同じ勉強を続けているのに、TOEICのスコアがなかなか伸びない…そんな停滞を感じたことはありませんか。
TOEIC対策というと、とにかく問題集を繰り返すイメージを持たれがちです。
オット点数が伸び悩んでいる人に、何かアドバイスできることってあるの?



スコア370点台で伸び悩む方によくお伝えしているのが、勉強の「順番」を見直すことです。今日はその考え方をご紹介しますね。
- 基礎英語力を先につけるという考え方
- 基礎リスニング力を伸ばす具体的な手順
- 基礎リーディング力を伸ばす具体的な手順
- 模擬試験を使った仕上げの進め方
スコアが伸び悩みやすい人の共通点



370点くらいで止まる人って、どこでつまずいてるの?



リスニングでは単語を単語のまま拾って、内容を推測するだけになりがちです。文章全体を理解できていないんです。
スコアが伸び悩む方の多くは、まずTOEIC対策の問題集から手をつけようとします。
ですがそれよりも先に、基礎英語力そのものを底上げする必要があるケースが少なくありません。
いきなりTOEIC対策に絞って勉強するより、遠回りに見えても基礎を固めるほうが結果的に楽になる。これが、多くの受講生を見てきて感じる結論です。
問題集を解いても点数が動かない時期は、このまま続けて意味があるのかと不安になるものです。
それでも、基礎ができていないまま応用問題だけ繰り返すのは遠回りです。いったんTOEIC専用の教材から離れる決断も、時には必要になります。
基礎リスニング力をつける方法



基礎リスニング力って、具体的にどう鍛えるの?



おすすめしているのは、映画やドラマを使った3ステップの練習です。
- まず日本語字幕で見て、内容をざっくり理解する
- 内容を理解したら英語字幕に変え、どう言われているか繰り返し確認する
- 英語字幕を外し、聞き取れなかった部分だけ字幕で確認する
特に2番目のステップは、目で読みながら耳で聞くことになるので、リーディング力の底上げにもつながります。
自分が好きな作品を選ぶことが、継続できる一番の理由になります。飽きてしまったら別の作品に変える、というくらい気楽に続けるのがコツです。
通勤時間などのすきま時間には、映画とは別に英語のPodcast番組を聞き流すのもおすすめです。



大事なのは、毎日聞き続けて英語を生活の一部にすることです。
基礎リスニング力がついたところで、はじめてTOEIC形式のリスニング教材に進みます。
問題を解く前に設問へ目を通しておくと、どこに集中して聞けばいいかがわかり、正答率が安定しやすくなります。
基礎リーディング力をつける方法



リーディングも同じように基礎から?



はい。特にリーディングが苦手な方には、いきなりTOEICの長文から始めることはおすすめしません。
自分のレベルに合った、興味を持てる本から読み始めるのがポイントです。
わからない単語があっても、まず一通り読んでから調べ、もう一度読み直す。この順番を守ることで、単語をすべて知らなくても内容をつかむ力がついてきます。
あわせて活用したいのがオーディオブックです。
本を読みながら音声も聞くことで読むスピードが上がり、リスニング力も同時に鍛えられて一石二鳥です。
文法の土台づくりには、CAMBRIDGE社のGrammar in Useシリーズがよく使われます。
すべて英語で書かれたテキストですが、易しい説明と図がセットになっているシリーズで、英文法に苦手意識がある方でもビギナー向けの巻から取り組みやすい内容です。
間違えた例文は、場面を想像しながら何度も声に出して読み直すのがおすすめです。
声に出して文法を覚えると、文章がどう組み立てられているかの感覚が体に染みついてきます。
模擬試験を使った仕上げの進め方



基礎ができた後は、どうやってTOEIC本番の形式に慣れていけばいいの?



模擬試験を繰り返して、間違えた原因をつぶす作業をひたすら行うのが効果的です。
- 模擬試験を1回分解き、間違えた箇所を解説で確認する
- テキストを1周し、間違えた理由や知らない単語を洗い出す
- 間違えた問題だけを、理解できるまで解き直す
- 別の模擬試験を解き、伸びていない項目をさらに繰り返す
模試3回分と解説がセットになった問題集を1冊仕上げることを、まずの目標にするとよいでしょう。
教材を選ぶときに大事な基準は、解説の充実度・発行年の新しさ・模擬試験が付属しているかの3点です。
教材は改訂が頻繁なので、これから対策を始める方は最新版を書店やオンラインストアで確認してみてください。
まとめ:伸び悩んだときこそ基礎に立ち返る
スコアが伸び悩む方に共通して合っているのは、TOEIC対策そのものより先に基礎英語力を底上げする順番です。
- 370点前後で伸び悩んだら、いきなりTOEIC対策に絞らず基礎力を優先する
- リスニングは映画・ドラマの3ステップ字幕練習で鍛える
- リーディングはレベルに合った本+オーディオブックで鍛える
- 基礎ができてから模擬試験で弱点をつぶす手順に進む
- 教材は解説の充実度・発行年・模試付属の3点で選ぶ
点数が動かない時期があっても、それは基礎を作り直しているサインかもしれません。
この方法が誰にでも同じように当てはまるとは限りませんが、伸び悩みを感じている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
基礎を焦らず固める時間も、決して遠回りではないはずです。
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