「be動詞と一般動詞、頭では分かっているつもりなのに、話すときにごちゃ混ぜになってしまう」という相談は、中学英語をやり直したい大人の方からもよくいただきます。
I am like sushi.のように、be動詞と一般動詞を両方使ってしまう間違いは、実はとても多くの人が通る道です。
オットbe動詞と一般動詞の違いは中学で習った気がするけど、話すとなるとなんで毎回混乱するんだろう?



それは日本語の感覚のまま英語を組み立てているからなんです。混同しやすい理由と、よくある間違いパターンを一緒に見ていきましょう。
- be動詞と一般動詞、それぞれの役割の違い
- 日本人が2つを混同しやすい理由
- 会話でよくある3つの間違いパターンと直し方
be動詞と一般動詞、そもそも役割が違う
be動詞(am・are・isなど)は、主語とそのあとの言葉を「=」でつなぐ働きをします。
I am a teacher.(私=先生です)のように、主語がどんな状態・何であるかを説明するときに使う動詞です。
一方、一般動詞はplay(する)やlike(好き)のように、主語の動作や気持ちを直接表す動詞です。
I play tennis.は「私=テニス」とイコールで結べないので、playは一般動詞であってbe動詞ではありません。
活用形の一覧や否定文・疑問文の作り方まで詳しく確認したい場合は、Be動詞一覧表と例文まとめもあわせて参考にしてください。
なぜ日本人はbe動詞と一般動詞を混同しやすいのか



「私は寿司が好きです」の「は」も「私はテニスをします」の「は」も、日本語では同じ「は」だもんね。



まさにそこが原因なんです。日本語の「は」は英語のbe動詞と一般動詞、両方の役割を1つの助詞でこなしてしまいます。
「私は先生です」も「私はテニスをします」も、日本語では同じ「は」でつながるため、英語でも同じ感覚で文を作ろうとしてしまいがちです。
ですが英語では、be動詞を使うべき文と一般動詞を使うべき文がはっきり分かれていて、原則としてこの2つを同じ文の中で並べては使いません。
この日本語と英語の構造の違いを知っておくだけで、混乱の理由がぐっと理解しやすくなります。
よくある間違い①:be動詞と一般動詞を両方使ってしまう
もっとも多い間違いが、1つの文の中でbe動詞と一般動詞を両方使ってしまうパターンです。
- △
I am like sushi. - ◎
I like sushi.(私は寿司が好きです) - △
He is play soccer. - ◎
He plays soccer.(彼はサッカーをします)
likeやplayはすでに動作・状態を表す一般動詞なので、その前にamやisを置く必要はありません。
「主語のあとに動詞は1つだけ」というルールを意識するだけで、この間違いはかなり減らせます。
例外:現在進行形はbe動詞+一般動詞ingが正解
ここで1つだけ注意してほしいのが、I am playing tennis.(私はテニスをしています)のような現在進行形です。
この文は一見「be動詞+一般動詞」に見えますが、動詞がplayではなくingのついたplayingになっているため、文法的に正しい形です。
今回取り上げているのはI am like sushi.のように、動詞をそのままの形でbe動詞の後ろに置いてしまう間違いなので、ingが付いているかどうかで区別してください。
よくある間違い②:疑問文・否定文でbe動詞を使ってしまう



疑問文を作るとき、とりあえずAre youから始めちゃうことがあるんだけど。



それも本当によくある間違いです。一般動詞の疑問文・否定文にはdo・doesを使うのがルールなんです。
- △
Are you like sushi? - ◎
Do you like sushi?(あなたは寿司が好きですか?) - △
I am not like natto. - ◎
I don't like natto.(私は納豆が好きではありません)
be動詞の疑問文はAre you a teacher?のようにbe動詞自体を主語の前に出しますが、一般動詞の文ではdo・doesを主語の前に置き、動詞は原形に戻します。
否定文も同じで、一般動詞の文にはnotではなくdon't・doesn'tを使います。
よくある間違い③:3人称単数のsを忘れる
主語がhe・she・itなど3人称単数のとき、一般動詞の現在形にはsを付けるというルールも見落とされがちです。
- △
She like coffee. - ◎
She likes coffee.(彼女はコーヒーが好きです)
be動詞は主語ごとにam・are・isと形そのものが変わりますが、一般動詞は3人称単数のときだけ、動詞の語尾にsやesを付けます。
be動詞ほど形が大きく変わらないぶん、逆にsを付け忘れやすいので注意が必要です。
見分け方のコツ:「=」か「動作」かで判断する



結局、話しながらどうやって瞬時に見分ければいいの?



言いたい文が「主語=〜」で成り立つか、「主語が〜する」なのかを、話す前に一瞬だけ確認する癖をつけるといいですよ。
「私は疲れています」なら「私=疲れている状態」なのでbe動詞、「私は毎日走ります」なら「私が走るという動作をする」なので一般動詞です。
最初は一瞬立ち止まって考える必要がありますが、この判断を繰り返していくうちに、考えなくても自然に使い分けられるようになっていきます。
be動詞と一般動詞についてよくある質問
wasやwereは一般動詞の過去形と何が違いますか?
was・wereはbe動詞の過去形で、一般動詞の過去形(played・likedなど)とは別のグループです。
過去の文でも、be動詞なら「=」、一般動詞なら「動作」という判断基準は変わりません。
canなどの助動詞と一般動詞を混同することもありますか?
あります。He can plays soccer.のように、助動詞のあとの動詞にも3人称単数のsを付けてしまう間違いもよく見られます。
can・willなどの助動詞の後ろは、主語が誰であっても動詞は原形のままにするのが正しい形です。
まとめ|混同はよくあるステップ、直し方を知れば克服できる
be動詞と一般動詞の混同は、日本語の「は」が両方の役割を担っていることが原因で起きる、多くの学習者が通る間違いです。
間違いのパターンを知っておけば、自分が話すときにも気づきやすくなり、直すスピードも上がります。
- be動詞は「=」、一般動詞は「動作」を表す
- 日本語の「は」が原因で両方使ってしまう間違いが多い
- 一般動詞の疑問文・否定文は
do・doesを使う - 3人称単数の一般動詞には
sを付け忘れない - 「=」か「動作」かを一瞬確認する癖をつける
今日紹介した3つの間違いパターンを頭の片隅に置いて、実際に英文を作りながら練習してみてください。
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[…] 最初のテーマである「be動詞と一般動詞」でつまずきやすいポイントは、be動詞と一般動詞の使い分けで詳しく整理していますので、あわせて参考にしてください。 […]