参考書に載っている英語表現が、実際にネイティブが使う自然な言い回しなのか自信が持てないことはありませんか。
身近にネイティブスピーカーがいなくても、実はGoogle検索を使うだけでその感覚を確かめることができます。
オットGoogle検索が英語学習に使えるって、どういうこと?



検索の使い方を少し工夫するだけで、どちらの表現が自然かを自分で確かめられるんです。順番に紹介していきますね。
- フレーズ検索で自然な英語表現を見分ける方法
- ワイルドカード検索で表現の幅を調べる方法
- 検索結果を過信しないための注意点
フレーズ検索(” “)で自然な英語表現を確かめる方法



前置詞のforとofどっちを使えばいいか迷うとき、どうすればいいの?



そういうときこそ、フレーズ検索の出番です。
フレーズ検索のやり方
調べたい文章をダブルクオーテーション(" ")で囲んで検索すると、その語順のままの完全一致に近い形で検索してくれます。
クオーテーションなしで検索すると、単語がバラバラに含まれるページまでヒットしてしまうため、表現そのものを確認したいときはフレーズ検索が便利です。
使用例:prepared for か prepared of か
例えば"I was prepared for the event"と"I was prepared of the event"をそれぞれ検索してみます。
prepared forを使った表現は非常に多くヒットする一方、prepared ofはほとんどヒットしないか、文法的に成立しない例ばかりが出てきます。
この差を見るだけで、be prepared for〜(〜の準備ができている)が自然な形だと判断できます。
結果を見るときの注意点
Google公式のブログでは、検索結果の件数はあくまで目安であり、句読点の有無などによって完全な一致にならない場合があると説明されています。
そのため、件数を1件単位で比較するのではなく、「片方が圧倒的に多いか」というざっくりした傾向として捉えるのがおすすめです。
ワイルドカード検索(*)で自然な言い回しの幅を調べる方法



forかofかの見当すらつかないときは、どうすればいいの?



そんなときはワイルドカード検索を使うと、ネイティブが実際にどんな単語を入れているのかが一目でわかりますよ。
使い方
フレーズ検索の中で、分からない箇所にアスタリスク(*)を入れて検索します。
Googleは*の部分を「1語以上の空欄」として扱い、そこに入りそうな単語を含むページを表示してくれます。
使用例
"I was prepared * the event"と検索すると、I was prepared for the event.のように、実際にネイティブが使っている文がそのまま表示されます。
前置詞だけでなく、動詞や形容詞の部分を*に置き換えて検索すれば、その位置にどんな単語がよく使われるのかを調べることもできます。
使う上での注意点
ワイルドカード検索が使えるのは、一般的な単語が入る箇所のみで、スペルの一部やアルファベットの穴埋めには使えません。
*の前後には必ず半角スペースを入れることも、検索がうまく機能するためのポイントです。
実践例:迷いやすい英語表現をフレーズ検索で比較する



他にも、日本人が迷いやすい表現ってあるの?



よくあるものを2つ、実際に確かめてみましょう。
look forward to seeing you か look forward to see you か
"look forward to seeing you"と"look forward to see you"を比較すると、圧倒的に前者のヒット数が多いことが分かります。
これはlook forward toのtoが前置詞であり、後ろには動詞のing形(動名詞)が続くという文法ルールが理由です。
different from か different than か
"different from"と"different than"はどちらも実際に多くヒットしますが、これは間違いではなく、両方とも実際に使われている表現だからです。
different fromはアメリカ英語・イギリス英語のどちらでも通じる最も無難な形で、different thanは主にアメリカ英語で節(主語+動詞のかたまり)が続くときによく使われます。
このように、ヒット数が両方とも多い場合は「どちらも正しいが、使われる場面が少し違う」というケースもあるため、件数だけで白黒つけようとしないことが大切です。
検索結果を過信しないための注意点



検索結果に出てきた表現なら、何でも正しいと思っていいの?



そこは少し注意が必要です。検索はあくまで「ヒントを得る手段」として使いましょう。
検索結果には、ネイティブではない書き手による誤った英語や、SNSのくだけた言い回しも混ざっています。
特にヒット件数が僅差のときは、片方が誤りとは言い切れないので、辞書や信頼できる学習サイトであわせて確認すると安心です。
それでも、複数の言い方で迷ったときに「どちらがより広く使われているか」の傾向をつかむには、フレーズ検索とワイルドカード検索はとても頼りになる方法です。
Google検索での英語学習についてよくある質問



最後に、気になっていたことを聞いてもいい?



もちろんです。よく聞かれる質問をまとめますね。
ヒット件数が近いときはどちらが正しいのですか?
件数が近い場合はどちらも使われている可能性があるため、辞書やコーパス(実際の英文を集めたデータベース)で意味やニュアンスの違いを確認するのがおすすめです。
フレーズ検索は日本語でも使えますか?
はい、日本語のフレーズでも同じように使えますが、この記事では英語表現の確認方法として紹介しています。
スペルチェックにも使えますか?
単語単体のスペル確認であれば、Googleの検索候補やスペル修正の提案機能を使うほうが手軽で確実です。
まとめ
Google検索は、身近にネイティブスピーカーがいなくても、自然な英語表現を確かめられる便利なツールです。
フレーズ検索で2つの表現を比較し、ワイルドカード検索で見当がつかない部分を埋める、この2つの使い方を覚えておくだけで英語学習の幅がぐっと広がります。
ただし検索結果を鵜呑みにせず、辞書などと組み合わせて確認する姿勢も忘れないようにしましょう。
次に表現に迷ったときは、ぜひ今日紹介した検索方法を試してみてください。
- フレーズ検索(” “)で2つの表現のどちらが自然かを比較できる
- ワイルドカード検索(*)で見当がつかない単語の候補を調べられる
- ヒット件数は目安であり、1件単位で比較しないこと
- 僅差のときは辞書やコーパスも併用して確認する
特別な教材がなくても、検索窓ひとつでネイティブの感覚に近づく練習ができます。
迷ったときの調べ方の引き出しとして、ぜひ日々の学習に取り入れてみてください。
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