「TOEFLの勉強をしていたら、TOEICの高得点は確実?」
という疑問を持っている人は意外と多いんですが、このこたえは「はい」だと思います。
TOEFLは海外大学への留学前に受ける4技能のテスト、TOEICはビジネス英語の能力を測るテストということで性質は少し違います。
難易度でいうとTOEFLのほうが高いので、TOEFLテストのために勉強をすればTOEICハイスコアは夢物語ではなくなります。
ただTOEFLはライティングやスピーキングがあり、TOEICのリスニング&リーディングテストのスコアが高いからといってTOEFLを受けてもハイスコアが取れるとは限りません。
TOEFLをやればTOEIC高得点がとれる理由3
理由①TOEFLのほうが難しい
TOEFLは海外の教育機関で英語で勉強できる能力があるかを測るテストです。
なので、TOEFLに出てくる内容は様々な授業の内容がほとんどで語彙なども幅広く難易度が高め。
120点満点のTOEFLiBTで100点を取るために必要な語彙力は約13000語と言われています。
TOEICはビジネスの場での英語能力を測る試験なので、オフィスでの会話やメールなど、社会人のコミュニケーションを想定した内容になります。
TOEIC900点以上に必要な語彙は10000語と言われています。
またTOEFLは4技能・TOEICは2技能というのも大きな違いです。
皆さんご存じの通りスピーキングやライティングは4技能の中でも苦手な人も多い分野。
その2つがはいっているTOEFLは確実にTOEICよりも難しいといえると思います。
なのでTOEFLに向けて勉強していけばTOEICでも高得点を狙えるというわけです。
理由②TOEFLのほうが長文読解が多い
TOEFLに出てくる長文読解の問題は結構難しいです。
内容を頭の中で整理しながら、問題を解いていかなければいけないですし、その1つの長文あたりの問題数もTOEICよりも多いのが特徴。
ただ子の長文読解に慣れていくと、TOEICのパート6や7に出てくる読解問題がとても簡単に思えます。
もちろん内容がアカデミックとビジネスなので、そこは違いますが、まず長文の圧を感じません。
短いからいけるかも!とプレッシャーなしで解けるようになってきます!
理由③TOEFLの文法問題で幅広い問題が攻略できる
私が受けたころのTOEFLには文法問題がありました。
そのバリエーションは何百種類もあるといわれていましたが、特にでてくる文法問題を中心に学習を進めていました。
いまでもこの時の勉強が役に立っているなと思うことがあります。
現在は文法問題自体はなくなりましたが、TOEFLのCBT文法問題の参考書は販売されています。
それだけうまくまとまっているいい問題が多いからだと思いますが、この問題集を攻略すればTOEICの文法問題も怖くありません。
おすすめTOEFL勉強法
語彙力の強化
TOEFLの学習で欠かせないのが語彙力。
リーディングやリスニングでは、語彙力がないと手も足も出ない問題もあります。
わたしもリスニングで光合成という単語が分からず設問を全部落とした記憶が・・・
ただし単純に単語だけを暗記するよりも、リスニング、リーディングの問題を通して覚えるのがおすすめ。
同じジャンルの単語を結び付けて覚えられますし、一つ一つを覚えるよりも効率的です。
フレーズ力でライティング・スピーキング力をつける
TOEFLのなかでもライティングやスピーキングは、単語だけでなくバリエーション豊かなフレーズを使って自分の意見を表現する力が必要なセクション。
こういいたいときはなんて言えばいいんだろう?と思ったことをメモしてから検索したり、例文から使えそうなフレーズをまとめたり。
やり方は様々ですが、使えそうな武器をたくさんストックして覚えておくことが重要です。
何度も繰り返し自分の中の鉄板のフレーズをつかって練習すると本番でもさらっと出てくるようになりますよ。
長文を集中して読む力をつける
TOEFLの長文問題は、TOEICの問題よりも長く集中力が必要です。
試験時間は2023年7月26日から3時間が2時間に短縮となりましたが、それでも2時間集中し続けながら4技能のテストをこなしていくのは大変。
集中して長文を読む力をつけておかないと、解答ミスがおきたり、最後まで解けなくなってしまいます。
なのでまずは少し短めの文章からでもいいので、集中して読む力をつけましょう。
普通に洋書を読む時間もとって、とにかく英語の文章を読むことに慣れていきましょう。
TOEICのテストのときにもこの力はかなり役立ちますよ!
TOEICでも高得点を取る方法
TOEICの試験形式に慣れる
TOEICの試験形式は、TOEFLとはかなり違います。
リスニングとリーディングの2つのセクションに分かれていて、パートは1から7まで。
唐突にはじまるパート1で意外と点数を落とす人が多かったり、問題数が多く最後まで解き終わらない人も。
自分の目標点数に合わせて時間配分することも重要ですが、TOEICの特殊な試験内容をしっかり頭に入れておく必要があります。
基本的なTOEICの受け方がわかる参考書を読めば問題ないとおもうので、ぜひ一冊読んでみて問題をといて見てくださいね。
TOEICの頻出単語を新たに覚える
TOEFLとTOEICでは語彙の内容がかなり違います。
TOEFLレベルの勉強をこなしていけば、ほとんどのTOEICに出てくる単語には問題ないと思いますが、ビジネス系の単語をみたことがない学生の場合は、かならずTOEICの頻出単語をチェックしてみてください。
そこまで難しい単語はありませんが、ビジネスコミュニケーションに必要な単語が多く出てきます。
TOEFLでもビジネス分野の学問にかんする語彙は出てくることがあるので、その辺を学習している人にとっては簡単かもしれません。
まとめ
TOEFLの勉強をやればTOEICの高得点はとれます!
TOEFLのほうが難易度もたかく問題も難しいので、TOEICを受けたときに簡単に感じるというのが大きな理由です。
ただ学生にとってはTOEICの内容がいまいちピンとこないこともあるので、対策してくださいね。
おすすめのTOEIC対策アプリをまとめているので、下の記事を参考にしてみてください。
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