単語帳を何冊やっても覚えられない、そんな悩みを抱えていませんか。
実は英単語の覚え方には向き不向きがあり、自分に合ったタイプの参考書を選ぶだけで定着率が大きく変わります。
オット単語帳、何冊も買ったのに全然覚えられないんだよね。もう向いてないのかな。



向いてないんじゃなくて、単語帳との相性が悪いだけかもしれません。目的別におすすめを紹介しますね。
- 目的・レベル別に単語帳を選ぶ基準
- 基礎固め〜上級者向けのおすすめ参考書4冊
- 単語帳と併用したい「語源」から覚える方法
単語帳選びで失敗しないための基準



そもそも、単語帳ってどうやって選べばいいの?



「なぜ英単語を覚えたいのか」という目的から逆算するのがコツです。
英単語は、スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングという英語の4技能すべてにつながる土台です。
ですが、「高校レベルの基礎からやり直したい」「TOEICで高得点を取りたい」「ネイティブ並みの語彙力をつけたい」では、選ぶべき単語帳がまったく違います。
まずは自分の目的とレベルを整理してから、次に紹介する中から1冊を選んでみてください。
目的・レベル別おすすめ参考書4冊



じゃあ具体的に、どんな単語帳がおすすめなの?



私自身も指導の中でよく紹介している、定番の4冊を挙げますね。
①高校レベルの基礎からやり直すなら『DUO 3.0』
基本的な単語からしっかり学び直したいという方には、定番の『DUO 3.0』がおすすめです。
重要な単語と熟語を、重複なく厳選した例文の中にまとめて収録しているのが特徴で、1つの例文で複数の単語を同時にインプットできます。
収録されている英文はTOEICや日常会話でもよく使われるものが中心なので、高校生の学び直しだけでなく、社会人の基礎固めにも向いています。
②リスニング力も一緒に鍛えるなら『速読速聴・英単語』シリーズ
単語を覚えるだけでなく、リスニング力も同時に伸ばしたいという方には『速読速聴・英単語』シリーズが向いています。
音声を聞きながら英文を読み、インプットとアウトプットの両方を通じて単語を覚えていくスタイルの教材です。
単語を単体で覚えるのではなく、文脈の中で使い方ごと覚えられるので、リーディングとリスニングの両方が必要なTOEIC対策にも役立ちます。
シリーズは日常英語からビジネス英語まで難易度・テーマ別に分かれているので、自分の目的に合った1冊を選んでください。
③TOEIC対策に特化するなら『出る単特急 金のフレーズ』
TOEICのスコアアップを目指すなら、長年多くの受験者に支持されている『出る単特急 金のフレーズ』が定番です。
TOEICに頻出する単語だけを厳選して収録しており、それぞれに実際の試験に近い形の例文が付いているのが特徴です。
単語を覚えるだけでなく、TOEIC特有の出題傾向にも触れられる作りになっているので、これからTOEICを受ける方は最初の1冊として選びやすいでしょう。
④英語上級者がボキャブラリーを増やすなら『Word Power Made Easy』
ネイティブに近いボキャブラリーを目指したい上級者には、英語ネイティブ向けの語彙力強化本『Word Power Made Easy』を紹介します。
語源に基づいて、かなり深いレベルで単語の意味やニュアンスを学べる洋書です。
知識が定着しているか確認できる練習問題も豊富に収録されており、単語集というより「語彙力を鍛えるトレーニング本」に近い1冊です。
全編英語で書かれているため難易度は高めですが、洋書を読む感覚で腰を据えて取り組みたい方にはおすすめです。
単語帳と併用したい「語源」から覚える方法



単語帳を1冊決めたとして、他に覚え方のコツってあるの?



丸暗記が苦手なら、単語を語源で分解して覚える方法を併用するのがおすすめです。
英単語の多くは、複数のパーツが組み合わさってできています。
例えばdistribute(分配する)という単語は、「分離」を意味するdisと、「与える」を意味するtributeに分解できます。
「別々に与える」→「分配する」という成り立ちが分かれば、丸暗記よりもずっと記憶に残りやすくなります。
このdisのようなパーツは他の単語にも共通して使われているため、1つの語源パターンを覚えると、芋づる式に複数の単語の意味を推測できるようになります。
書店の語学コーナーには、語源とイラストをセットにして紹介するタイプの単語帳も並んでいるので、丸暗記が苦手な方は一度手に取ってみてください。
単語帳を1冊やり切るためのコツ



単語帳を選んでも、結局最後までやり切れなかったことが何度もあるんだよね。



それ、実はとても多い悩みなんです。1冊を完璧に覚えようとしすぎるのが原因かもしれません。
単語帳が続かない原因の多くは、1ページ目から完璧に覚えようとして、進むペースが極端に遅くなってしまうことです。
1周目は「見たことがある」というレベルで構わないので、分からない単語があっても立ち止まらず、まず最後まで目を通すことを優先しましょう。
1冊を1回で覚えようとするのではなく、同じ範囲を短い間隔で何度も繰り返すことで、記憶に定着させていくイメージです。
特に、1周目を終えた翌日と1週間後にもう一度同じ範囲を見直すだけで、記憶の残り方は大きく変わります。
1冊を完璧に仕上げてから次に進もうとせず、「7〜8割覚えられたら次の1冊」くらいの気持ちで取り組む方が、結果的に語彙力は伸びやすくなります。
まとめ
英単語がなかなか覚えられないのは、意志の弱さではなく、自分に合った参考書や覚え方に出会えていないだけかもしれません。
今回紹介した4冊は、それぞれ狙いがはっきりしているので、目的に合わせて選んでみてください。
- 基礎からやり直すなら『DUO 3.0』
- リスニングも鍛えるなら『速読速聴・英単語』シリーズ
- TOEIC対策なら『出る単特急 金のフレーズ』
- 上級者のボキャブラリー強化なら『Word Power Made Easy』
- 丸暗記が苦手なら語源から分解して覚える方法も併用する
英単語の学習は地味で、効果を実感するまで時間がかかります。
ですが、一度定着させてしまえば、その後の英語力全体の底上げにつながります。自分に合った1冊を見つけて、まずは1ページ目から始めてみてください。
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[…] 基礎からやり直したい方や試験対策を優先したい方は、目的別に単語帳をまとめた英単語をスイスイ覚えられるおすすめ参考書4選もあわせて参考にしてください。 […]