「ソファ」「ドレス」「パース」「ストーブ」。
どれも日本語にすっかり定着したカタカナ語ですが、実は英語のネイティブが使う意味とズレているものがあります。
オット「ソファ」も「ドレス」も、そのまま英語で言えば通じるんじゃないの?



単語によっては通じても、指すものや印象が変わってしまうんです。今回は特に誤解されやすい4つの単語を、辞書の定義と一緒に整理していきますね。
- sofaとcouchの使われ方の違い
- 英語のdressが指す範囲と「ドレス」とのズレ
- purseが米語と英語で全く違うものを指す理由
- 日本語の「ストーブ」を英語で言うときの正しい単語
- 「マンション」と英語のmansionが指すものの違い
「ソファ」はsofaとcouch、どちらが自然?
結論から言うと、sofaもcouchもどちらも正しい英語で、片方が「間違い」というわけではありません。
ただし、使われる場面には違いがあります。
アメリカ英語の日常会話ではcouchのほうがよく使われ、イギリス英語ではsofaが好まれる傾向があります。
アメリカ国内でも両方使われますが、sofaのほうがやや改まった響きを持ち、couchのほうがカジュアルな印象で使われることが多い単語です。
ソファに座ってテレビばかり見てだらだら過ごす人を指すcouch potatoというスラングもあります。
Let's relax on the couch tonight.(今夜はソファでゆっくりしよう)My grandmother has a beautiful antique sofa.(祖母は美しいアンティークのソファを持っている)
英語のdressは「ドレス」より意味が広い
日本語で「ドレス」というと、パーティーで着るような華やかな服を思い浮かべますよね。
ところが英語のdressは、もっと範囲が広い単語です。
英語のdressは、上下がつながった一枚仕立ての服全般を指し、日本語でいう普段着の「ワンピース」も含みます。



じゃあ普段着のワンピースをdressって呼んでも変じゃないの?



全く変じゃないですよ。むしろそれが自然な使い方です。フォーマルに正装している状態を伝えたいときは、また別の言い方を使います。
正装している状態を表したいときはdressed upという形を使います。
I bought a new dress for work.(仕事用に新しいワンピースを買った)She was dressed up for the wedding.(彼女は結婚式のために着飾っていた)
purseの意味は米語と英語で真逆になる
purseも誤解されやすい単語のひとつです。
実はアメリカ英語とイギリス英語で、指すものがほぼ逆になります。
アメリカ英語のpurseは、女性が持つバッグそのものを指し、日本語のハンドバッグに近い意味で使われます。
一方イギリス英語のpurseは、そのバッグの中に入れる小さな財布のような小物を指します。日本語の「財布」に近いのはこちらです。



じゃあアメリカで「財布を忘れた」って言いたいときはどうすればいいの?



walletと言えば、アメリカでもイギリスでも「財布」の意味で通じます。purseを使うと、相手によっては「バッグごと忘れた」と誤解されるかもしれません。
I left my wallet at home.(家に財布を忘れてきた)She always carries a big purse.(米)(彼女はいつも大きめのバッグを持ち歩いている)
「ストーブ」は英語のstoveとは別のもの
冬に恋しくなる「ストーブ」も、英語にするときは注意が必要な単語です。
英語のstoveは、主にガスコンロなど調理に使う加熱器具を指す単語です。
日本語で「ストーブ」と呼んでいる、部屋を暖める暖房器具を英語で言うときはheaterを使います。
薪ストーブのように暖房目的の特定の器具をstoveと呼ぶこともありますが、一般的な部屋の暖房器具はheaterと考えておくのが安全です。
Turn on the heater, it's cold in here.(ストーブつけて、ここ寒いよ)She's cooking dinner on the stove.(彼女はコンロで夕食を作っている)
「マンション」と英語のmansionは指すものが違う
日本語で「マンション」というと、鉄筋コンクリートの集合住宅を思い浮かべますよね。
ところが英語のmansionは、富裕層が住むような大豪邸を指す単語です。



普通の分譲マンションに住んでるって英語で言うと、ちょっと変な感じになるってこと?



そうなんです。「豪邸に住んでいる」という意味に聞こえてしまいます。日本語の「マンション」にあたる集合住宅は、アメリカ英語ではapartment、イギリス英語ではflatと言うのが自然です。
ちなみにイギリス英語では、古い集合住宅の建物名にmansions(複数形)という語が使われていることもありますが、これは建物名としての名残のような使い方で、日常会話で自分の住まいを説明するときの単語ではありません。
I live in an apartment near the station.(米)(駅の近くのマンションに住んでいます)The rock star bought a huge mansion.(そのロックスターは巨大な豪邸を買った)
まとめ:カタカナ語のまま使うと誤解されることがある
今回はsofa、dress、purse、stove、mansionの5つの単語を取り上げました。
どれも日本語のカタカナ語として定着している分、英語での意味とのズレに気づきにくい単語です。
- sofa/couchはどちらも正しいが、使われる場面や地域に違いがある
- 英語のdressはワンピースを含む幅広い一枚服を指す
- purseはアメリカでバッグ、イギリスで財布を指す
- 日本語の「ストーブ」にあたる英語はheater
- 英語のmansionは豪邸、日本語の「マンション」はapartment/flat
知っているつもりの単語でも、英語での意味を辞書で確認してみると新しい発見があります。
オンライン英会話のフリートークで実際に使ってみて、感覚をつかんでいってくださいね。
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