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英会話で使い回せる万能動詞5選|get・give・have・make・takeの意味と使い方

英会話をしていると、なんだか同じ単語ばかり繰り返してしまう。

言いたいことがあるのに、ぴったりの単語が出てこなくて会話が止まってしまう。

そんなもどかしさを感じたことはありませんか。

オット

英会話って、やっぱり単語をたくさん覚えないと話せるようにならないんじゃないの?

エリカ

実は逆なんです。中学校で習うような基本的な動詞を使い回すだけで、日常会話のほとんどはカバーできます。

この記事では、特に表現の幅が広いgetgivehavemaketakeという5つの動詞に絞って、意味と使い方を例文つきで解説します。

この記事でわかること
  • なぜ難しい単語より基本動詞のほうが会話で役立つのか
  • get・give・have・make・takeそれぞれの意味の広がり方
  • 前置詞・副詞と組み合わせた句動詞の代表例
目次

英会話は難しい単語より「基本動詞」で組み立てる

ネイティブの日常会話は驚くほど少ない単語でできている

英語学者のC.K.オグデンは、1930年に「ベーシック英語」という考え方を提唱しました。

これは、850語の英単語だけで日常のほとんどのやり取りをカバーできるという考え方です。

そして、その850語のうち、動詞はたった16個しかありません。

be, do, have, go, come, take, put, let, keep, get, give, make, see, seem, send, say

どれも中学校で習う、見慣れた動詞ばかりですよね。

これらの動詞は、それ自体が持つ意味だけでなく、overawayのような前置詞・副詞と組み合わせることで、非常に多様な意味をカバーできます。

中でも使い回しが効くのはget・give・have・make・takeの5つ

英語コーチとして受講生を見ていると、リーディングやライティングはできてもスピーキングだけが苦手、という方が本当に多いです。

その原因の一つは、「英語を話すには高度な語彙が必要」という思い込みにあると感じています。

16個の基本動詞の中でも、特に表現の幅が広いのがgetgivehavemaketakeの5つです。

この5つの使い方を押さえるだけで、日常会話の大部分を乗り切れるようになります。

getの意味と使い方|「手に入れる」から「〜の状態になる」まで

オット

getって「手に入れる」って意味だよね?

エリカ

そうですね。でも本質的には「ある場所や状態に到達する」という意味なんです。

まず基本の「手に入れる」という意味から見ていきましょう。

I got a car.(車を手に入れました)

I got an email.(メールを受け取りました)

getは、もっと厳密には「(ある場所や状態に)到達する」という意味を持っています。

「手に入れる」以外にも、「ある場所にたどり着く」「ある状態になる」という使い方ができます。

I got home.(家に着きました)

I got mad.(怒りました)

さらにgetは、副詞や前置詞と組み合わせて、いろいろな意味を持つ句動詞になります。

  • get away(逃れる)
  • get across(理解してもらう)
  • get on(バスなどに乗る)
  • get off(バスなどから降りる)
  • get over(困難を乗り越える)
  • get up(起きる)
  • get together(集まる)

giveの意味と使い方|物だけでなく情報も「渡す」

giveは「与える」という意味を持ちますが、有償・無償を問わず「AからBへの提供」を幅広く表せる動詞です。

物だけでなく、情報などが人から人へ渡される場合にも使えます。

He gave me this ring.(彼がこの指輪をくれました)

Can you give me your name?(お名前を教えてもらえますか)

2つ目の例文のように、give me your nameと言われても「名前をください」ではなく「名前(の情報)を教えてください」という意味なので、驚かないでくださいね。

  • give up(諦める)
  • give away(無料で与える)
  • give back(借りていたものを返す)

haveの意味と使い方|所有だけでなく感情や症状も「持つ」

オット

haveは「持ってる」だから、物にしか使えないんじゃない?

エリカ

いいえ、感情や体調、症状など、目に見えないものにも使えるんですよ。

まずは基本の「持つ」という意味から見てみましょう。

I have a car.(私は車を持っています)

この「持つ」は、物を所有する場合だけでなく、感情や疑問など抽象的な概念を持つ場合にも使えます。

I have a question.(質問があります)

I had a great time.(とても良い時間を過ごしました)

I have an allergy to dogs.(私は犬アレルギーです)

さらに、主語が人でなくても使えます。

「(地域・国)に(名産品など)がある」という場合にも、haveを使えばOKです。

This product has a new function.(この商品には新機能がついています)

Japan has beautiful mountains.(日本には美しい山々があります)

makeの意味と使い方|「作る」から「〜させる」まで

makeは「作る」という意味でおなじみですね。

I made cookies.(クッキーを作りました)

さらにmakeには、「あるものの性質や状態を変える」という意味もあります。

This movie made me cry.(この映画で泣いてしまいました)

Do not make me mad!(私を怒らせないで)

また、make+名詞で「〜する」という意味でも使えます。

doと違うのは、makeは目に見えないものや抽象的なものを「する」場合に使う点です。

I made a reservation.(予約しました)

I made a mistake.(間違えてしまいました)

I made a presentation at the meeting.(会議でプレゼンをしました)

  • make up(作り上げる、話をでっち上げる)
  • make out(うまくやる、状況を理解する)

takeの意味と使い方|「取る」「連れて行く」「〜する」

オット

最後のtakeも意味がたくさんありそう。

エリカ

はい、これで最後です。takeも使い方を押さえれば一気に表現の幅が広がりますよ。

takeには「取る」という意味があります。

I took a call from her.(彼女からの電話を取りました)

I took a day off.(1日休みを取りました)

さらに、「持っていく」「(人や動物を)連れて行く」という意味もあります。

I took my umbrella with me.(傘を持って行きました)

Can you take me to the airport?(空港まで連れて行ってくれますか)

makeと同様に、take+名詞で「〜する」という意味でも使えます。

takeは、自分の身体を使って行う動作を「する」場合によく使われます。

I took a shower.(シャワーを浴びました)

I take a walk every day.(毎日散歩をします)

  • take apart(分解する)
  • take back(前言撤回する)
  • take care of(面倒を見る)
  • take after(似ている)
  • take over(引き継ぐ、乗っ取る)
エリカ

1つの動詞にたくさんの意味があるからこそ、逆に少ない単語でいろいろなシチュエーションに対応できるんです。

まとめ

ここまで紹介した内容を整理します。

この記事の要点
  • ネイティブの日常会話はごく少数の基本動詞で成り立っている
  • get・give・have・make・takeは特に意味の広がりが大きい5つの動詞
  • 前置詞・副詞と組み合わせた句動詞まで覚えると表現の幅がさらに広がる

難しい単語を新しく覚えるよりも、すでに知っている基本動詞の使い方を広げるほうが、実は近道です。

まずはこの5つの動詞を、日常会話の中で意識的に使ってみてください。

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この記事を書いた人

現役の個人英語コーチ。英検1級・TOEIC975点。高校時代にアメリカ・カンザス州ウィチタへ1年間留学し、その後カリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学。自身の経験をもとに、個人英語コーチとして受講生の指導にあたっている。

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