「IELTSやTOEFLは聞いたことがあるけど、ケンブリッジ英語検定は名前くらいしか知らない」という方は多いのではないでしょうか。
実は、ヨーロッパの大学や企業では、TOEIC以上に評価される場面が多い実用英語の資格です。
オットケンブリッジ英語検定ってどんな試験なの?昔「ケンブリッジESOL」って名前も聞いた気がするけど。



それ、以前の呼び方なんです。今は名称も運営元も変わっているので、現在の正式名称・資格の有効期限・試験レベルまで、公式情報をもとに整理してご紹介しますね。
- ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)の特徴
- 「Cambridge ESOL」から名称が変わった理由
- 資格に有効期限はあるのか、公式の考え方
- 現行の試験レベル一覧
- 受験料の考え方
ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)とは



IELTSやTOEICと何が違うの?



一番の違いは、スコアではなく合否で判定される点です。
ケンブリッジ英語検定は、英語圏の大学・企業・政府機関で広く認められている国際資格です。
運営元はCambridge University Press & Assessment。ケンブリッジ大学の一組織で、同じ団体がIELTSの開発・運営にも関わっています。
読む・書く・聞く・話すの4技能を総合的に測定し、実社会・ビジネスの場面で使える英語力を重視しているのが特徴です。
IELTSやTOEICのようにスコアで評価される試験ではなく、あらかじめ決められた基準に達しているかどうかを合否で判定する仕組みになっています。
試験はReading & Use of English(読解・文法語彙)、Writing(ライティング)、Listening(リスニング)、Speaking(スピーキング)の4パートで構成されています。
筆記系の3パートは同じ日にまとめて実施されることが多いですが、Speakingだけ別日に面接形式で実施されることもあります。
「Cambridge ESOL」から名称が変わった理由



「ケンブリッジESOL」という名前は、実はもう使われていないんです。



そうなの?名前が変わったってこと?
かつてこの試験はUniversity of Cambridge ESOL Examinations(通称Cambridge ESOL)という名称で運営されていました。
その後、運営組織の名称はCambridge English Language Assessmentを経て、現在はCambridge Assessment Englishに変わっています。
さらに2021年8月、ケンブリッジ大学の試験部門Cambridge Assessmentと出版部門Cambridge University Pressが統合し、Cambridge University Press & Assessmentという組織になりました。
試験自体の名称も、現在はCambridge English Qualificationsに統一されています。
日本語では「ケンブリッジ英語検定」と呼ばれることが一般的です。
資格に有効期限はある?公式の考え方



一度受かれば、一生使える資格ってこと?



証明書自体には、公式に有効期限が設けられていません。
Cambridge English Qualificationsの合格証明書には、有効期限の記載がありません。
公式サポートサイトでも「試験結果と証明書は無期限で有効」という趣旨が明記されており、受験した日時点での英語力を示す証明として、失効することなく使い続けられます。
ただし、この証明書を受け取る側の大学・企業・専門機関が、独自に「直近2〜3年以内に取得したものに限る」といった条件を設けているケースもあります。
資格そのものは失効しなくても、提出先によっては取得時期を問われることがあるため、進学・就職などで使う予定がある場合は、提出先に条件を確認しておくと安心です。
現行の試験レベル一覧



試験は全部で6段階あり、自分の目的やレベルに合わせて選んで受験します。



昔のPETとかFCEって呼び方、今はどうなったの?
以前使われていた略称(KET・PET・FCE・CAE・CPE)は、現在すべて新しい呼び方に変わっています。
| 現行の名称 | 旧称 | CEFRレベル |
|---|---|---|
A2 Key | KET | A2(基礎) |
B1 Preliminary | PET | B1(初中級) |
B2 First | FCE | B2(中級上) |
C1 Advanced | CAE | C1(上級) |
C2 Proficiency | CPE | C2(最上級) |
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)は、A1からC2までの6段階で語学力を示す国際的な基準です。
A2は日常の身近な範囲でやり取りできるレベル、B2は仕事や留学先でも困らず英語を使えるレベル、C2はネイティブに近い運用力を示すレベル、というのが大まかな目安です。
このほか、子ども・学生向けのYoung Learnersシリーズも用意されています。
日本人の受験者には、中級レベルにあたるB2 Firstを選ぶ方が多い印象です。
大学院留学や研究職を目指す方は、より上位のC1 Advancedを求められることもあります。
受験料はいくら?会場ごとに異なる仕組み



受験料はいくらくらいなの?



実はこれ、TOEICのように全国一律ではないんです。
ケンブリッジ英語検定は、日本国内でも複数の認定センター(試験実施団体)が試験を運営しています。
受験料は、受験するレベル・会場・実施団体によって金額が異なる仕組みになっており、全国一律の料金ではありません。
レベルが上がるほど受験料も高くなる傾向がありますが、正確な金額は変動するため、この記事では断定できません。
受験を検討する際は、受験予定の認定センターの公式サイトで、希望するレベルの最新の受験料を必ず確認してください。
まとめ
ケンブリッジ英語検定は、名称も運営組織も変わり続けている試験です。
古い情報のまま「ケンブリッジESOL」「PET」「FCE」といった呼び方で覚えている方は、現行の名称に更新しておくと安心です。
- 現在の正式名称は
Cambridge English Qualifications。運営元はCambridge University Press & Assessment - 合格証明書自体に有効期限はなく無期限で有効。ただし提出先が独自に取得時期の条件を設けることがある
- レベルは
A2 Key〜C2 Proficiencyの6段階。受験料は会場・レベルにより異なるため公式サイトで要確認
資格試験は名称も制度も少しずつ変わっていくので、受験を考えるタイミングで公式情報を確認する習慣をつけておくと安心です。
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