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仕事で忙しい人がTOEICのスコアをキープする学習習慣の作り方

「TOEICで高いスコアを取ったのに、仕事が忙しくなって英語から離れていたら、いつの間にかスコアが落ちていた」

忙しい社会人が一度は経験する悩みです。

オット

一度高いスコアを取れば、しばらく勉強しなくても実力はキープできるものじゃないの?

エリカ

残念ながら、英語力は使わない期間が長くなるほど落ちやすいんです。でも、忙しくてもキープする方法はちゃんとあります。

この記事でわかること
  • 忙しくなるとTOEICのスコアが落ちやすい理由
  • スキマ時間を活かした無理のない学習習慣の作り方
  • 受験をペースメーカーにしてモチベーションを保つコツ
目次

忙しくなるとTOEICのスコアが落ちやすい理由

オット

そもそも、なんで英語力ってそんなに落ちやすいの?

エリカ

英語は体力や筋力に近くて、使わない期間が続くと感覚が鈍っていくものなんです。

特にTOEICのリスニングは、英語を聞き取るスピード感がスコアに直結します。仕事や家事が忙しくなり英語に触れる時間が減ると、この「聞き取るスピード」から鈍っていく人が多い印象です。

また、リーディングも同様で、英文を読むスピードは日々の読書量に比例します。数週間読まない期間があるだけで、以前より時間がかかるようになったと感じる方は少なくありません。

「忙しいから今回は仕方ない」を繰り返していると、気づいた頃にはまとまった勉強時間が必要な状態に戻ってしまいます。だからこそ、忙しい時期こそ、勉強をゼロにしない仕組みが重要になります。

逆に言えば、毎日長時間机に向かう必要はありません。短い時間でも「英語に触れる頻度」を落とさないことが、スコアをキープする一番の近道です。

習慣①英語の勉強時間を先に予定へ入れる

オット

忙しい中で勉強時間をひねり出すコツってあるの?

エリカ

私が受講生によく勧めているのは、「空いた時間にやる」のではなく、先に予定として確保してしまうことです。

「時間ができたら勉強しよう」と考えていると、仕事や急な予定が入るたびに後回しになり、結局手をつけないまま1週間が終わってしまいがちです。

そこでおすすめなのが、カレンダーに「英語の勉強」という予定を、仕事の会議と同じように繰り返し登録してしまう方法です。例えば「月・水・金の22〜23時」のように、曜日と時間を固定しておきます。

この時間を大事な予定として扱うことで、他の予定を入れる際にも「この時間は英語の時間だから避けよう」という意識が働きやすくなります。

どうしてもその時間に勉強できなかった場合は、あきらめて終わりにするのではなく、同じ週の別の時間に振り替え、1週間の総学習時間が大きく減らないようにするのがポイントです。

習慣②すきま時間を勉強に変える

まとまった時間が取れない日でも、5〜10分ほどのすきま時間は意外と見つかるものです。

電車やバスの移動時間、ランチの注文を待つ間、待ち合わせまでの数分間など、こうした時間を積み重ねるだけでも、英語に触れる頻度は大きく変わります。

紙の参考書は持ち歩く手間がありますが、スマートフォンの学習アプリであれば、数秒で開いてすぐに勉強を始められます。リスニング用とリーディング用でお気に入りのアプリを1つずつ決めておくと、すきま時間に何をするか迷わずに済みます。

一方で、すきま時間はソーシャルゲームやSNSに奪われやすい時間でもあります。スマートフォンのホーム画面の目立つ位置に学習アプリを置いておくなど、勉強アプリを開きやすくする工夫も合わせて行うと続けやすくなります。

習慣③定期的にTOEICを受験してペースメーカーにする

オット

スコアを落としたくないなら、あまりTOEICを受けないほうがいいんじゃないの?

エリカ

実はその逆で、定期的に受けるからこそ、緊張感が保たれてキープしやすくなるんです。

TOEIC L&Rの公開テストは年に複数回実施されており、公式サイトによると受験料は税込7,810円です。決して安くはありませんが、定期的な受験を「勉強のペースメーカー」として活用する価値は十分にあります。

試験日が決まっていると、「その日までにこの範囲を仕上げよう」という具体的な目標ができ、日々の勉強にメリハリがつきます。

受験のたびに「今回はリスニングが聞き取れなかった」「リーディングを読むスピードが上がった」といった手応えを確認できるので、闇雲に勉強を続けるよりも改善点が見えやすくなります。

学生時代の定期試験と同じように、定期的な「テストを受けるタイミング」を自分で作ることが、忙しい社会人が学習のペースを保つコツです。

それでも忙しくて手が回らないときの考え方

ここまで紹介した3つの習慣も、繁忙期にはすべて完璧にこなせないことがあると思います。

そんなときは、無理に元のペースを維持しようとせず、「勉強量をゼロにしない」ことだけを目標にしましょう。1日5分のリスニングだけでもいいので、英語に触れる習慣自体を途切れさせないことが重要です。

「1回くらいサボってもいいか」と思い始めると、そこから連鎖的に勉強から離れてしまう人は少なくありません。忙しい時期ほど、量よりも継続そのものを優先してみてください。

体調を崩した週やプロジェクトの佳境が重なった週は、勉強量が普段の半分以下になっても構いません。落ち込みすぎず、余裕ができたタイミングで元のペースに戻すことを意識しましょう。

まとめ:忙しさを言い訳にしない仕組みを作る

TOEICで一度取ったスコアも、使わなければ少しずつ落ちていきます。大事なのは、意志の力に頼るのではなく、忙しくても続けられる仕組みを先に作っておくことです。

勉強時間を予定に組み込み、すきま時間を活用し、定期的な受験をペースメーカーにする。この3つを意識するだけで、忙しい時期でもスコアを落としにくくなります。

この記事の要点
  • 英語力は使わない期間が長いほど落ちやすい
  • 勉強時間は「空いたら」ではなく先に予定へ入れる
  • 5〜10分のすきま時間を学習アプリで活用する
  • 定期的な受験をペースメーカーとして活用する
  • 忙しい時期は量より継続を途切れさせないことを優先する

忙しい日々の中でも、英語学習をゼロにしない工夫を積み重ねていけば、これまで積み上げてきたスコアはきっとキープできます。

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この記事を書いた人

現役の個人英語コーチ。英検1級・TOEIC975点。高校時代にアメリカ・カンザス州ウィチタへ1年間留学し、その後カリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学。自身の経験をもとに、個人英語コーチとして受講生の指導にあたっている。

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