「洋書で多読したいけど、小説だとファンタジー要素が多くてイメージが掴みにくい…」
そんな方には、実話をもとにしたノンフィクション作品がおすすめです。
オットノンフィクションって、なんだか難しそうなイメージがあるな…。



実は逆で、実際にあった出来事なので情景がイメージしやすく、読み進めやすい作品も多いんですよ。今回は英語学習にも使いやすい作品を厳選しました。
この記事では、洋書ノンフィクションを英語学習に取り入れるメリットと、私が実際におすすめしたい6作品を紹介します。
- 洋書ノンフィクションが英語学習に向いている理由
- 洋書を選ぶときの難易度・ジャンルの見極め方
- おすすめの洋書ノンフィクション6作品
洋書ノンフィクションが英語学習に向いている理由



小説とノンフィクション、英語学習にはどっちがいいの?



どちらも良さがありますが、ノンフィクションには「実話ならではの読みやすさ」があります。
ノンフィクションは実際にあった人物や出来事を題材にしているため、架空の世界観やルールを一から理解する必要がありません。
すでにニュースなどで概要を知っている出来事であれば、内容の予測がしやすく、多少知らない単語が出てきても文脈から意味を推測しやすくなります。
また、著者の実体験がベースになっている作品は、感情の動きが具体的に描かれているため、物語としての引き込まれ方も強いのが特徴です。
「英語を勉強している」という感覚よりも「続きが気になるから読む」という感覚で読み進められる作品に出会えると、多読は一気に習慣化しやすくなります。
洋書を選ぶときのポイント



選ぶときに意識してほしいポイントが2つあります。



難易度とジャンル、ってところかな。
難易度で選ぶ
自伝や回顧録は、著者本人の目線で書かれているぶん文体が語りかけるように読みやすく、初中級者でも挑戦しやすいジャンルです。
一方、社会問題や統計データを扱う作品は、専門的な語彙が増える分、上級者向けになりやすい傾向があります。
まずは自分がもともと興味のあるテーマを選ぶと、多少難しくても読み進める原動力になります。
ジャンルで選ぶ
洋書ノンフィクションには、自伝、実際の事件を扱ったもの、歴史、ビジネス、社会論など幅広いジャンルがあります。
好きなジャンルを選べば読書のハードルが下がりますし、あえて普段読まないジャンルに挑戦すれば、見慣れない語彙に触れるきっかけにもなります。
洋書ノンフィクションの読み方のコツ



洋書を読んでいると、知らない単語だらけで挫折しそうになるんだよね。



知らない単語が出るたびに辞書を引く必要はありません。前後の文脈から意味を推測しながら読み進めましょう。
例えばThe scientist conducted an experiment to test his hypothesis.という文でhypothesisの意味を知らなくても、「科学者が実験を行って何かを確かめた」という流れから、「仮説」に近い意味だと推測できます。
1文丸ごとの意味が7〜8割つかめていれば、細部が分からなくても読み進めて構いません。
どうしても気になる単語だけメモしておき、区切りの良いところでまとめて調べる方法がおすすめです。
電子書籍で読む場合は、単語を長押しするだけで意味を表示できるワンタッチ辞書機能を使うと、読むリズムを止めずに調べられて便利です。
- 知らない単語は前後の文脈から意味を推測する
- 1文の意味が7〜8割つかめていれば読み進めてOK
- 電子書籍のワンタッチ辞書機能を活用する
おすすめの洋書ノンフィクション6選



ここからは、私が実際に読んでおすすめしたい作品を紹介します。



どれも面白そう。楽しみだな。
Educated: A Memoir(タラ・ウェストーバー)
Educated: A Memoirは、アイダホの山奥で育った著者タラ・ウェストーバーの自伝です。
宗教的に厳格な家庭に生まれ、学校に通わせてもらえなかった著者が、独学で大学入学を果たし、最終的にケンブリッジ大学で博士号を取得するまでを描いています。
世界的なベストセラーになった作品で、家族や教育のあり方について深く考えさせられる一冊です。
Crying in H Mart(ミシェル・ザウナー)
Crying in H Martは、韓国人の母とアメリカ人の父を持つミュージシャン、ミシェル・ザウナーによる回顧録です。
思春期に反発しあった母親を病気で亡くした著者が、韓国料理を通じて母親との記憶や自身のアイデンティティと向き合っていく物語です。
食べ物にまつわる描写が多く、家族や喪失について書かれた作品の中でも読みやすい部類に入ります。
Stay True: A Memoir(フア・スー)
Stay True: A Memoirは、大学時代に親友を突然の事件で亡くした著者フア・スーによる回顧録です。
1990年代のポップカルチャーやアジア系アメリカ人としての青春時代を背景に、友情と喪失を静かな筆致で綴っています。
ピュリッツァー賞の自伝・回顧録部門を受賞した作品で、当時大学生だった世代には特に共感しやすい内容です。
The Storyteller: Tales of Life and Music(デイヴ・グロール)
The Storytellerは、ニルヴァーナやフー・ファイターズで知られるミュージシャン、デイヴ・グロールによる自伝です。
ゴーストライターを使わず自身の言葉で執筆されており、音楽キャリアだけでなく、家族や仲間との思い出も率直に語られています。
ロックやポップカルチャーが好きな方であれば、興味を持ちやすい一冊です。
Going Infinite(マイケル・ルイス)
Going Infiniteは、暗号資産取引所FTXの創業者サム・バンクマン=フリードを追ったノンフィクションです。
著者マイケル・ルイスは、サムが破産・逮捕に至る以前から本人を取材しており、若くして巨額の資産を築いた人物の内側と、その帝国が崩れていく過程が描かれています。
ビジネスや経済のニュースに興味がある方には特に読み応えのある作品です。
Generations(ジーン・トゥエンジ)
Generationsは、Z世代・ミレニアル世代・X世代・ベビーブーム世代・サイレント世代という5つの世代の違いを分析した作品です。
それぞれの世代がどんな時代背景で育ち、価値観がどう異なるのかを、データを交えて解説しています。
世代論やアメリカ社会の変化に興味がある方におすすめの一冊です。



いずれも英語圏で高く評価された作品ですが、電子書籍化の状況や在庫は変わることがあるので、購入前に最新の情報を確認してくださいね。
まとめ



まずは気になったやつから読んでみようかな。



それが一番です。興味を持てる作品を選ぶことが、多読を続ける一番のコツですから。
- ノンフィクションは実話ならではの読みやすさがある
- 難易度とジャンルの2軸で自分に合う作品を選ぶ
- 知らない単語は文脈から推測し、7〜8割理解できればOK
- 在庫・電子書籍化の状況は変わるので購入前に確認する
洋書ノンフィクションは、実話ならではの引き込まれ方があり、多読の習慣化にぴったりの教材です。
今回紹介した6作品の中から、気になる1冊を手に取ってみてください。
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