「英語を勉強してきたけれど、実際に仕事で使った経験はまだない」という方は多いのではないでしょうか。
語学留学だけでは、現地の職場で英語を使って働くという経験はなかなか得られません。
そこで近年、語学の勉強にプラスして現地企業で就業体験ができる「海外インターン」に注目が集まっています。
この記事では、現役の個人英語コーチである私が、海外インターンで英語とビジネススキルを同時に身につける方法をご紹介します。
オット海外インターンって、留学とはまた違うものなの?



はい、目的も得られる経験も違います。今日はその違いから整理していきますね。
- 海外インターンと語学留学の違い
- 海外インターンで得られる3つのメリット
- 参加に必要な英語力の目安と探し方
海外インターンとは?語学留学との違い



留学すれば、そのうち働く経験もできそうな気がするけど。



実は、語学留学のビザのままでは現地企業で働くことはできません。
海外インターンとは、現地の企業で一定期間、就業体験をするプログラムのことです。
語学学校に通うだけの留学と違い、実際の職場でメールのやり取りや資料作成、電話対応などの業務を英語で行います。
語学留学ビザのままでは就労が認められないため、多くの場合、留学エージェントや大学のプログラム、インターン専門の派遣団体を通じて参加することになります。
報酬については無給のケースが多く、その分、就労経験そのものを得ることが目的になります。
任される業務は、資料作成やスケジュール調整、メールの送受信、電話でのアポイントメント対応など、アシスタント的なポジションが中心になることが一般的です。
専門的な業務でなくても、指示や説明はすべて英語で行われるため、完全な英語環境の中で働く感覚を体験できます。
海外インターンで得られる3つのメリット



無給でも参加する価値があるの?



お金には代えがたいメリットが、大きく3つあります。
メリット①:実務レベルの英語力が鍛えられる
教室で習う英語と、実際の職場で使う英語は別物です。
メールの書き方、電話応対、会議での受け答えなど、実務ならではの表現やマナーは、実際に働いてみないとなかなか身につきません。
メリット②:正規雇用につながる可能性がある
インターン期間中の働きぶりが評価されれば、そのまま正規雇用のオファーにつながることもあります。
未経験の留学生がいきなり正社員として採用されるのは簡単ではありませんが、インターンという形であれば、まず会社の中に入り込むチャンスを得やすくなります。
多くの企業は、実績が未知数の人をいきなり正社員として雇うことにはリスクを感じるものです。
インターンとしてまず現場に入り、期間中に自分の能力や働きぶりを見てもらうことができれば、正規雇用への切り替えを打診されるケースも出てきます。
メリット③:就職活動でアピールできる実績になる
インターンの期間が満了すると、修了を証明する書類が発行されるケースが一般的です。
「海外の職場で英語を使って働いた経験がある」という実績は、帰国後の就職活動や転職活動でも説得力のあるアピール材料になります。
「英語ができます」という自己申告よりも、「実際に英語圏の職場で〇ヶ月働き、こういう業務を担当した」という具体的な経験のほうが、採用担当者にも伝わりやすくなります。
参加に必要な英語力の目安



誰でもすぐに参加できるわけじゃないよね?



その通りです。ある程度の基礎力があったほうが、得られるものも大きくなります。
求められる英語力は募集先の企業や職種によって差がありますが、コーチとしての実感では、TOEIC700点前後が一つの目安になることが多いです。
基礎的な英語力が不足したまま現地に行ってしまうと、業務の指示が理解できず、十分な経験を積めないまま終わってしまうこともあります。
自分の英語力に不安がある場合は、焦って渡航するより、まず基礎固めを優先することをおすすめします。
特に、聞き取った指示の内容を自分の言葉で言い換えて確認するスピーキング力は、インターン先でとても役立ちます。
また、業務の指示は口頭で早口に伝えられることも多いため、リスニング力も同じくらい重要です。
渡航前に、ビジネスシーンで使われる基本的な英語表現をあらかじめ練習しておくと、現地での不安がかなり軽減されます。
海外インターンの探し方



実際にインターン先を見つけるには、どうすればいいの?



探し方はいくつかありますが、代表的な方法を3つ紹介しますね。
1つ目は、興味のある企業の採用ページを直接チェックする方法です。
“Internship”や“Careers”といった項目に、募集要項や応募条件が掲載されていることがあります。
2つ目は、留学エージェントやインターン専門の派遣団体を利用する方法です。
ビザの手続きや現地でのサポート体制が整っていることが多く、初めての海外インターンでも安心して臨みやすくなります。
3つ目は、学生団体AIESEC(アイセック)のような、国際的な学生交換プログラムを運営する組織を利用する方法です。
こうした団体は世界各国に拠点を持ち、学生向けの海外インターンシップの機会を紹介しています。
どの方法で探す場合でも、応募時には英語の履歴書(レジュメ)とカバーレターの提出を求められることがほとんどです。
これらの書類は独特のフォーマットがあるため、早めにテンプレートを調べて準備を進めておくと安心です。
選考の過程では、ビデオ通話などによる英語での面接が組み込まれていることも珍しくありません。
自己紹介や志望動機を英語で簡潔に話せるよう、事前に準備しておくとスムーズです。
まとめ
最後に、この記事でご紹介した内容を整理します。
- 海外インターンは、語学留学とは違い実際の職場で英語を使って働く経験ができる
- 実務英語力の向上・正規雇用の可能性・就職活動での実績づくりという3つのメリットがある
- TOEIC700点前後が一つの目安。企業の採用ページやエージェント、AIESECなどで探せる
海外インターンは、語学力とビジネススキルを同時に伸ばせる貴重な機会です。
興味がある方は、まず基礎的な英語力を固めるところから準備を始めてみてください。
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