洋楽の歌詞は、そのまま「生きた英文法」の教材になります。
今回は、Taylor Swiftの代表曲のタイトルフレーズから、現在進行形が持つ「近い未来の予定」を表す使い方を見ていきましょう。
オットタイトルなのに、なんで現在進行形なんだろう?is/are ~ingって、今やってることを表すんじゃなかったっけ?



実はそこがポイントなんです。現在進行形には「近い未来の予定」を表す使い方もあるんですよ。
- 現在進行形が「近い未来の予定」を表す使い方
- Taylor Swiftの曲タイトルに隠れた文法ポイント
- be going to・will との使い分け
- 未来を表すその他の表現
曲について
We Are Never Ever Getting Back Togetherは、Taylor Swiftが2012年にリリースしたアルバム『Red』に収録されている楽曲です。
日本では、テレビ番組『テラスハウス』のオープニングテーマとして使われたことでも知られています(出典:Wikipedia「We Are Never Ever Getting Back Together」)。
2013年の第55回グラミー賞では、Record of the Year(レコード・オブ・ザ・イヤー)部門にノミネートされました。
日本レコード協会からは、デジタルシングルとして100万ダウンロードを超える「Million」認定を受けています。
タイトルフレーズに隠れた文法ポイント



タイトルのWe Are Never Ever Getting Back Together、文法的にはどういう意味になるの?



直訳すると「私たちは決してヨリを戻している最中ではない」となりますが、これは現在進行形が持つ未来のニュアンスを利用した表現なんです。
現在進行形が表す「強い決意」のニュアンス
現在進行形は、本来「今まさに進行中の動作」を表す形です。
ただしこのタイトルでは、「今後もずっとヨリを戻すことはない」という、これから先も変わらない強い決意を表すために使われています。
現在進行形をあえて使うことで、「もう決まったこと」という確信の強さを演出しているわけです。
現在進行形で「近い未来の予定」を表す使い方



日常会話でも、こういう使い方するの?



はい、実はとても身近な表現なんですよ。
個人的な予定・決まっている計画を表す
現在進行形は、すでに決まっている個人的な予定を表す時にもよく使われます。
「これから起こることが、すでに動き出している」というニュアンスが伴います。
例文で確認
I'm meeting her this evening.(今晩、彼女と会う予定です)
このように、すでに約束や手配が済んでいる予定を伝える時、現在進行形が自然に使われます。



単語だけ覚えるより、こうやって「決まった予定を話す時の形」として覚えると、実際の会話でも使いやすくなりますよ。
- 現在進行形は「今まさに進行中」だけでなく「近い未来の予定」も表す
- すでに決まっている個人的な予定を話す時によく使われる
- 例:I’m meeting her this evening.
未来を表す表現の使い分け



未来を表す言い方って、他にもいろいろあるよね?どう使い分けるの?



代表的な3つを比べてみましょう。同じ「パーティーをする」という場面で例文を並べてみますね。
現在進行形:すでに動き出している個人的な予定
We are having a party tonight.(今夜パーティーをする予定です)
招待状を送るなど、準備がすでに進んでいる場合に使います。
be going to:すでに立てている計画
We are going to have a party tonight.(今夜パーティーをするつもりです)
「そう決めている」という計画性を表しますが、現在進行形ほど手配が進んでいるとは限りません。
will:その場の意志や推量
We will have a party tonight.(今夜パーティーをします)
willは、話し手のその場の意志や、「きっと〜だろう」という推量を表す時に使われます。



同じ「パーティーをする」でも、話し手がどれだけ準備を進めているかで、使う形が変わってくるんです。
- 現在進行形:すでに動き出している個人的な予定
- be going to:すでに立てている計画
- will:その場の意志・推量
発展:さらに未来を表す表現
未来を表す形には、この他にも「未来進行形」「未来完了形」「未来完了進行形」があります。
未来進行形 will be doing
We will be having a party tonight.(今夜はパーティーをしていることだろう)
未来のある時点で進行中であろう状態を表します。
未来完了形 will have done
We will have finished the party before sunrise.(パーティーは夜明け前には終わっているだろう)
未来のある時点までに完了しているだろうことを表します。
未来完了進行形 will have been doing
We will have been having a party until we see the sunrise.(パーティーは朝日を見るまで続いているだろう)
未来のある時点までの継続を表します。
- will be doing(未来進行形):未来のある時点で進行中の状態
- will have done(未来完了形):未来のある時点までに完了していること
- will have been doing(未来完了進行形):未来のある時点までの継続
まとめ
現在進行形は、「今起きていること」だけでなく「すでに決まっている近い未来の予定」も表せます。
be going to、will との違いを意識すると、伝えたいニュアンスに合わせて使い分けられるようになります。
好きな曲の歌詞から文法を学ぶと、記憶にも残りやすくなります。
- 現在進行形は「近い未来の予定」を表せる(例:I’m meeting her this evening.)
- Taylor Swiftの曲タイトルは、現在進行形で強い決意のニュアンスを表現している
- 現在進行形・be going to・willは、予定の進み具合で使い分ける
- 未来進行形・未来完了形・未来完了進行形もあわせて覚えると表現の幅が広がる
洋楽の歌詞は、身近な英文法教材として繰り返し楽しめます。
好きな曲を見つけて、ぜひ文法のヒントを探してみてください。
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