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英語でまだまだ青いはgreen|色にまつわる英語イディオム表現まとめ

日本語で「彼はまだまだ青い」と言うと、「経験が浅く未熟だ」という意味になりますよね。

では、これを英語にするとどうなるでしょうか。He is still blueと訳してしまいそうですが、実は正解ではありません。

オット

え、blueじゃないの?じゃあ何て言えばいいんだろう。

エリカ

正解はHe is still greenなんです。色にまつわる英語表現は、日本語の感覚とズレるものが多くて面白いんですよ。

この記事でわかること
  • 「未熟」を表す英語はblueではなくgreen
  • blue・yellow・goldにまつわる英語表現
  • white lieやred-handedなど、その他の色を使った定番表現
  • 和製英語「ゴールデンウィーク」の注意点
目次

Blue(青)にまつわる英語表現

オット

blueって、そもそも「憂鬱」みたいな意味もあるんだよね?

エリカ

その通りです。実は英語のblueには「憂鬱」「下品」「労働者階級」など、いくつもの顔があります。

気分の落ち込みを表すblue

feel bluehave the bluesは「気分が落ち込む・憂鬱だ」という意味の定番表現です。

I've got the blues today.(今日はなんだか気分が沈んでいる)のように使います。

音楽ジャンルの「ブルース」も、この「憂鬱」という意味が語源になっています。

計画を表すblueprint

TOEICにもよく登場するblueprintは、直訳の「青い写真」ではなく「設計図・大まかな計画」という意味です。

色の意味が薄れて名詞化した単語なので、そのまま覚えてしまいましょう。

階級・身分を表すblue

blue-collar jobは「肉体労働・現場仕事」を指す表現です。

作業服の色に由来するとされ、オフィスワーカーを指すwhite-collar jobと対で使われます。

一方で、blue blood(直訳:青い血)は「名門の血筋・貴族の家柄」を意味する表現です。

同じblueでも、使う場面によって正反対に近いイメージを持つのが面白いところです。

エリカ

1つの単語に複数の意味があると混乱しますよね。でも文脈さえ見えれば、意味は自然と絞り込めますよ。

Yellow(黄)にまつわる英語表現

オット

日本語だと黄色って、わりと明るいイメージだけど、英語だとどうなの?

エリカ

実は英語のyellowには、マイナスのイメージがつきまとう表現が多いんです。

yellow journalismは、事実を誇張したり扇情的に書き立てたりする報道姿勢を指す言葉です。

19世紀末のアメリカの新聞競争が由来とされ、今でも「センセーショナルな報道」を批判する際によく使われます。

また、yellow-bellied(直訳:お腹が黄色い)は「臆病な」という意味のスラングです。

Don't be so yellow-bellied.(そんなに臆病にならないで)のように使われます。

Gold(金)にまつわる英語表現

オット

goldは金色のイメージ通り、良い意味の表現が多そうだね。

エリカ

その通りです。人柄を褒めるときにも、ビジネスの場面でもよく登場しますよ。

人柄を褒めるgoldの表現

as good as goldは「とても素直な・信頼できる」という意味の表現です。

She's as good as gold.(彼女はとても素直でいい子だ)のように、子どもや人柄を褒める場面で使われます。

似た表現にhave a heart of gold(心根が優しい・思いやりがある)もあります。

ビジネスで使われるgoldの表現

golden handshakeは、退職・解雇の際に支払われる高額な退職金を指すビジネス英語です。

反対に、入社時に支払われる高額な契約金はgolden helloと呼ばれます。

「ゴールデンウィーク」は和製英語

日本語の「ゴールデンウィーク」は和製英語で、英語圏では通じません。

海外の人に説明するときはa series of holidays in Japan in late April and early May(4月末から5月初めにかけて日本にある連休)のように補足すると伝わりやすくなります。

Gold表現まとめ
  • as good as gold:とても素直な・信頼できる
  • heart of gold:心根が優しい
  • golden handshake:高額な退職金
  • golden hello:高額な入社契約金
  • 「ゴールデンウィーク」は和製英語で通じない

その他の色にまつわる英語表現

オット

blue・yellow・gold以外にも、よく使う色の表現ってある?

エリカ

日常会話でよく使う3つを紹介しますね。

white lieは「悪意のない、ついてもいい嘘」という意味です。

相手を傷つけないための小さな嘘を指し、日常会話でもよく登場します。

catch someone red-handedは「現行犯で捕まえる」という意味の表現です。

手が血で赤く染まった状態、つまり犯行の証拠を押さえた状態が由来とされています。

green with envyは「ひどく嫉妬している」という意味の表現です。

友人の成功を聞いてI'm green with envy.(うらやましくてたまらない)のように使えます。

ビジネスでよく使うblack・red

会計の場面では、in the black(黒字)とin the red(赤字)という表現がよく使われます。

The company is finally in the black.(その会社はついに黒字になった)のように使います。

日本語でも「黒字」「赤字」と色で表現するので、感覚がそのまま重なる珍しいパターンです。

また、家族や集団の中で問題児・厄介者を指すblack sheep(直訳:黒い羊)という表現もあります。

He's the black sheep of the family.(彼は家族の厄介者だ)のように使われます。

まとめ

色にまつわる英語表現は、日本語の感覚とズレているものが多く、知っているだけで英語表現の幅がぐっと広がります。

特にblue・yellow・goldは意味の広がりが大きいので、まずはこの3色から覚えてみてください。

本記事の要点
  • 「未熟」はblueではなくgreen
  • blueは憂鬱・計画・階級など複数の意味を持つ
  • yellow journalismyellow-belliedはマイナスの意味
  • golden handshakeなど、goldはビジネス表現にも登場
  • 「ゴールデンウィーク」は和製英語で通じない
  • in the black(黒字)・in the red(赤字)は日本語と感覚が一致

色の表現には、その言語が使われてきた文化や歴史が色濃く表れています。

単語を覚えるときは、こうした背景まで一緒に知っておくと記憶に残りやすくなりますよ。

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この記事を書いた人

現役の個人英語コーチ。英検1級・TOEIC975点。高校時代にアメリカ・カンザス州ウィチタへ1年間留学し、その後カリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学。自身の経験をもとに、個人英語コーチとして受講生の指導にあたっている。

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