イギリスの首都ロンドンは数々の有名映画の舞台となっています。
ロンドンの街並みや建物の美しさ、歴史的なスポット、そして独特のブリティッシュな雰囲気は魅力的で、映画の世界観を一層引き立ているんです!
今回は、ロンドンを舞台にしたおすすめの映画・作品を10作品を紹介します。
ロンドン好きにはたまらない作品ばかりを集めているので、映画好きの方はもちろん、ロンドンへの旅行を考えている方にもぜひチェックしてもらいたいとおもいます。
イギリス英語の言いまわ士なども出てくるので、ぜひ英語学習にも役立ててみてくださいね!
ロンドンが舞台の有名映画 10選
①”ノッティングヒルの恋人”-Notting Hill (1999)
ロンドンを舞台にした映画の中でも特に人気なのが、「ノッティングヒルの恋人」です。
この映画は、ロンドンの本屋のオーナー(ヒュー・グラント)とアメリカの有名な女優(ジュリア・ロバーツ)の二人が出会うことで始まるのですが・・・。
ロマンティックな話にあった、美しいロンドンの街並みが最高です!
ノッティングヒルは街の名前では、静かで落ち着いた雰囲気があり、映画の中で二人がデートをする場所として登場します。
ポートベッロロード、ケンウッドハウス、サボイホテルなど有名なロンドンの名所も出てきます。
②”ハリー・ポッター”シリーズ
「ハリー・ポッター」シリーズは、ロンドンを舞台にした有名な映画の一つです。この映画では、ロンドンの魔法の世界が描かれており、魅力的な要素がたくさんあります。
まず、ハリー・ポッターが通うホグワーツ魔法学校への入学シーンでは、ロンドンのキングス・クロス駅が登場します。
プラットフォーム9¾に向かうために、主人公たちは魔法を使って壁を通り抜けます。
このシーンは、ロンドンの普通の駅にあるようなホームとは異なる魔法の世界を感じさせてくれます。
ハリーポッターと賢者の石ではロンドン動物園、ハリーポッターと謎の王子ではミレニアム・ブリッジが出てきたりと、現実と魔法が組み合わさった雰囲気が最高!
③”ラブ・アクチュアリー”-Love, Actually (2003)
映画「ラブ・アクチュアリー」は、ロンドンを舞台にしたクリスマスのラブストーリー。
ロンドンのクリスマスの風景が美しく描かれています。
映画では、ヒースロー空港、そしてクリスマスの装飾で彩られたロンドンの有名な観光地や街並みが出てきます。
トラファルガー広場やハイドパークのウィンターワンダーランドなど、ロンドンの名所がクリスマスの雰囲気に包まれています。
④”ブリジット・ジョーンズの日記”-Bridget Jones’s Diary (2001)
「ブリジット・ジョーンズの日記」は、ロンドンにすむ独り身のブリジット・ジョーンズが主人公。
ブリジットのロンドンでの仕事や恋愛、友人との交流など、ごくごく普通の女の子の生活が描かれています。
ロンドンのBorough Market(バラ・マーケット)やアパートの下にある Globe pub(グローブパブ)など実際の場所が出てくるのも面白いです。
ロンドンの日常風景を見ていると、すぐにパブをはしごしたくなること間違いなし!
ロンドンの日常生活をリアルに描いているので、ロンドンでの生活を想像してみたい人におすすめです。
⑤”英国王のスピーチ”The King’s Speech (2010)
映画「英国王のスピーチ」は、1930年代のイギリスが舞台で、ジョージ6世が主人公。
吃音に悩まされた国王と、言語療法士の友情を描いた物語です。
すべてのシーンがロンドンで撮影されたわけではないのですが、もう今はない建物が映画の中では再現されていて、当時のバッキンガム宮殿も出てきます!
⑥”メリー・ポピンズ”-Mary Poppins (1964)
「メリー・ポピンズ」はロンドンを舞台にした有名な映画の一つです。
メリーポピンズにでてくる、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)という曲が有名ですが、このタイトルは34文字で英語の中で3番目に長い単語なんです。
メリー・ポピンズが登場するシーンでは、ロンドンの街並みが幻想的に描かれていて、美しい建物や風景に注目してほしいですね。
⑦”ロックス”-ROCKS(2019)
15歳の少女ロックスは、いたずら好きな弟エマニュエル、そして母親とイースト・ロンドンの公営住宅で暮らしている。メイクアップ・アーティストになることを夢見る彼女は、親友にも囲まれ学校では人気者。しかしある日、母親が突如姿を消してしまう。心配した隣人が福祉局に連絡するも、「見つかれば弟とはなればなれになってしまう」と恐れたロックスは、右も左も分からないままロンドンの街を漂流する。やがてお金も尽き限界を迎えるロックス。そんな彼女に助けの手を差し伸べたのは、これまでいつも支え合ってきた親友たちだった──。
ロックス あらすじ
マイノリティの少年少女が主人公の青春ドラマ映画。
2021年英国アカデミー賞で『ノマドランド』の7部門を上回る最多8部門でノミネートされた作品で、ロンドンに住んだことのある人なら行ったことのある場所が出てくるかもしれません。
多民族社会のしんどさや不寛容さが描かれていて、かなり勉強になりますし、心に響く作品です。
⑧”パディントン”-Paddington(2014)
イギリス・ロンドン。真っ赤な帽子を被った小さな紳士が、家を探しにはるばるペルーからやってきた。丁寧な言葉づかいで道行く人に話しかける彼だったが、なぜか誰からも相手にしてもらえない。それは・・・彼が“クマ”だから!やっと出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”(ベン・ウィショー)と名づけられ、屋根裏に泊めてもらうことになる。そんなある日、彼をつけ狙う謎の美女・ミリセントに誘拐されてしまう!果たしてパディントンは無事に家を見つけることができるのか-!?
パディントン あらすじ
⑨”時計仕掛けのオレンジ”-A Clockwork Orange(1971)
R-15なのでここでおすすめしていいのかどうかわかりませんが・・・。
名作です!
喧騒、強盗、歌、タップダンス、暴力。山高帽の反逆児アレックスは、今日も変わらず最高の時間を楽しんでいた ― 他人の犠牲の上にのみ成り立つ最高の時間を。モラルを持たない残忍な男が洗脳によって模範市民に作りかえられ、再び元の姿に戻っていく。
時計仕掛けのオレンジ あらすじ
1962年に書かれた小説が原作で、シャインニングなどを手掛けたスタンリー・キューブリック監督の作品。
⑩“マペットのクリスマス・キャロル”-The Muppet Christmas Carol'(1992)
19世紀のロンドンを舞台にしたクリスマスキャロルの物語のセサミストリートのマペット版!
まとめ
ロンドンを舞台にした映画は、ロンドンの歴史や文化、名所ちりばめられています。
もちろんイギリス英語がメインになるので、リスニングの勉強にもピッタリ!
観ることでロンドン観光の参考になったりもするので、聖地巡礼もできそうですね。
TOEICや英検にはアメリカ英語だけでなくイギリス英語やオーストラリア英語もリスニングに出てくるので、対策は必須。
面白い映画を見るついでに英単語や発音に少し注目してみてくださいね。