英語学習サービスは今や数え切れないほどあり、アプリ・オンライン英会話・学習サイトのどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
「とりあえずランキング上位のものを試したけど、続かなかった」という声もよく聞きます。
この記事では、現役の個人英語コーチである私が、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能別に、サービスを選ぶときに見ておきたい軸を整理してご紹介します。
オット英語学習サービスって種類が多すぎて、結局どれが自分に合うのか分からないんだよね。



個別のランキングよりも、まず「自分はどの技能を伸ばしたいのか」を決めることが大切です。今日はその整理の仕方を一緒に見ていきましょう。
- サービスを選ぶ前に整理しておきたいこと
- リーディング力を伸ばすサービスを選ぶ軸
- リスニング力を伸ばすサービスを選ぶ軸
- スピーキング力を伸ばすサービスを選ぶ軸
- ライティング力を伸ばすサービスを選ぶ軸
- 無料体験で必ず確認しておきたいこと
英語学習サービスを選ぶ前に整理しておきたいこと



とりあえず評判のいいサービスを片っ端から試せばいいんじゃないの?



手当たり次第に試すと時間もお金も分散してしまいます。まずは目的をはっきりさせましょう。
まずは伸ばしたい技能を1つ決める
英語力は「読む・聞く・話す・書く」の4技能に分かれます。
すべてを同時に伸ばそうとすると、どのサービスも中途半端になりがちです。
「まずは海外ドラマの英語が聞き取れるようになりたい」「まずは仕事のメールを書けるようになりたい」など、今いちばん困っている技能を1つ選ぶところから始めましょう。
独学向きか、伴走が必要かも合わせて考える
英語学習サービスは、自分のペースで進める「独学型」と、講師やコーチが伴走してくれる「伴走型」に大きく分かれます。
これまで独学で挫折した経験がある人は、フィードバックをもらえる伴走型のほうが続けやすい傾向があります。
逆に、隙間時間にコツコツ進めたい人は、アプリなどの独学型のほうが生活に組み込みやすくなります。
リーディング力を伸ばすサービスを選ぶ軸
リーディング教材を選ぶときは、まず自分の語彙レベルに合っているかを確認しましょう。
難しすぎる文章は辞書引きだけで疲れてしまい、続きません。
逆に簡単すぎると、読めている感覚だけで力が伸びていかないこともあります。
タップやクリックだけで単語の意味を確認できる辞書機能がついているかどうかも、継続のしやすさに直結するポイントです。
また、興味を持てる話題の記事が豊富かどうかも大切です。
ニュース・エッセイ・小説など、自分が「続きが気になる」と思えるジャンルを扱っているサービスを選ぶと、学習が長続きしやすくなります。
リスニング力を伸ばすサービスを選ぶ軸
リスニング教材では、再生速度を変えられるかどうかがまず重要な確認ポイントです。
最初はゆっくり聞いて内容を理解し、慣れてきたら標準スピードに戻すという使い方ができると、無理なくレベルアップできます。
スクリプト(台本)や字幕が用意されているかどうかも確認しましょう。
聞き取れなかった部分を文字で確認できると、「なんとなく聞き流す」で終わらず、聞き取れなかった原因を特定できます。
ディクテーション(聞いた英語を書き取る練習)ができる機能があると、リスニング力がより確実に定着します。
音声を聞くだけで終わらせず、書き取りまでセットで練習できるサービスは、上達のスピードが違います。
スピーキング(英会話)力を伸ばすサービスを選ぶ軸



スピーキング系のサービスは特に種類が多いよね。何を見ればいいの?



