよ。
聞き取れた単語から質問の意図を推測する
質問が完全に理解できなくても、聞き取れた単語から話題は推測できます。
たとえばsmartphoneとchildrenだけ聞き取れたなら、「子どもとスマートフォン」についての質問である可能性が高いですよね。
その話題について自分の意見を述べれば、たとえ質問の細部とずれても、沈黙よりずっと良い流れになります。
沈黙だけは避けて「伝えようとする姿勢」を見せる
面接で一番もったいないのは、何も言わずに時間が過ぎていくことです。
完璧な英文でなくても、知っている単語をつないで意見を伝えようとする姿勢が大切です。
短い文で構いません。I think 〜から話し始めてしまえば、続きは意外と出てくるものです。
本番前にできる対策
聞き返しに頼る場面を減らすには、面接の「型」に慣れておくのが一番の近道です。
- 公式サイトの英検バーチャル二次試験で、入室から退室までの流れを確認する
- 過去問の質問文を音声で聞き、即座に答える練習をする
- 聞き返しフレーズも含めて、家族や先生を相手に模擬面接をする
面接の進行パターンを知っていれば、「次はこういう質問が来る」と予測しながら聞けます。
予測できると聞き取りの負担が減るので、聞き返しの回数も自然と減っていきますよ。
模擬面接では、わざと質問を早口で言ってもらって聞き返す練習まで含めておくと、本番で慌てません。
「聞き返す練習」をしておくと、いざという時のフレーズが反射的に出るようになります。
まとめ
英検の面接では、自然な流れの中での聞き返しは減点の対象にならないと公式に明記されています。
怖いのは聞き返すことではなく、分からないまま黙り込んでしまうことです。
- 自然な聞き返しは減点の対象にならない(公式サイトに明記)
- 減点になりうるのは不自然な聞き返しと、くり返しの聞き返し
- 聞き返しは英語で丁寧に、その場ですぐ1回が基本
- 分からなくても、聞き取れた単語から意見を組み立てる
- バーチャル二次試験や模擬面接で面接の型に慣れておく
試験の内容や評価方法は変わることがあるので、受験前に必ずご自身の受験級のページを英検公式サイトで確認してくださいね。
準備した聞き返しフレーズをお守りにして、落ち着いて面接に臨みましょう。
LINE登録で無料英語講座を開催中


英語を話せるようになりたいけど、何から始めたら良いか分からない…
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、多くの方が最初の一歩でつまずいています。
そこで、【無料の「やりなおし英会話スタートガイド」】をご用意しました。
ゼロからでも大丈夫!
このガイドでは、英語学習のやり直しから効果的な勉強方法まで、詳しく解説。
さらに今なら、音声・動画教材を含む豪華7大特典付き!




コメント