栗や抹茶、さつまいもなど、秋になると恋しくなる味覚がたくさんありますよね。
でも、いざ英語で紹介しようとすると、カタカナ発音のまま言っても通じない単語が意外と多いんです。
この記事では、現役の個人英語コーチである私が、秋の味覚を英語で紹介するときに知っておきたい単語を6つ紹介します。
オットモンブランって、英語でも”marron”でモンブランって言うんじゃないの?



実は”marron”はフランス語で、英語圏ではほとんど通じないんです。今日はそういう単語をまとめて紹介しますね。
- 栗・抹茶・あんこ・さつまいも・柿を表す英単語
- カタカナ発音のまま言うと通じない単語の注意点
- マカロンを注文するときに気をつけたいポイント
栗は英語で”chestnut”、”marron”では通じない
モンブランなど栗を使ったお菓子でよく見る「マロン」という表記は、フランス語のmarron(栗)がそのまま日本語に取り入れられたものです。
英語で栗を表す単語はchestnutで、発音は「チェスナット」に近い音になります。
英語に”marron”という綴りの単語はほぼ存在しませんが、似た響きのmaroonという単語ならあります。
ただしこちらは栗色(濃い赤茶色)を指す色の名前で、食べ物としての栗という意味では使いません。
This chestnut cake looks delicious.(この栗のケーキ、美味しそう)のように使います。



アメリカではモンブラン自体があまりポピュラーなお菓子ではないので、chestnut creamやchestnut pureeのように説明を添えると伝わりやすいですよ。



色の名前と勘違いしそうだから、気をつけないとね。
抹茶は今や”matcha”がそのまま通じる
抹茶を英語で説明するとき、以前はgreen tea flavor(緑茶味)と言い換えた方が確実に伝わる場面もありました。
ですが、ここ数年でアメリカでは抹茶ラテなどが定番メニューになり、大手コーヒーチェーンのメニューにもmatchaという表記がそのまま並ぶほど浸透しています。
そのため今はmatchaとそのまま伝えるだけで、多くの場面で通じるようになりました。
Can I get a matcha latte?(抹茶ラテをもらえますか?)のように、カフェでもそのまま注文できます。
相手が抹茶に馴染みがなさそうな場合だけ、念のためgreen tea flavorと補足すると親切です。
あんこは”sweet red bean paste”
小豆を甘く煮てペースト状にしたあんこは、英語ではsweet red bean pasteと表現されます。
直訳すると「甘い小豆のペースト」で、見た目や材料をそのまま説明した名前になっています。
This mochi is filled with sweet red bean paste.(このお餅にはあんこが入っています)のように使います。
和菓子専門店では日本語そのままのankoという表記が使われていることもありますが、初めて説明する相手にはsweet red bean pasteを使う方が確実です。
もちは”rice cake”、かまぼこは”fish cake”
日本語の「もち」は英語のケーキとは全く別物に思えますが、英語ではrice cake(お米のケーキ)と表現されます。
材料をすり潰したりついたりしてひとまとめに固めたものは、丸くても四角くても英語で”cake”と呼ばれることがあるためです。
同じ発想で、魚のすり身をまとめて固めたかまぼこはfish cakeと呼ばれます。
さつまいもは要注意!日本のさつまいもとアメリカの”sweet potato”は別物



スイートポテトって、アメリカでもそのまま買えるの?



それが、同じ”sweet potato”という単語でも、実はアメリカと日本で中身が違うんです。
英語でsweet potatoというと、アメリカでは断面がオレンジ色で、ステーキやハンバーガーの付け合わせのフライにもよく使われる品種を指すのが一般的です。
皮が紫で中が黄色くねっとり甘い日本のさつまいもとは、味も食感も別物です。
近年はアメリカでも日系・アジア系スーパーやWhole Foodsなどで、日本のさつまいもがJapanese sweet potatoという名前で扱われるようになっており、以前より入手しやすくなっています。
Do you have Japanese sweet potatoes?(日本のさつまいもはありますか?)と聞けば、通常のsweet potatoと区別して探してもらえます。
柿は英語で”persimmon”、種類によって食べごろが違う
柿は英語でpersimmon(パーシモン)と言い、和食レストランのデザートで見かけることもある単語です。
実は柿には大きく分けて2つのタイプがあり、渋みが強く完熟して柔らかくなってから食べるHachiya種と、渋みが少なく硬いまま食べられるFuyu種があります。
アメリカのスーパーで柿を選ぶときは、この2種類の違いを知っておくと、思っていた食感と違って驚くことを防げます。
This persimmon is still firm, so it's probably a Fuyu.(この柿はまだ硬いから、たぶん富有柿だね)のように使います。
マカロンを頼むときは要注意!”macaron”と”macaroon”は別のお菓子
日本でよく知られているカラフルな二枚一組のお菓子は、英語ではmacaron(マカロン)と呼ばれます。
一方で似たスペルのmacaroonという単語もありますが、こちらはココナッツを主な材料にした、全く別の焼き菓子を指します。
フランス風のマカロンが食べたいときに単に”macaroon”と注文すると、ココナッツのお菓子が出てくる可能性があるので注意が必要です。



私も実際に、フランス風のつもりで注文したらココナッツのmacaroonが出てきて驚いたことがあります。



スペルが1文字違うだけだから、間違えやすいね。
確実に伝えたいときはFrench macaronと言うと、誤解を防げます。
かぼちゃは英語で”kabocha squash”、アメリカの”pumpkin”は別品種



ハロウィンのオレンジ色のかぼちゃって、食べられるものなの?



実はあれ、日本のかぼちゃとは別の品種で、味よりも見た目重視で作られているんです。
日本のかぼちゃは英語でkabocha squashと呼ばれ、アメリカで一般的なpumpkin(パンプキン)とは別の品種です。
pumpkinは皮がなめらかでオレンジ色ですが、kabochaは皮がごつごつした深緑色で、中の果肉はより甘くねっとりしています。
アメリカで売られているpumpkinの多くはハロウィンの飾り用に品種改良されたもので、食用としての甘みはあまり重視されていません。
そのため缶詰のpumpkin pureeも、実際には別の品種のsquashで作られていることがよくあります。
This kabocha squash is so creamy and sweet.(このかぼちゃ、すごくクリーミーで甘いね)のように使います。
まとめ
秋の味覚を英語で伝えるときは、カタカナ発音のままでは通じない単語がいくつもあります。
- 栗は
chestnut、marronはフランス語で英語では通じない - 抹茶は今や
matchaで通じる、あんこはsweet red bean paste macaronとmacaroonは別のお菓子なので要注意
単語の由来を知っておくと、注文や会話での勘違いを防げるだけでなく、話のきっかけにもなります。
次に秋の味覚を英語で話す機会があれば、ぜひ使ってみてください。
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