TOEICのスコアがなかなか伸びない。
単語を覚えても、問題集をこなしても、思うようにスコアが上がらないと感じることはありませんか。
オットTOEICの勉強、単語も文法もやってるのに、スコアが全然伸びないんだよね…



それは、伸ばすべき力を取り違えているのかもしれません。整理していきましょう。
- TOEICスコアを決める2つの要素
- 英語力と対策力、それぞれの伸ばし方
- スコア帯別に優先すべき勉強法
- 対策のやりすぎに注意すべき理由
TOEICのスコアは「英語力」と「対策力」で決まる



そもそも、スコアって何で決まるの?



大きく分けると「英語力」と「対策力」の2つで決まります。
英語力とは何か
英語力とは、リスニングとリーディングそのものの総合的な習熟度のことです。
TOEICの対策をまったくしていなくても、英語力が高ければ一定のスコアは取れます。
対策力とは何か
対策力とは、TOEICという試験の形式や時間配分、問題の解き方にどれだけ慣れているかということです。
単語や文法の知識があっても、初めて受ける形式に戸惑ってしまうと、本来の実力より低いスコアになってしまいます。
英語力を上げるにはとにかく英語に触れる量を増やす



英語力は、どうやって伸ばせばいいの?



地道ですが、リスニングとリーディングの両方で英語に触れる量を増やすことです。
リスニング力はナチュラルスピードの音声に慣れることから
本番と同じくらいのスピードの英語音声を、日常的に聞く時間を増やしましょう。
ニュースやポッドキャストなど、自分が興味を持てる音声を選ぶと続けやすくなります。
リーディング力は英文を読む量を増やすことから
洋書や海外メディアの記事など、まとまった英文を読む機会を増やしていきましょう。
TOEICのリーディングは全問を時間内に読み切る速さが必要なので、日頃から読む量を確保することが欠かせません。
対策力は公式問題集と対策本1〜2冊で十分身につく



対策力の方は、どう鍛えればいいの?



こちらは短期間で身につきやすく、初心者ほど効果を実感しやすい部分です。
まずは公式問題集で形式に慣れる
TOEIC公式が出している問題集を1冊、時間を測りながら2〜3回通して解いてみましょう。
本番と同じ形式・レベルの問題に触れることで、時間配分の感覚がつかめます。
苦手なパートがあれば対策本を追加する
特定のパートで失点が多い場合は、そのパートに特化した対策本を1冊追加すると効率よく弱点を補えます。
対策力は身についたら十分なので、必要以上に何冊も参考書を買い足す必要はありません。
今の自分に足りないのはどちらか、見分け方



自分が英語力と対策力、どっちが足りてないのか分からないんだけど…



見分け方はシンプルです。模試を1回、本番と同じ条件で解いてみましょう。
時間内に解き終えられない場合
公式問題集を、本番と同じ時間で通して解いてみましょう。
時間が足りずに最後まで解けなかった場合は、対策力(時間配分・解き方)に課題がある可能性が高いです。
時間内に解けたのにスコアが伸びない場合
時間内に解き終えられるのに正答率が低い場合は、英語力そのものに課題がある可能性が高いです。
パートごとの正答率も見て、リスニングとリーディングのどちらが弱いかを確認しておきましょう。
スコア帯別に優先すべき勉強法



目標スコアによって、優先順位は変わるの?



はい。目標スコア帯によって、優先すべき力が変わってきます。
500点前後からのスタートの場合
中学・高校基礎レベルの文法や単語に不安がある段階です。
TOEIC対策の前に、基礎的な文法書と単語帳で土台を作ることを優先しましょう。
600点前後を目指す場合
中学レベルの文法・単語に大きな抜けがなければ、対策力を先に固めるだけでも到達しやすいスコア帯です。
公式問題集を繰り返し解き、パートごとの解き方のパターンをつかむことを優先しましょう。
700〜800点前後を目指す場合
対策力だけでは届きにくく、大学受験レベル以上の英語力が必要になってきます。
苦手なパートを対策本で補いながら、リスニング・リーディングともに英語に触れる量を増やしていきましょう。
900点以上を目指す場合
このレベルからは対策力の伸びしろが小さくなり、英語力そのものを底上げする学習が中心になります。
長文を時間内に読み切る速さと、細部まで正確に聞き取る精度の両方が求められるため、地道な積み重ねが必要です。
対策力だけに偏るとどうなるか



対策力だけ頑張っても大丈夫なんじゃないの?



対策力だけに偏ると、注意しておきたい落とし穴もあります。
問題形式や解き方のテクニックばかりを覚えると、TOEICのスコアは上がっても、実際の英語運用力が伴わないことがあります。
スコアを取ること自体が目的なら対策力中心でも良いですが、英語を使えるようになりたいなら英語力を伸ばす学習も並行して続けましょう。
- 対策だけでは実際の英語運用力は伸びない
- 「スコアが目的」か「使える英語が目的」かで配分を決める
- 英語力・対策力はどちらも並行して続けるのが理想
TOEIC学習でよくある失敗パターン



勉強してるのに伸びないとき、何が間違ってるんだろう?



よくある失敗パターンが2つあります。当てはまらないか確認してみてください。
単語帳だけを何周もしている
単語帳を繰り返すだけでは、実際の文章の中でその単語を使う感覚が身につきません。
覚えた単語は、長文や問題演習の中で出会わせて定着させていきましょう。
苦手パートを避けて得意パートばかり解いている
得意なパートばかり解いていると気持ちよく点数が伸びた気になりますが、本番のスコアは伸びにくいままです。
苦手なパートこそ、少しずつでも触れる時間を確保しましょう。
勉強を継続するためのコツ



正しい勉強法がわかっても、続けるのがなかなか大変で…



継続のために、意識しておきたいポイントが2つあります。
今の勉強がどちらの力を鍛えているか意識する
今取り組んでいる勉強が英語力向上のためなのか、対策力向上のためなのかを意識するだけで、学習の効果を実感しやすくなります。
結果が出るまでに時間差があることを理解しておく
特に英語力の向上は、対策力に比べてスコアに反映されるまでに時間がかかります。
一時的にスコアが伸び悩んでも、正しい方向で続けていれば結果は後からついてきます。
まとめ
TOEICのスコアは、英語力と対策力という2つの要素で決まります。
600点前後までは対策力を先に固め、それ以上を目指すなら英語力そのものを底上げする学習を増やしていきましょう。
焦らず、自分の目標スコアに合った配分で学習を積み重ねていってください。
- TOEICスコア=英語力×対策力
- 英語力はリスニング・リーディングの量で伸ばす
- 対策力は公式問題集と対策本1〜2冊で十分
- 600点前後までは対策力優先、それ以上は英語力を底上げ
- 対策力だけに偏ると実際の英語運用力が伴わないことがある
まずは自分が今どちらの力を伸ばすべきか、振り返ってみてください。
正しい方向で積み重ねれば、スコアは着実についてきます。
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