TOEICのスピーキング関連の試験を調べていると、「TOEIC Speaking Test」と「TOEIC Speaking & Writing Tests」という似た名前の2つが出てきて混乱しませんか。
実はこの2つ、出題内容も受験料も別物の試験です。
この記事では、「話す」だけでなく「書く」力も測るTOEIC Speaking & Writing Testsについて、出題形式・受験料・スコアの仕組みを整理してご紹介します。
オットTOEIC Speaking & Writing Testsって、前に紹介してくれたTOEIC Speaking Testと何が違うの?



スピーキングに加えてライティングの問題も含まれる試験なんです。今日はこちらの出題形式を詳しく見ていきましょう。
- TOEIC Speaking & Writing Testsとは何か
- Speakingパート(11問)の出題形式
- Writingパート(8問)の出題形式
- 受験料とスコアの仕組み
TOEIC Speaking & Writing Testsとは



そもそも、どういう試験なの?



IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が実施する、「話す」力と「書く」力をまとめて測定する試験です。
試験会場でパソコンを使って受験する公開テスト形式で、Speakingパート(11問・約20分)とWritingパート(8問・約60分)の2つで構成されています(出典:IIBC公式サイト「TOEIC Speaking & Writing Tests」)。
日常生活やビジネスシーンで活きる英語力を測る試験として案内されており、4技能を評価する大学入試での活用例もあるとされています(出典:IIBC公式サイト)。
「TOEIC Speaking Test」(単体)との違い
似た名前の試験に、スピーキングのみを測定するTOEIC Speaking Test(単体)があります。
Speakingパートの出題形式自体はTOEIC Speaking & Writing TestsのSpeakingパートとほぼ同じですが、単体の試験にはWritingパートが含まれません。
スピーキング力だけを測りたい方は、単体のTOEIC Speaking Testについて詳しく解説した別記事「TOEIC Speaking Testとは?出題形式と対策法を解説」もあわせてご覧ください。



ライティングまで含めて4技能をアピールしたいかどうかで、選ぶ試験を決めるとよいですよ。
Speakingパートの出題形式(11問・約20分)



Speakingパートは具体的にどんな問題が出るの?



5つのタイプに分かれています。表にまとめたので見てみてください。
| 問題 | 内容 | 準備時間 | 解答時間 | 配点 |
|---|---|---|---|---|
| Q1-2 | 音読問題 | 45秒 | 45秒 | 0〜3点 |
| Q3-4 | 写真描写問題 | 45秒 | 30秒 | 0〜3点 |
| Q5-7 | 応答問題 | 準備なし | 15〜30秒 | 0〜3点 |
| Q8-10 | 情報に基づく応答問題 | 45秒 | 15〜30秒 | 0〜3点 |
| Q11 | 意見を述べる問題 | 45秒 | 60秒 | 0〜5点 |
(出典:IIBC公式サイト「テスト問題の構成」)
最後のQ11だけ配点が0〜5点と高く、準備45秒・解答60秒と最も長く話す問題になっています。
Writingパートの出題形式(8問・約60分)



Writingパートはどんな問題が出るの?英作文?



そうですね、こちらも3つのタイプに分かれています。順番に説明しますね。
Q1〜5:写真描写問題(合計8分)
提示された写真を見て、指定された2つの単語を両方使い、1つの英文を作成する問題です(出典:IIBC公式サイト「テスト問題の構成」)。
5問合計で8分という制限時間の中で解答します。配点は1問あたり0〜3点です。
Q6〜7:Eメール作成問題(各10分)
25〜50語程度の英文Eメールを読み、その内容に対する返信メールを作成する問題です。
1問あたり10分の制限時間で、配点は0〜4点です。
Q8:意見を記述する問題(30分)
提示されたテーマについて、自分の意見を理由や具体例とともに記述する問題です。
制限時間は30分と最も長く、配点も0〜5点とWritingパートの中で最も高く設定されています。



最後のエッセイ問題は配点も時間配分も大きいので、時間管理がスコアを左右しますよ。
- Q1〜5:写真描写問題(5問・合計8分・各0〜3点)
- Q6〜7:Eメール作成問題(2問・各10分・各0〜4点)
- Q8:意見を記述する問題(1問・30分・0〜5点)
受験料とスコアの仕組み



受験料とかスコアの出方も、単体のSpeaking Testとは違うの?



はい、金額もスコアの段階も少し違います。整理しますね。
受験料は10,450円(税込)です(2026年8月時点、出典:IIBC公式サイト「TOEIC Speaking & Writing Tests」)。追加申込期間中は料金が異なる場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで確認してください。
スコアはSpeaking・Writingそれぞれ0点から200点、10点刻みで算出されます(出典:IIBC公式サイト「テストのスコア」)。
あわせて、Speakingは8段階、Writingは9段階のScore Range Descriptor(能力レベル別評価)が表示されます。
Speakingにはさらに、発音・イントネーション&アクセントについて、それぞれHIGH・MEDIUM・LOWの3段階評価も加わります(出典:IIBC公式サイト「テストのスコア」)。
試験日程は年に複数回設定されています。2026年は9月13日・10月18日などの日程が公開されているので、詳しい日程は申し込み前に公式サイトで確認してください。
まとめ:4技能をアピールしたいならSpeaking & Writing
TOEIC Speaking & Writing Testsは、話す力と書く力をまとめて測定できる試験です。
Speaking11問・Writing8問という出題構成を事前に把握しておくと、当日の時間配分に迷いにくくなります。
特にWritingパートは配点の高いエッセイ問題に時間を割けるよう、練習の段階から時間を計って取り組んでみてください。
- Speaking11問(約20分)+Writing8問(約60分)で構成
- 受験料は10,450円(税込、2026年8月時点)
- スコアは各0〜200点。Speakingは8段階・Writingは9段階評価
- スピーキングのみでよければ単体のTOEIC Speaking Testも選択肢
自分が測りたい力に合わせて、試験の種類を選んでみてくださいね。
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