友人や家族に何かをお願いしたいとき、Pleaseをつければ十分丁寧だと思っていませんか。
実は、親しい相手だからこそ使える頼み方と、少し丁寧すぎて距離を感じさせてしまう頼み方があります。
オット友達に何か頼むときも、Could youとか使ったほうがいいのかな?



相手との距離感によって、ちょうどいい丁寧さは変わってきます。今日は友人・家族との間で使う頼み方を整理しましょう。
- 友人・家族向けの頼み方フレーズの丁寧さの違い
- カジュアルに使える「Do me a favor?」の使い方
- 対等な相手に使うと失礼になりやすい表現
- お願いごとの前に添えると印象が良くなる一言
友人・家族への頼み方は丁寧さの度合いで使い分ける



友達同士なのに丁寧すぎる言い方をすると、逆に変な感じになりそう。



そのとおりです。よそよそしく聞こえてしまうこともあります。目安として3段階に分けて覚えておくと便利ですよ。
厳密なルールというより、相手との距離感を測るための目安として考えてみてください。
- 丁寧め:
Could you close the window?(窓閉めてもらえる?) - 普通:
Can you close the window?(窓閉めてくれる?) - 親しい相手限定:
Close the window, will you?(窓閉めてよ)
Could you ~?は、友人・家族はもちろん、初対面の相手やあらたまった場面でも失礼にならない万能な依頼表現です。迷ったらこれを使えば間違いありません。
Can you ~?はCould you ~?よりカジュアルで、親しい間柄で日常的によく使われます。
~, will you?は文の最後に付け加える形で、かなり親しい相手同士のくだけた言い方です。
職場や取引先などフォーマルな場面での依頼表現は、ビジネス英語の依頼表現をまとめた記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。
「Do me a favor?」で頼みごとを切り出す



映画とかでよく聞く「Do me a favor」って、そのまま使っていいフレーズなの?



はい、favorは「お願いごと」という意味で、頼みごとを切り出すときの定番フレーズです。使い方にちょっとしたコツがあります。
ごく親しい相手には、Do me a favor?だけで「お願いがあるんだけど」と切り出せます。ただしかなりくだけた言い方なので、目上の人には避けたほうが無難です。
もう少し丁寧に切り出したいときは、Could you do me a favor?(お願いしてもいい?)の形にすると、幅広い相手に使いやすくなります。
どちらの形も、これだけで具体的な内容は伝わらないので、この一言のあとに本題のお願いを続けて話します。
Could you do me a favor? Could you pick me up at the station?(お願いしてもいい?駅まで迎えに来てもらえる?)のように使います。
逆に聞かれた側は、Sure, what is it?(もちろん、何?)やOf course, what do you need?(もちろん、何が必要?)のように答えると自然です。
いきなり内容を聞かず、まず一言でも「いいよ」と応じてから詳細を尋ねる流れが、英語の会話でもよく使われます。
対等な相手に使うと失礼になりやすい表現



逆に、友達に使うと失礼になっちゃう言い方ってあるの?



あります。依頼というより「指示」に近く聞こえてしまう表現には注意が必要です。
I need you to ~.(〜してもらう必要がある)は、お願いというより「やってもらって当然」というニュアンスを含みます。
You should ~.(〜するべきだよ)やYou have to ~.(〜しないと)も、依頼ではなく指示や命令に近い響きになります。
これらは、相手が本来やるべきことをやっていないときや、親が子どもに言うような場面で使う表現です。対等な友人関係で使うと、上から目線に聞こえてしまうことがあるので気をつけましょう。
同じCan you close the window?でも、語尾を上げて質問らしく言えばお願いに聞こえますが、語尾を下げて言い切ってしまうと、命令のように響くこともあります。
言葉の選び方だけでなく、語尾を軽く上げる話し方も、意識しておくとお願いごとが柔らかく伝わります。
お願いごとの前に添えると印象が良くなる一言
親しい相手であっても、いきなり本題のお願いを切り出すと、少し唐突に聞こえることがあります。
Hey, can I ask you something?(ねえ、ちょっと聞いてもいい?)のように一言添えると、相手も心の準備ができて、会話がスムーズになります。
ちょっとした頼みごとをするときには、Sorry to bother you, but ~.(邪魔してごめん、でも〜)のように前置きすることもあります。
こうしたクッションになる一言は、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも共通して使える便利なテクニックです。
頼みごとを断られたときも、No worries!(気にしないで!)やThat's okay, thanks anyway.(大丈夫、ありがとう)のように軽く返す一言を用意しておくと、会話がぎくしゃくしません。
お願いする側も、断られることを前提にした余裕のある言い方を意識すると、相手も気軽に本音で答えやすくなります。
まとめ
友人や家族への頼み方は、丁寧すぎても、ぶっきらぼうすぎても、それぞれ違和感を与えてしまいます。
- 迷ったら
Could you ~?が万能で失礼にならない - 親しい相手には
Can you ~?や~, will you?も自然 Do me a favor?は頼みごとを切り出す定番フレーズI need you to ~やYou should ~は指示に聞こえるので対等な相手には注意
まずはCould you ~?を軸にしながら、相手との距離感に合わせて言い方を調整してみてください。
少しずつ使い分けられるようになると、英語での人間関係もぐっとスムーズになります。
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