海外ドラマや洋画を見ていると、登場人物が「Ugh」「Meh」のような短い一言をよく口にしますよね。
辞書で調べても長い説明ばかりで、結局どんな気持ちなのかピンとこないまま流してしまった経験はありませんか。
オット友達とのチャットで「Bummer…」って返ってきたんだけど、これってどういう気持ちなんだろう。



それは日本語の「ガーン」に近いニュアンスですね。英語にも、気持ちをひとことで伝える便利な表現がいくつもあるんです。
この記事では、チャットや日常会話で気持ちをすぐに伝えられる、辞書や実際の用例で使われ方が確認できる英語表現を紹介します。
- 「ガーン」に近い、がっかりを伝える英語表現
- 驚き・安堵をひとことで伝える表現
- 不快感やそっけなさを伝える表現
- チャットで使うときに気をつけたいこと
そもそも英語にも「ひとことで気持ちを伝える表現」がある



日本語の擬態語みたいなものが、英語にもあるの?



厳密には少し仕組みが違いますが、英語にも一言で感情や反応を表す言葉のグループがありますよ。
日本語の擬音語・擬態語(音や様子を音で表す言葉)と全く同じ仕組みではありませんが、英語にも気持ちや反応をひとことで表す「間投詞(interjection)」と呼ばれる語のグループがあります。
これらはスラングというより、辞書にもきちんと見出し語として載っている、れっきとした英単語です。
ここからは、実際に辞書や用例で使われ方が確認できる表現を、感情の種類別に紹介します。
驚き・安堵を伝える表現「Wow」「Phew」



「わお」って驚くとき、英語だとどう言えばいいのかな。



そのままWowで伝わりますよ。ほっとしたときに使える表現もあわせて紹介しますね。
Wow(驚き・感動)
Wowは、強い驚きや感動を表すときに使う間投詞です。
Wow, good job!(わお、すごいね!)のように、褒め言葉の前に添えて使われることもよくあります。
Phew(安堵・疲労)
Phewは、ほっとしたときや、疲れたときに思わず漏れるため息のような音を表す表現です。
Phew, we made it on time.(ふー、間に合った)のように、緊張から解放された瞬間によく使われます。
不快感を伝える表現「Ew」「Argh」
Ew / Eww(不快感・嫌悪)
Ew(Ewwとつづられることもあります)は、見た目やにおいなどに対する不快感、嫌悪感を表す表現です。
Ew, this milk smells weird.(うわ、この牛乳変なにおいがする)のように、「うわ、嫌だ」という直感的な反応に近いニュアンスがあります。
Argh(苛立ち・フラストレーション)
Arghは、思い通りにいかないときの苛立ちやフラストレーションを表す表現です。
Argh, I missed the bus again.(あーもう、またバスに乗り遅れた)のように、独り言としてもよく使われます。
短くAghとつづられることもありますが、辞書に見出し語として載っているのはArghのほうです。
うっかりミスや気だるさを伝える表現「Oops」「Ugh」



さっき言ってた「Ugh」って、結局どんな気持ちなの?



ちゃんと説明していませんでしたね。うっかりミスを表す表現とあわせて紹介します。
Oops(うっかりミス)
Oopsは、ちょっとした失敗やミスをしたときに使う表現です。
Oops, wrong door.(あ、部屋間違えた)のように、深刻ではないうっかりミスに対する軽い謝罪や驚きを表します。
Ugh(うんざり・げんなり)
Ughは、うんざりした気持ちや、気だるさ、嫌悪感を表す表現です。
Ugh, Monday again.(あーあ、また月曜日)のように、避けられない面倒事にため息をつくような場面でよく使われます。
そっけなさ・がっかりを伝える表現「Meh」「Bummer」



逆に、テンション低めの返事をしたいときはどう言えばいい?



Mehが定番です。がっかりしたときはBummerも使えますよ。
Meh(そっけなさ・無関心)
Mehは、「まあまあ」「別に」というような、興味がない、どうでもいいという気持ちを表す表現です。
How was the movie? – Meh.(映画どうだった?ー別に)のように、肩をすくめるジェスチャーの代わりとしてもよく使われます。
Bummer(がっかり・残念)
Bummerは、日本語の「ガーン」に最も近い表現で、がっかりしたときや残念な出来事に対して使います。
Bummer, I forgot my umbrella.(あちゃー、傘忘れた)のように、自分の失敗にも使えます。
That's a bummer.(それは残念だね)のように名詞として使い、相手の話に相槌を打つ形もよく使われます。
チャットで使うときに気をつけたいこと



じゃあ、仕事のメールでも使っていいのかな。



そこは少し注意が必要です。使う場面を整理しておきますね。
ここで紹介した6つの表現は、いずれもかなりカジュアルな話し言葉です。
友人同士のチャットや親しい間柄の会話には向きますが、仕事のメールやフォーマルな場面では避けた方が無難です。
相手との関係性や場面に応じて、使うかどうかを判断してみてください。
よくある質問
Mehは相手に対して使うと失礼になりますか?
相手の行動や作品そのものに対して直接使うと、素っ気ない印象を与えることがあります。
「感想を聞かれたときの自分の気持ち」を答える場面で使うのが無難です。
Bummerは目上の人にも使えますか?
Bummerはかなりカジュアルな表現なので、友人や同僚とのくだけたやり取りに向いています。
目上の人にはThat's too bad.(それは残念でしたね)など、もう少し丁寧な表現を選ぶとよいでしょう。
文字だけだとニュアンスが伝わりにくくないですか?
その通りで、声のトーンがない分、文字だけでは強さが伝わりにくい面があります。
チャットではArgh...のように語尾を伸ばしたり、絵文字を添えたりすることで、声のニュアンスに近づけている人が多いです。
まとめ:気持ちをひとことで伝える表現で会話にリズムを
今回紹介した8つの表現は、いずれも辞書に掲載され、実際の会話やチャットで使われている一言表現です。
長い文章を組み立てなくても、気持ちがぱっと伝わるのが、こうした表現の魅力です。
- Wow:驚きや感動を伝える
- Phew:安堵やほっとした気持ちを伝える
- Ew:不快感や嫌悪感を伝える
- Argh:苛立ちやフラストレーションを伝える
- Oops:うっかりミスへの軽い謝罪を伝える
- Ugh:うんざりした気持ちや気だるさを伝える
- Meh:そっけなさや無関心を伝える
- Bummer:がっかりした気持ちを伝える(名詞としても使える)
次に海外ドラマや映画を見るときは、登場人物が使うこうした一言表現に耳を澄ませてみてください。
意味がわかるだけで、会話のニュアンスがぐっと立体的に感じられるはずです。
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