英単語をひたすら書いて覚えようとしても、なかなか定着せずに挫折しそうになったことはありませんか。
実は、単語を丸暗記に頼らず効率よく覚えるための強い味方が「語源」です。
オット語源から覚えるって、なんだか難しそうなイメージがあるなあ。



実際はパズルのピースを組み合わせる感覚に近いんです。今日は語源を使った覚え方のコツをお伝えしますね。
- 語源を知ると英単語が覚えやすくなる理由
- 知っておくと応用が効く代表的な語源4つ
- 語源学習を日々の勉強に取り入れる具体的なステップ
- 語源を無料で調べられる信頼できるサイト
なぜ語源を知ると英単語が覚えやすくなるのか
predict(予測する)という単語を例に考えてみましょう。
この単語はpre+dictという2つのパーツに分解できます。
preはラテン語由来で「あらかじめ・前もって」という意味、dictもラテン語のdicere(言う)に由来するパーツです。
2つを合わせると「あらかじめ言う」となり、そこから「予測する・予言する」という意味にたどり着きます。
このように、語源のパーツごとの意味を知っていれば、単語全体の意味を辞書を引かずにおおまかに推測できるようになります。
1つの単語を丸ごと覚えるのではなく、パーツの意味を覚えておけば、同じパーツを持つ他の単語にも応用が効くのが最大のメリットです。
知っておくと応用が効く代表的な語源4つ



predict以外にも、代表的な語源ってあるの?



はい。まずはこの4つのパーツを覚えるだけでも、知っている単語がぐっと増えますよ。
pre-(あらかじめ・前もって)
pre-は「あらかじめ・前もって」という意味のパーツです。
predict(予測する)のほか、preview(試写・下見=あらかじめ見る)、prepare(準備する=あらかじめ整える)などに使われています。
port(運ぶ)
portはラテン語のportare(運ぶ)に由来するパーツです。
export(輸出する=外へ運ぶ)、import(輸入する=中へ運ぶ)、transport(輸送する=越えて運ぶ)、portable(持ち運びできる)など、ビジネスの場面でもよく使う単語が並びます。
tele-(遠く)
tele-はギリシャ語由来で「遠く・遠方の」という意味を持つパーツです。
telephone(電話=遠くの音)、television(テレビ=遠くを見る)、telescope(望遠鏡=遠くを見る道具)はすべてこのパーツを含んでいます。
scrib / script(書く)
scribやscriptはラテン語のscribere(書く)に由来するパーツです。
describe(描写する=詳しく書く)、subscribe(購読する・登録する=下に書く(署名する)が由来)、manuscript(原稿=手で書いたもの)などに使われています。
語源学習を日々の勉強に取り入れる3ステップ
語源は知識として眺めるだけでなく、実際の単語学習に組み込んでこそ効果を発揮します。
ステップ1:知っている単語から語源のパーツを探す
まずは、すでに知っている単語から語源のパーツを見つける練習をしてみましょう。
report(報告する)ならre(再び・戻す)+port(運ぶ)で「情報を持ち帰って伝える」という成り立ちが見えてきます。
ステップ2:同じパーツを持つ単語をまとめて覚える
1つのパーツを見つけたら、そのパーツを含む単語をまとめてノートに書き出してみましょう。
portならexport・import・transport・portableのように、関連語をセットで覚えると記憶に残りやすくなります。
ステップ3:知らない単語に出会ったら語源から意味を推測する
知らない単語に出会ったときも、すぐに辞書を引く前に、パーツから意味を推測してみましょう。
予測が外れることもありますが、この推測の練習を重ねること自体が、語源への感覚を育てるトレーニングになります。



単語の覚え方には語源以外にもいろいろなタイプがあるので、自分に合った方法と組み合わせるのがおすすめです。
語源を無料で調べられるサイト



気になった単語の語源って、どうやって調べればいいの?



英語版になりますが、Etymonlineという語源専門の辞書サイトが定番で使いやすいですよ。
Etymonline(Online Etymology Dictionary)は、英単語の語源を専門に解説している無料のオンライン辞書です。
調べたい単語を英語で検索すると、その単語がどの言語のどんな言葉に由来し、どう意味が変化してきたかが詳しく解説されています。
解説がすべて英語である点は少しハードルに感じるかもしれませんが、気になった単語が出てくるたびに「(単語名) etymology」で検索する習慣をつけておくと、語源の感覚が少しずつ身についていきます。
語呂合わせの「俗説語源」には注意する



語呂合わせで語源っぽい説明をしている単語帳も見たことあるよ。



そうなんです。覚えやすさ重視の語呂合わせと、実際の語源はまったく別物なので、そこは分けて考える必要があります。
ネット上や一部の単語帳には、こじつけの語呂合わせを「語源」として紹介しているケースが少なくありません。
暗記のきっかけとして語呂合わせを使うこと自体は悪くありませんが、それを本物の語源だと思い込んでしまうと、パーツの意味を他の単語に応用できなくなってしまいます。
「この語源の説明は本当だろうか」と気になったときは、Etymonlineのような専門の辞書サイトで一度確認する習慣をつけておくと安心です。
まとめ



語源から見ると、単語がただの丸暗記じゃなくなるんだね。最後にまとめをお願い!



はい、今回の要点を整理しますね。
- 語源のパーツの意味が分かると、単語全体の意味を推測できる
pre-(あらかじめ)・port(運ぶ)・tele-(遠く)・scrib/script(書く)は特に応用が効く- 知っている単語からパーツを見つけ、同じパーツの単語をまとめて覚える
- 知らない単語もパーツから意味を推測する練習をする
- 語源を調べるならEtymonlineが定番
語源を意識し始めると、これまでバラバラに見えていた単語同士が、パーツを通じてつながって見えてきます。
最初は難しく感じても、パーツの意味を1つ知るだけで芋づる式に語彙が増えていく感覚を味わえるはずです。
今日紹介した4つのパーツから、ぜひ普段の単語学習に取り入れてみてくださいね。
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