留学や海外滞在が長くなると、必ずぶつかるのが「髪が伸びてきたけど、現地の美容室に行く勇気が出ない」という悩みです。
髪型のオーダーは日本語でも難しいのに、英語で伝えるとなるとイメージが違う仕上がりにならないか不安になりますよね。
オット「ショートカットにしてください」って言えば伝わりそうな気がするけど…違うの?



それ、海外の美容師さんには「近道して」に聞こえてしまう可能性がある表現なんです。今日はそのあたりを整理してご紹介しますね。
この記事では、海外の美容室でオーダーを伝えるときの注意点と、実際に使える英会話フレーズを紹介します。
- 「ショートカット」が
shortcutでは通じない理由 - 「美容室に行ってきた」の正しい英語表現
- オーダー・長さ・スタイル・髪色を伝える英会話フレーズ
- 希望をうまく伝えるためのコツ
「ショートカット」は”shortcut”じゃない!和製英語に注意
日本語の感覚でそのままshortcutと言いたくなりますが、これは英語では「近道」「手っ取り早い方法」という意味の単語です。
パソコンの操作を素早く済ませる「ショートカットキー」も、同じshortcutから来ています。



じゃあ「ショートカットにして」って美容師さんに言ったら、どうなるの?



「急いで切ってください」というニュアンスで伝わってしまうかもしれません。髪型としての「ショートカット」はshort haircutと言うのが正解です。
haircutは「髪型」という意味の単語なので、その前にshort(短い)かlong(長い)を付ければ、長さのイメージが伝わります。
「美容室に行ってきた」は英語でどう言う?
I cut my hair.だと「自分で自分の髪を切った」という意味になってしまいます。
美容師さんに切ってもらった場合は、I got my hair cut.のように「してもらう」形にする必要があります。
get + 目的語 + 過去分詞で「〜してもらう」を表せます。
I got my hair cut.:髪を切ってもらった。I got my car fixed.:車を修理してもらった。I got my wallet stolen.:財布を盗まれた。



「してもらう」だけじゃなくて「されてしまった」にも使えるんだね。



そうなんです。1つ覚えておくと、日常会話でも幅広く応用できる形なので便利ですよ。
海外の美容室で使える英会話フレーズ集
実際に美容室へ行くときに困らないよう、来店から仕上がりの希望まで使えるフレーズをまとめました。
お店・スタッフを表す単語
barber:床屋さん(主に男性向け)beauty salon/hairdresser's:美容室
オーダーを伝えるときのフレーズ
Just a haircut, please.:カットだけでお願いします。How would you like your hairstyle today?:今日はどんな髪型にしますか?(美容師さんからの質問)Any recommendations?:おすすめの髪型はありますか?
長さ・スタイルを伝えるフレーズ
I want to go shorter than last time.:前回より短くしたいです。I'd like to grow my hair longer.:髪を伸ばしたいです。Thin out my hair, please.:髪をすいてください。Trim about two inches off, please.:2インチ(約5cm)ほど切ってください。I'd like tight curls, please.:強めのカールをかけてください。These are natural waves.:これは天然パーマです。
前髪・レイヤーなど髪型パーツを表す単語



前髪だけ整えたい、みたいな細かい希望はどう伝えるの?



髪型のパーツを表す単語を知っておくと、フレーズと組み合わせて細かい要望も伝えやすくなりますよ。
bangs(アメリカ英語)/fringe(イギリス英語):前髪layers:レイヤー(段になった髪の重なり)split ends:枝毛roots:根元
Just trim my bangs, please.(前髪だけ整えてください。)のように、パーツの単語とフレーズを組み合わせると、伝えたい範囲がより明確になります。
同じ「前髪」でも、アメリカではbangs、イギリスではfringeと呼ぶことが多く、地域によって単語が変わる点も覚えておくと安心です。
髪色の希望を伝える単語
カットだけでなく、髪色を変えたいときに役立つ単語もあわせて紹介します。
dye/color:染めるall-over color:全体染めhighlights:ハイライト(部分的に明るい色を入れる技法)root touch-up:根元だけを染め直すこと
I'd like an all-over color, a bit lighter than this.(今より少し明るめの全体染めにしたいです。)のように、色の単語とフレーズを組み合わせて伝えられます。
希望をうまく伝えるための2つのコツ



フレーズを覚えても、いざ本番だと緊張して出てこなさそう…。



言葉だけに頼らなくて大丈夫です。写真を見せる、簡単な単語で伝えるという2つを意識するだけで、失敗はぐっと減らせます。
1つ目は、なりたい髪型の写真をスマホに用意しておくことです。長さやカールの強さは、言葉より画像のほうが確実に伝わります。
2つ目は、無理に長い文章を組み立てようとせず、この記事で紹介したような短いフレーズと単語を組み合わせて伝えることです。
「もう少し短く」「もう少し明るく」など、比較の形で伝えるだけでも十分に意図は伝わります。
仕上がりの途中で不安になったら、Could you show me how it looks so far?(今どんな感じか見せてもらえますか?)と聞いてしまって構いません。
途中で確認を挟むことは失礼にはあたらず、むしろイメージのズレを防ぐための一般的なコミュニケーションです。
まとめ
海外の美容室は、正しいフレーズさえ知っていれば決して怖い場所ではありません。
- 「ショートカット」の髪型は
short haircut - 「切ってもらった」は
I got my hair cut. - 長さ・スタイルは比較表現で伝えると伝わりやすい
- 写真を見せながら伝えると失敗が減る
普段使っている単語の範囲でも、十分に希望は伝えられます。



次に海外で髪を切る機会があったら、ぜひ今日のフレーズを試してみてくださいね。
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