「今年こそ英語を頑張る」と決めたのに、1月の終わりにはもう手が止まっていた——という経験はありませんか。
実はこれ、意志の弱さではなく、最初に立てた目標そのものに原因があるケースが少なくありません。
オット「英語を話せるようになりたい」って毎年思ってるのに、気づいたら何もしないまま1年終わってるんだよな。



それ、その目標の立て方自体に原因があるかもしれません。今日は目標設計のコツをお話ししますね。
- 「今年こそ英語」が行動につながらない理由
- 曖昧な目標を「測れる目標」に変換する方法
- 「結果目標」と「行動目標」を分けて立てるコツ
- 目標が達成できなかった時の立て直し方
「今年こそ英語」が行動につながらない理由



「英語を頑張る」って決意自体は本気なのに、なんで結局続かないんだろう。



目標が漠然としていると、その日に何をすればいいかが決まらないからなんです。
「今年こそ英語を頑張る」「英語を話せるようになりたい」という目標には、共通した弱点があります。
それは、目標を達成できたかどうかを判断する基準がなく、今日やるべき具体的な行動にも落とし込めない、という点です。
行動が決まらない目標は、忙しい日や気分が乗らない日に真っ先に後回しにされてしまいます。
そして数週間後、「そういえば何もやっていなかった」と気づいた時には、再開するハードルがさらに高くなっているのです。
この悪循環を断ち切るには、根性論ではなく、目標の立て方そのものを見直す必要があります。
曖昧な目標を「測れる目標」に変換する



じゃあ、どういう目標なら続けやすいの?



「達成できたかどうかが誰の目にも分かる」目標にすることです。
「英語を頑張る」ではなく、「3か月後のTOEICでスコア700点を取る」「オンライン英会話で先生の質問に詰まらず答えられるようになる」のように、達成・未達成が明確に判断できる形に変換しましょう。
数値で測れる目標がもっとも分かりやすく、進捗も確認しやすいのでおすすめです。
数値化しにくいスピーキングのような技能であれば、「オンライン英会話のレベルチェックで1段階上のクラスに上がる」など、第三者が判定できる基準に置き換えるとよいでしょう。
ペースメーカーとして年に複数回実施されるTOEICのような試験を活用すると、期限も自然に決まり、自分の伸びを客観的な数字で確認できるようになります。
期限も同時に決めておくことが重要です。「いつか700点を取る」ではなく「3か月後の◯月のTOEICで700点を取る」のように期限を区切ることで、目標が初めて計画に落とし込める形になります。
「結果目標」と「行動目標」を分けて立てる



「TOEIC700点」って目標を立てても、結局今日何をすればいいかは分からないままじゃない?



いいところに気づきましたね。だからこそ、目標はもう1段階、行動レベルまで分解する必要があるんです。
「TOEIC700点を取る」のようなゴールは「結果目標」と呼ばれ、これだけでは日々の行動が決まりません。
そこで必要になるのが、結果目標を達成するために毎日・毎週何をするかを定めた「行動目標」です。
例えば「TOEIC700点を取る」という結果目標に対して、「平日は必ず単語アプリを10分開く」「週2回はリスニング教材を30分聞く」のように、実行できたかどうかがその日のうちに分かる行動目標を組み合わせます。
結果目標は数か月単位の遠いゴール、行動目標は今日達成できる近いゴールという役割分担です。
遠いゴールしか見えていないと、日々の頑張りが結果に結びついている実感を得にくく、モチベーションが続きません。
行動目標を毎日クリアする感覚を積み重ねることで、「今日もやった」という小さな達成感が生まれ、結果目標までのモチベーションを保ちやすくなります。
目標は紙やアプリに書き出して見える化する



結果目標と行動目標、頭の中で考えただけだと結局忘れちゃいそうだな。



その通りです。だからこそ、目に見える形で書き出しておくことが欠かせません。
頭の中だけで目標を管理していると、日々の忙しさに紛れてすぐに忘れてしまいます。
結果目標と行動目標は、手帳やメモアプリ、スマートフォンのカレンダーなど、毎日自然と目に入る場所に書き出しておきましょう。
例えば「結果目標:3か月後のTOEICで700点」「行動目標:平日は単語アプリ10分、火・木はリスニング30分」のように、2つをセットで1か所にまとめておくと、今日やるべきことと最終的なゴールを同時に思い出せます。
行動目標を達成できた日にチェックを付けるだけでも、積み上げが可視化され、続けるモチベーションにつながります。
目標が達成できなかった時の立て直し方



行動目標を立てても、忙しくて達成できない週も出てきそうだな。



それは当然のことなので、達成できなかった時にどう考えるかまで決めておくと安心です。
行動目標が達成できなかった週があっても、目標そのものを放棄する必要はありません。
まずは「なぜ達成できなかったのか」を振り返り、目標の量が今の生活リズムに対して多すぎなかったかを確認しましょう。
週1回、5分でもいいので「先週の行動目標は達成できたか」「結果目標に近づいている実感はあるか」を振り返る時間を作ることをおすすめします。
達成できなかった原因が「目標が高すぎた」のであれば、次の週は行動目標の量を減らして構いません。
大切なのは、目標を一度決めたら変えてはいけないと思い込まず、生活の変化に合わせて柔軟に調整し続けることです。
まとめ
英語学習が続かないのは、意志が弱いからではなく、目標の立て方に見直す余地があるからかもしれません。
曖昧な決意を数値目標に変換し、結果目標と行動目標の2段階で設計するだけで、日々の行動がぐっと決めやすくなります。
- 曖昧な目標は行動に落とし込めず、後回しにされやすい
- 達成・未達成が判断できる「測れる目標」に変換する
- 「結果目標」と「行動目標」を分けて設計する
- 達成できない週は目標を放棄せず、量を見直して調整する
今の目標が「今年こそ英語を頑張る」のような漠然としたものになっていないか、一度見直してみてください。
結果目標と行動目標をセットで立て直すところから、今年こそ始めてみましょう。
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