「洋楽で英語を勉強したい」と思っても、歌詞を丸ごと訳そうとして知らない単語だらけで挫折してしまう、という経験はありませんか。
1曲を全部理解しようとすると、知らない単語につまずくたびに集中が切れてしまいますよね。
この記事では、現役の個人英語コーチである私が、世界的にヒットした洋楽を1曲取り上げて、サビに出てくる英単語だけに絞って紹介します。
オット洋楽で英語を覚えるって言うけど、歌詞って独特の言い回しが多くて逆に難しくない?



全部を訳そうとしなくて大丈夫です。今日はサビに出てくる5つの単語だけに絞って、曲の背景と一緒に紹介しますね。
- 「Clarity」を歌うZeddとFoxesはどんなアーティストか
- サビの歌詞に出てくる重要英単語5つ
- 洋楽で単語を覚えるときのコツ
Zedd feat. Foxesの「Clarity」とは
「Clarity」は、ロシア出身・ドイツ育ちのDJ/プロデューサーZeddが手がけ、イギリス出身のシンガーFoxes(フォクシーズ)がボーカルを担当した楽曲です。
2012年にZeddのデビューアルバムと同名のシングルとしてリリースされました。
2014年に開催された第56回グラミー賞では、最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞しています。
ジャンルとしては、電子音楽の一種であるElectro house(エレクトロハウス)に分類される曲です。
タイトルの clarity は直訳すると「透明さ・明晰さ」ですが、この曲では「心の迷いが晴れて澄んだ状態になる」というニュアンスで使われています。
歌詞の背景を先に知っておくメリット
洋楽で英語を学ぶときは、単語を調べる前に曲全体のテーマをざっくり知っておくのがおすすめです。
「Clarity」は、迷いの多い恋愛関係の中で、相手の存在だけが心を落ち着かせてくれる、という気持ちを歌った曲です。
この背景を知っておくだけで、これから紹介する単語がどんな場面で使われているのか、イメージしながら覚えやすくなります。
サビの歌詞に出てくる英単語5選



サビにはどんな単語が出てくるの?



中学・高校の授業ではあまり出てこない、少しレベルの高い単語が5つ出てきます。1つずつ意味と使い方を見ていきましょう。
①relentlessly(容赦なく、絶え間なく)
「手加減せずに、しつこいくらい続ける様子」を表す副詞です。
He practiced speaking English relentlessly until he could hold a conversation.(彼は会話ができるようになるまで、容赦なく話す練習を続けた)
②tragedy(悲劇)
「悲劇的な出来事」を意味する名詞で、ニュースや物語でもよく使われます。
Losing the final match after such hard work felt like a tragedy.(あれだけ頑張った末に決勝で負けたのは、まるで悲劇のようだった)
③remedy(治療、解決策)
もともとは「治療法」という意味ですが、「問題の解決策」という比喩的な意味でもよく使われます。
Regular speaking practice is the best remedy for a fear of English conversation.(定期的に話す練習をすることが、英会話への苦手意識に対する一番の解決策です)
④insanity(狂気、正気でない状態)
「正気とは思えないほどの状態」を表す名詞です。日常会話でも「ありえない」というニュアンスで使われることがあります。
Doing the same thing every day and expecting a different result is insanity.(毎日同じことをして違う結果を期待するのは正気の沙汰ではない)
⑤clarity(明晰さ、透明感)
曲のタイトルにもなっている単語で、「頭の中がすっきりと整理された状態」を表します。
サビではWhy are you my clarity?(なぜあなたは私のクラリティになるの?)というフレーズで登場し、「あなたの存在が、迷いを晴れさせてくれる」という意味合いで使われています。
After talking with my coach, I finally had clarity about what to work on next.(コーチと話したあと、次に何に取り組むべきか、ようやく頭がすっきりと整理できた)
- relentlessly:容赦なく、絶え間なく
- tragedy:悲劇
- remedy:治療、解決策
- insanity:狂気、正気でない状態
- clarity:明晰さ、透明感
洋楽で単語を覚えるときのコツ
曲を丸ごと全訳しようとすると、知らない単語につまずくたびに集中力が途切れてしまいます。
サビなど短いフレーズに絞って、繰り返し聴きながら意味を確認するほうが記憶に残りやすくなります。
気に入った単語が1曲につき2〜3個見つかったら、それだけをノートやメモアプリに書き留めておきましょう。
覚えた単語を、歌詞とは別の自分で作った英文でも使ってみることで、その曲の中だけでなく、実際に使える単語として定着していきます。
お気に入りの1曲を繰り返し聴くだけでも、立派なリスニング学習になります。
サビだけシャドーイングしてみる
単語の意味を覚えたら、サビの部分だけを音楽に合わせて口ずさんでみましょう。
音声を追いかけながら発音する「シャドーイング」は、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えられる練習方法です。
歌のメロディーに乗せて練習すると、英語特有のリズムやアクセントの位置も自然と身についていきます。
まとめ
最後に、この記事でお伝えした内容を整理します。
- 「Clarity」はZeddとFoxesによる2012年の楽曲で、2014年グラミー賞を受賞
- サビにはrelentlessly・tragedy・remedy・insanity・clarityの5単語が登場
- 洋楽学習は全訳せず、サビの短いフレーズに絞るのがコツ
- 覚えた単語は自分で英文を作って使ってみると定着しやすい
好きな洋楽で英単語を覚える勉強法は、机に向かうのが苦手な人でも続けやすい方法です。
今回紹介した5つの単語を意識しながら、ぜひ「Clarity」を聴いてみてください。
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