講師の国籍・料金体系・レッスン形式の3つを軸に比べると整理しやすいですよ。
オンライン英会話は、ネイティブ講師中心のサービスと、フィリピンなど非ネイティブ圏の講師が中心のサービスに大きく分かれます。
ネイティブ講師中心のサービスは料金がやや高めになる傾向がありますが、発音やイントネーションを間近で学べます。
非ネイティブ圏の講師が中心のサービスは、比較的リーズナブルな料金で毎日レッスンを受けやすいのが特徴です。
料金体系も、月額で決まった回数のレッスンを受ける「月謝制」と、購入したチケットを消費する「回数制」があります。
毎日コツコツ続けたい人には月謝制、忙しい時期とそうでない時期の差が大きい人には回数制のほうが合っていることが多いです。
決まった講師と継続して学ぶ「担任制」か、毎回好きな講師を選ぶ「フリー予約制」かというレッスン形式の違いも確認しておきましょう。
担任制は自分の弱点を継続的に把握してもらいやすく、フリー予約制はいろいろな講師との会話を楽しみたい人に向いています。
ライティング力を伸ばすサービスを選ぶ軸
ライティング教材で最も重要なのは、添削をしてくれる相手が人かAIか、そしてその添削の速さです。
人による添削は、文法だけでなく文章全体の自然さやニュアンスまで見てもらえるのが利点です。
一方、AIによる添削は結果が早く返ってくるので、書いてすぐに確認したい人に向いています。
日常英会話向けの英作文を練習したいのか、仕事で使うビジネス英語のメールを練習したいのかによっても、合うサービスは変わってきます。
自分が実際に書きたい文章の種類に対応しているかどうかを、事前に確認しておきましょう。
解説付きで添削が返ってくるサービスは、同じ間違いを繰り返しにくくなるのでおすすめです。
無料体験・お試し期間で必ず確認したいこと



無料体験を受けるとき、何を基準に判断すればいいの?



「続けられそうかどうか」をイメージしながら試すのがコツです。3つのポイントをお伝えしますね。
1つ目は、実際に使う場面を想定して試すことです。
通勤中のスキマ時間に使うアプリなら、実際に電車の中で使ってみて操作のしやすさを確認しましょう。
2つ目は、自分のレベルに対して難易度が合っているかを確認することです。
体験時点で「簡単すぎる」「難しすぎる」と感じた場合、レベル調整の機能があるかどうかも合わせて見ておきましょう。
3つ目は、無料期間が終わった後の料金体系を必ず確認することです。
無料期間中は使えていた機能が有料プランでないと使えなくなるケースもあるため、公式サイトの料金ページで有料プランの内容まで目を通しておくと安心です。
ランキングや口コミは「今の情報」かどうかを確認する
英語学習サービスは、料金プランや対応機能がひんぱんに変わります。
数年前に書かれたランキング記事の情報をそのまま信じてしまうと、実際には終了しているサービスや、料金・プラン内容が変わってしまっているケースに出会うことがあります。
気になるサービスを見つけたら、必ず公式サイトで現在の料金・プラン内容を確認してから申し込むようにしましょう。



ランキングはあくまで参考程度に。最後は「今の自分の目的に合っているか」を公式情報で確かめてから選ぶようにしてくださいね。
まとめ
最後に、この記事でお伝えした内容を整理します。
- まずは伸ばしたい技能を1つ決め、独学型か伴走型かも考える
- リーディングは語彙レベルとの相性・辞書機能を確認する
- リスニングは速度調整・スクリプト・ディクテーション機能を確認する
- スピーキングは講師の国籍・料金体系・レッスン形式で比較する
- ライティングは添削者(人/AI)とスピード、対応文章の種類を確認する
- ランキングは参考程度にし、最後は公式サイトの最新情報で確認する
英語学習サービスは数が多いからこそ、ランキングの順位だけで選ぶと、自分に合わないサービスを選んでしまうことがあります。
今回紹介した4技能別の軸を持って比較すれば、数ある選択肢の中からでも自分に合ったサービスを見つけやすくなるはずです。
まずは今いちばん伸ばしたい技能を1つ決めて、気になるサービスの無料体験から試してみてください。
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