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コーラはjuiceじゃない!英語で飲み物を頼む時に気をつけたい表現

海外でI'd like some juice.と頼んだら、想像していたコーラではなく果汁ジュースが出てきて戸惑った、という経験はありませんか。

実は日本語の「ジュース」と英語のjuiceは、指している範囲がかなり違います。

オット

飲み物が欲しい時は”juice”って言っておけば、だいたい通じるんじゃないの?

エリカ

実はそれ、コーラなどの炭酸飲料が欲しい時には通じない可能性があるんです。順番に説明しますね。

この記事でわかること
  • 英語のjuiceが指す範囲
  • 炭酸飲料を表す”soda”・”pop”・”soft drink”
  • 果汁100%未満の飲み物の呼び方
  • 水を頼む時に気をつけたいポイント
目次

英語のjuiceは「果汁100%の飲み物」だけを指す

日本語の「ジュース」は、炭酸飲料も甘い清涼飲料水も含む幅広い言葉として使われています。

一方、英語のjuiceは基本的に「果物や野菜からしぼった果汁の飲み物」を指す、もっと狭い言葉です。

アメリカでは飲料の表示に関する連邦規則(21 CFR 102.33)で、果汁100%に満たない製品にjuiceという語を使う場合、beveragedrinkcocktailといった言葉を必ず添えることが定められています。

この表示ルールが浸透しているため、単にjuiceとだけ言うと「果汁100%のもの」を指すと理解されやすいのです。

juiceを使った例文
  • Can I get some orange juice?(オレンジジュースをもらえますか)
  • I'd like apple juice, please.(アップルジュースをお願いします)

炭酸飲料は”soda”・”pop”・”soft drink”

オット

じゃあコーラみたいな炭酸飲料が欲しい時は、何て言えばいいの?

エリカ

辞書的にはsoft drinksoda popが正式な言い方ですが、実は呼び方に地域差があるんです。

辞書ではsoft drinkは「通常炭酸が入った、アルコールを含まない飲み物。特にsoda pop」と定義されています。

ただし日常会話では、地域によって呼び方が大きく分かれることが大規模な方言調査でも報告されています。

炭酸飲料の呼び方の地域差
  • soda:東海岸・西海岸など沿岸部で多く使われる
  • pop:中西部や北西部で多く使われる
  • coke:南部で炭酸飲料全般を指す言葉として使われる

南部では銘柄に関係なくDo you want a coke?(コーラ飲む?)と聞かれ、答える側がSure, a Sprite.のように具体的な銘柄で返すことも珍しくありません。

どれか一つが「正解」というわけではないので、まずはDo you have any soda?(炭酸飲料はありますか)と聞いてみて、相手の返答に合わせるのが安心です。

種類を確認したい時はWhat kind of soda do you have?(どんな炭酸飲料がありますか)と聞けば、店員がメニューを教えてくれます。

果汁が少ない甘い飲み物は”◯◯ juice drink”と呼ばれる

先ほど紹介した表示ルールの通り、果汁100%に満たない甘い飲み物にはdrinkbeverageが付け加えられます。

例えば果汁が少ないオレンジ味の飲み物は、orange juiceではなくorange juice drinkorange drinkと表示されていることがあります。

果汁の割合を確認したい時はIs this 100% juice?(これは果汁100%ですか)と聞けば、はっきり確認できます。

水を頼む時も一工夫。”cold”を付けないと伝わらないことも

英語のwaterという単語自体には、温度の情報が含まれていません。

そのため沸かしたやかんのお湯もグラスの冷たい水も、どちらも同じwaterと呼ばれます。

冷たいか温かいかをはっきり伝えたい時は、以下のように言葉を添えます。

温度を表すwaterの表現
  • cold water(冷たい水)
  • hot water(お湯)
  • lukewarm water(ぬるま湯)

レストランで水を頼む場面の細かいやり取りは「アメリカの着席レストランで注文に困らない英語表現|サイドメニューの選び方から持ち帰りまで」でも紹介しているので、あわせてご覧ください。

カウンター注文が中心のファストフード店での飲み物の頼み方は「英語で注文も怖くない!海外のファストフード店で役立つ英語表現」で解説しています。

飲み物の呼び方についてよくある質問

迷った時はどう言えば一番無難ですか?

炭酸飲料が欲しい時はsoda、果汁100%の飲み物が欲しい時はjuiceと使い分ければ、ほとんどの場面で誤解なく伝わります。

銘柄名で伝えたい場合はCan I get a Coke?(コーラをもらえますか)のように商品名を直接使う方法もあります。

イギリス英語でも同じ呼び方ですか?

イギリスでは炭酸飲料をfizzy drinkと呼ぶことが多く、アメリカのsodaとは呼び方が異なります。

渡航先がアメリカかイギリスかによって、通じやすい単語が変わる点も覚えておくと安心です。

まとめ:juiceは果汁100%、炭酸飲料はsoda/pop/soft drink

エリカ

最後に、今日の内容を整理しますね。

オット

「ジュース」って何気なく使ってた言葉だけど、英語だと範囲がだいぶ違ったんだね。

この記事の要点
  • 英語のjuiceは果汁100%の飲み物を指す
  • 炭酸飲料はsoda・pop・cokeと地域によって呼び方が変わる
  • waterは温度を含まないのでcold/hotを添える

飲み物を頼むだけのシンプルな場面でも、言葉の指す範囲を知っているかどうかで伝わり方は大きく変わります。

次に海外で飲み物を頼む時は、ぜひ今日の内容を思い出してみてください。

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この記事を書いた人

現役の個人英語コーチ。英検1級・TOEIC975点。高校時代にアメリカ・カンザス州ウィチタへ1年間留学し、その後カリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学。自身の経験をもとに、個人英語コーチとして受講生の指導にあたっている。

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