普段の会話でよく使う「わかった」ですが、日本語の「わかった」には多くの意味が含まれている一方で、英語にはシチュエーション別に様々な表現の仕方があります。ネイティブがどう使っているのかをそれぞれを会話文付きで紹介します。
目次
シチュエーション別「わかった」の英語表現10選
understand(理解する)
A: How was your class?(授業どうだった?)
B: Grate. I could understand everything what my teacher said.(最高さ。先生の言ったこと全部わかったよ。)
わかったといえばこれを思い浮かべる人も多いかと思います。Understandには熟知するという意味があるため、気軽にわかったと答える場合ではなく、説明や講義をしっかりと理解したときに使います。
make sense(理解する)
A: Why is she here? I heard she has gone to trip with her boyfriend.(なんでここに彼女がいるの?彼氏と旅行に行ってるって聞いたけど。)
B: She broke up with hem.(彼氏と別れたからだよ。)
A: It makes sense.(なるほど。)
聞きなれない人もいるかと思いますが、意味を成す、筋が通っている、という意味があります。意味が分からないこと、筋が通っていないことに対して説明を受けわかった際に使います。授業中に使う生徒も多いです。
see(わかる)
A: Why is this store busy?(どうしてこのお店混んでるの?)
B: I think because of sale.(バーゲンのせいだと思う。)
A: I see.(なるほど)
知らないことがわかったときに使います。日本語のなるほど、わかったに近いニュアンスの相槌です。後に説明するGot youよりもかしこまった表現ですが、日常でも使います。
know(わかる)
A: You should study hard, otherwise you fail your test.(ちゃんと勉強しないとテスト落ちるよ。)
B: I know.(分かってるよ。)
knowというと知るという意味が強いかと思いますが、日本語でイライラしながら分かってる、知ってるという時にはこれがぴったりです。訳はI seeと同じわかったですが、知っていることに対して使います。
got it(わかった)
A: Can you make Power Point by Friday? I'll make our script.(金曜日までにパワーポイント作ってくれる? 私は原稿作るよ。)
B: Got it.(了解。)
理解する、了解する、という意味があり、ネイティブの人が口語でよく使います。またほとんどの場合Iを省略します。先に説明したI seeよりも砕けたニュアンスなので目上の人にはあまり使いません。
Got you(わかった)
A: Can you tell my teacher I'm going to be late.(遅れるって先生に伝えてくれる?)
B: Got you.(わかったよ。)
親しい友人や家族、同僚などと使う一表現です。ほとんどの場合Iを省略し、ゴッチャと発音します。ドラマや映画でよく目にしますが、目上の人に使うのは失礼になるので気を付けましょう。
make myself clear(理解させる)
A: Do not use your cell phone in my class, do I make myself clear?(私の授業で携帯電話を使わないでください、わかりましたね?)
B: Yes.(はい。)
これは元々軍隊で使われていたもので目上の人が目下の人に使う表現です。きつい印象を与えるので使うときには注意が必要です。あまり日常生活で使うことはないかもしれませんが、ドラマや映画、また学校で使われる場合もあるので覚えておいて損はないです。
figure out(わかる)
A: Do you know this answer?(この答え知ってる?)
B: Yes, it is in this sentence.(うん、この文の中にあるよ。)
A: I figure it out ! Thanks !(わかった!ありがとう!)
見つけ出すという意味から、明らかにする、思いつく、ひらめく、といったときに使われています。理解したという意味のわかったではないときに使われています。普段の会話だけでなく授業中に使うことも多いフレーズです。
All right(わかった)
A: It starts to rain. Can you pick me up at school?(雨が降り出したよ、学校まで迎えに来てくれる?)
B: All right. I'll come less than 10 minutes.(わかった。10分以内に行くよ。)
日本でも何となく馴染みのあるオーライのオリジナルです。了解した、いいですね、大丈夫、という意味があり、幅広く使えます。また、Alrightと書く場合もあり、got youと同様親しい間柄でのみ使います。
OK(わかった)
A: Shall we meet at the station?(あの駅で待ち合わせしない?)
B: OK. I'm looking forward to see you again.(了解。あなたにまた会えるの楽しみにしてる。)
これは日本でもよく使われていますが、すべてのシチュエーションで使えるわけではなく、わかった、了解の他にも、遠回しに断る際の大丈夫です、結構です、また、悪くないけどよくもないという意味もあるので使うときには注意が必要です。
場面に応じて使いわけよう
毎日の会話でよく使う「わかった」、日本では一言で済ませていることでも、英語ではいろいろな言い方があります。最初はなかなかスムーズに出てこないかもしれないですが、ドラマや映画などで実際に使われてるシーンをみて覚えていきましょう。
おわりに:プロが選ぶ英語学習おすすめ教材
こちらの記事では、英語学習が効果的にできる英語のプロが厳選したおすすめアプリをまとめています。英会話の勉強をされる方におすすめです。
英会話の勉強をしたい方へおすすめの記事
英会話の勉強をするためにEnglish Hackerでは低価格でハイクオリティなレッスンが受講できる英語学習アプリとオンライン英会話をおすすめしています。こちらの詳細はこちらの記事からご覧ください。英会話教室に通って短期間で英語を上達させたい方は、こちらの記事をご覧ください。
TOEICの勉強をしたい方へおすすめの記事
TOEIC対策を本格的にしたい方にはリスニング・リーディングの講義動画、練習問題2,000問が利用できるスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースをおすすめしています。詳細はこちらからご覧ください。

✔TOEIC対策コースあり
✔リスニング問題を集中対策
✔毎日レッスン受講可能

✔動画授業で全パート対策可能
✔練習問題は2,000以上掲載
✔1日約82円!月額2,480円〜