「〜なので」を英語にするとき、because・since・asのどれを使えばいいか迷ったことはありませんか?
実はこの3つ、どれも原因・理由を表す接続詞という点は同じでも、ネイティブは場面によって使い分けています。
この記事では、現役の個人英語コーチであるERIKAが、because・since・asの使い分け方を例文とあわせて解説します。
オット「〜なので」って、とりあえず全部becauseで済ませちゃってるけど、実はダメなの?



間違いというわけではないんですが、ネイティブは場面によって使い分けています。一緒に整理していきましょう。
- because・since・asの意味の違いを分けるポイント
- 3つの接続詞を使った例文の比較
- 使い分けを覚えるときに注意したいこと
because・since・asの違いを分けるポイントは「新情報か旧情報か」



そもそも3つとも「〜なので」って意味だよね?何が違うの?



意味はほぼ同じですが、伝える理由が聞き手にとって「新情報」か「旧情報」かで使い分けるんです。
becauseは相手が知らない「新情報」を伝えるときに使う
これから伝える理由を、聞き手や読み手がまだ知らない場合、その理由は相手にとって「新情報」になります。
新情報であり、なおかつ話の中で強調したい内容であるときに使われるのがbecauseです。
英語には新しい情報を文の後半に置く傾向があるため、because節は文の後半に来ることが多くなります。
since・asは相手がすでに知っている「旧情報」を添えるときに使う
反対に、理由を相手がすでに知っている、もしくはそれほど重要でない場合は、理由よりも結果のほうに重点が置かれます。
このような場合に使われるのがsinceとasです。
since・asはどちらかというとフォーマルな響きを持ち、sinceのほうがasよりもやや硬い表現になります。
相手にとって旧情報にあたる理由を先に述べる形になるため、since・as節は文の前半に置かれることが多くなります。
- because:新情報かつ強調したい理由。文の後半に置かれやすい
- since・as:旧情報として添える理由。文の前半に置かれやすく、ややフォーマル
- sinceはasよりもやや硬い表現
例文で比較するbecause・since・asの使い方



説明だけだとイメージしにくいから、実際の例文で見てみたいな。



同じ内容をbecauseとsince・asで書き換えて比較してみましょう。
becauseを使った例文
She was absent from school yesterday because she caught a cold.
(彼女は風邪をひいたので、昨日学校を休んだ)
この文では、because she caught a cold(風邪をひいたから)の部分が新情報であり、話し手が伝えたい中心的な理由です。
I'm very sleepy now because I stayed up late last night.
(昨晩夜更かししたから、今とても眠たい)
こちらも「夜更かししたこと」が相手にとって新しい情報として伝えられています。
I'm broke now because I lost in gambling.
(ギャンブルで負けたから、今無一文なんだ)
この文でも「ギャンブルで負けた」という理由が話の中心であり、聞き手にとっての新情報として提示されています。
since・asを使った例文
先ほどと同じ内容を、since・asを使って書き換えてみます。
Since / As she caught a cold, she was absent from school yesterday.
(風邪をひいたので、彼女は昨日学校を休んだ)
この形では、文の前半に理由を置き、she was absent from school yesterday(昨日学校を休んだ)という結果のほうに重点が移っています。
Since / As I was in a hurry, I left my umbrella on the train.
(急いでいたので、電車に傘を忘れてしまった)
「急いでいた」という理由よりも、「傘を忘れた」という結果のほうが伝えたい内容になっているのがわかります。
Since / As it rained yesterday, we had to stay at home.
(昨日は雨が降っていたので、私たちは家にいなければならなかった)
この文でも、「雨が降っていたこと」は前置き程度の情報で、「家にいなければならなかった」という結果のほうが伝えたい中心になっています。
なお、口語などカジュアルな場面では、since・asの代わりにsoが使われることもよくあります。
She caught a cold, so she was absent from school yesterday.のように、結果を先に置きたい場合に使われる形です。
becauseが文頭に来ることもある
ここまで「becauseは文の後半」と説明してきましたが、becauseを文頭に置くことも文法的には可能です。
Because I overslept, I was late for the meeting.
(寝坊したので、会議に遅刻した)
この場合も理由は新情報として扱われており、話し手が「寝坊したこと」をあえて強調したいときに使われる形です。
「文の前半か後半か」よりも、まずは「新情報として強調したい理由かどうか」で考えると、判断がぶれにくくなります。
because・since・asを覚えるときに注意したいこと



とりあえず日本語の「なので」と1対1で覚えればいいんじゃないの?



それが実は危険なんです。日本語訳が同じでも、用法が異なる表現は他にもたくさんあります。
日本語訳だけで英単語や表現を覚えてしまうと、こうした微妙なニュアンスの違いを見落としてしまいます。
because・since・asに限らず、気になる表現に出会うたびに使われ方を確認する習慣をつけることが、遠回りに見えて一番の近道です。
私自身、レッスンでは「なぜこの接続詞が選ばれているのか」を都度考えてもらうようにしています。
理由を一つひとつ確認する積み重ねが、結果的に正しい英語を身につける一番の近道になります。
また、becauseとsince・asを1つの文の中で両方使ってしまうミスもよく見かけます。
日本語では「〜なので、だから〜」と理由を重ねて言うことがありますが、英語では原因・理由を表す接続詞は1文につき1つが基本です。
Because she caught a cold, so she was absent from school.のようにbecauseとsoを重ねて使うのは避けたい形です。
まとめ
最後に、この記事で紹介したbecause・since・asの使い分けを整理します。
- because:理由が新情報かつ強調したいとき。文の後半に置かれやすい
- since・as:理由が旧情報として添えるとき。文の前半に置かれやすく、ややフォーマル
- 日本語訳の丸暗記ではなく、使われる場面まで意識して覚えることが大切
because・since・asは、どれも「原因・理由を表す」という共通点がありながら、伝えたい情報の重みによって使い分けられています。
今日紹介した視点を意識しながら、ぜひ日々の英作文や会話で使い分けを試してみてください。
LINE登録で無料英語講座を開催中


英語を話せるようになりたいけど、何から始めたら良いか分からない…
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、多くの方が最初の一歩でつまずいています。
そこで、【無料の「やりなおし英会話スタートガイド」】をご用意しました。
ゼロからでも大丈夫!
このガイドでは、英語学習のやり直しから効果的な勉強方法まで、詳しく解説。
さらに今なら、音声・動画教材を含む豪華7大特典付き!









コメント