海外の人と英語で話していると、言葉だけでなく身振り手振りで気持ちを伝え合う場面がよくあります。
ジェスチャーの意味を知らないまま見過ごしてしまうと、会話の中の大事なニュアンスを読み取れなかったり、思わぬ誤解を招いてしまったりすることもあります。
オット海外の人がよくやってる手の動き、意味がわからなくて戸惑うことがあるんだよね。



実は日本と海外では、同じジェスチャーでも意味が違ったり、日本にはない動きだったりすることが多いんです。会話でよく使われるジェスチャーの意味と、注意したい失礼なジェスチャーをまとめて紹介しますね。
- 英語の会話でよく使われるジェスチャー6つの意味
- 日本と海外でジェスチャーの意味が異なるケース
- 海外で絶対に使ってはいけない失礼なジェスチャー
英語の会話でよく使われるジェスチャー6選
映画やドラマ、実際の会話の中にもよく登場する、代表的なジェスチャーを6つ紹介します。



具体的には、どんな動きがあるの?



まずは、会話の中でよく見かける6つの動きから見ていきましょう。
air quotes(指を曲げ伸ばしして皮肉を表す)
両手の人差し指と中指を立てて、曲げ伸ばしする動作をair quotesと呼びます。
指でダブルクォーテーションマーク(” “)を表していて、今話している言葉を強調したり、額面通りの意味ではないという皮肉っぽいニュアンスを添えたりするときに使われます。
手をこすり合わせるジェスチャー(期待・寒さを表す)
手のひらを体の前ですり合わせる動作は、「何かに期待してワクワクしている」ことを表します。
単純に「寒い」ということを伝える際にも使われる、日常会話でよく見かけるジェスチャーです。
ハイタッチ(high five)
いわゆるハイタッチのことで、意味も使われる場面も日本とほぼ同じです。
「ハイタッチ」という言葉自体は和製英語なので、英語で表現するときはhigh fiveと言います。スポーツで喜びを分かち合うときや、何かがうまくいったときによく使われます。
crossed fingers(幸運を祈る・嘘をつくサイン)
人差し指と中指をクロスさせる動作で、クロスした指が十字架を表し、Good luck!(幸運を祈っています)という意味になります。
一方で、嘘をつくときのサインとしても使われます。相手から見えないように手を後ろに回してこっそり指をクロスさせ、「嘘をついてしまうけれど許してください」という気持ちを込める、というジョーク交じりの慣習です。
映画などで登場人物が背中で指をクロスしているシーンが映る場合、そのセリフが実は嘘だということを暗に示す演出として使われることがあります。
thumbs-up / thumbs-down
親指を立てる、または下に向ける動作です。日本でもすっかり浸透しているジェスチャーですね。
親指を立てるとgood(良い)、下に向けるとbad(悪い)を表します。
「見ているよ」を伝えるジェスチャー
人差し指と中指でVサインを作り、自分の目に向けたあと相手に向ける動作です。
I am watching you.(ちゃんと見ていますよ)という意味で、相手に注意を促したり、冗談交じりに釘を刺したりするときに使われます。
日本と海外でジェスチャーの意味が違うことに注意



同じ動きでも、国によって意味が違うことってあるの?



あります。特に誤解を招きやすいものを紹介しますね。
手招きの向きの違い
日本では手のひらを下に向けて手前に振る動作で人を呼び寄せますが、英語圏では手のひらを上に向けて指を曲げる動作で「おいで」を表すのが一般的です。
日本式の手招きは、英語圏の人には逆の意味に受け取られてしまうことがあるので注意しましょう。
「自分」を指す位置の違い
日本では自分を指すときに鼻や顔を指すことが多いですが、英語圏では鼻ではなく胸を指すのが一般的です。
OKサインの意味の違い
親指と人差し指で輪を作るOKサインは、英語圏では「OK・大丈夫」という意味で使われる、なじみ深いジェスチャーです。
ただし、国や地域によっては全く別の意味に受け取られることがあるため、海外では多用しないほうが無難です。
日本では通じても海外では伝わらないジェスチャー
手を合わせて「ごめんなさい」を表すしぐさや、人差し指と親指で丸を作って「お金」を表すしぐさは、日本ではよく使われますが、海外では意味が通じないことがあります。
こうしたジェスチャーに頼らず、言葉でしっかり伝えることを意識しておくと安心です。
ジェスチャーを自然に使いこなすためのポイント



ジェスチャー、自分でも使いこなせるようになるかな?



意識するポイントを押さえれば大丈夫です。3つ紹介しますね。
話す内容とジェスチャーを一致させる
言葉で伝えている内容と、ジェスチャーが表す意味がずれていると、かえって相手を混乱させてしまいます。
まずは、この記事で紹介したようなシンプルなジェスチャーを、言葉とセットで使う練習から始めましょう。
海外ドラマや映画で実際の使われ方を観察する
会話の中でジェスチャーがどのタイミングで、どんな表情とともに使われているかを観察すると、自然な使い方が身につきやすくなります。
字幕で意味を確認しながら見ると、単語だけでは伝わりにくいニュアンスも理解しやすくなります。
オンライン英会話でジェスチャーも交えて話してみる
実際の会話の中でジェスチャーを使ってみると、相手の反応から意味が正しく伝わっているかを確認できます。
恥ずかしがらずに、身振り手振りを交えながら話す練習を重ねていきましょう。
絶対に使ってはいけない失礼なジェスチャー



気をつけたほうがいいジェスチャーって、他にもあるの?



あります。中指を立てる以外にも、国によっては失礼とされる動作があるので紹介しますね。
「中指を立てる」動作は世界共通で失礼な意味を持つジェスチャーとして広く知られています。
それ以外にも、国によっては別のジェスチャーが下品・侮辱的な意味を持つことがあります。
普段何気なく使っている動作が、訪れる国によっては全く違う、しかも失礼な意味に受け取られる可能性があります。海外に行く前には、訪問先の習慣を確認しておくと安心です。
まとめ:ジェスチャーの意味を知って、誤解のないコミュニケーションを
英語圏でよく使われるジェスチャーには、日本と共通するものもあれば、意味が全く異なるものもあります。
特に、手招きの向きや「自分」を指す位置の違い、失礼な意味を持つジェスチャーには注意が必要です。
- air quotes・crossed fingers・thumbs-up/downなど会話でよく使われるジェスチャーがある
- 手招きの向きや自分を指す位置は、日本と英語圏で意味が異なる
- 中指を立てる動作以外にも、国によって失礼とされるジェスチャーがある
言葉だけでなくジェスチャーの意味も知っておくことで、より自然でスムーズなコミュニケーションができるようになります。
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