自宅でできる英語試験!CASECの特徴と受験対策まとめ

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CASEC(キャセック)とは、日本英語検定協会が開発した、パソコンで受験する英語コミュニケーション能力判定テストです。ネット接続のパソコンさえあれば、いつ・どこでも受験できる英語テストなので、申し込みをして会場へ行ってから受けるTOEICや英検などと比べて、手軽に受けることができます。

最近では大手企業の研修や試験のほか、大学・高校の英語クラス分けテストにも導入されて、だんだんメジャーになってきています。これから受ける方は、ぜひCASECの特徴を知った上で簡単な受験対策もしてみてください。きっとスコアアップにつながるはずです。

CASEC(キャセック)の特徴


CASECはTOEICの練習に使える

CASECは、日常生活全般に基づいた英会話や文の読み取り・聞き取りなどのコミュニケーション能力をはかるテストです。概要はTOEICに若干似ていますが、パソコンを使って手軽に受けられます。個人で受験する場合は、CASECのホームページでアカウントを作り、マイページからチケットを購入すれば、すぐ受験できます。

受験料はチケット1枚3,600円(税込)/回で、TOEICに比べて約2,000円ほど安いため、TOEIC受験の合間に自分のレベルを確認する手段として受ける人も多いです。

いつ・どこでも受けられる!

 パソコンでオンライン受験するタイプのテストなので、事前にCASECのホームページでアカウントを作り、入金を済ませたら、後は好きな時に好きな場所でパソコンを開いて受験できます!ただし、リスニング問題もあるので、自宅以外の場所で受ける場合は、イヤホンが必要となります。

短時間で初級レベルでもOK    

1回の試験時間はだいたい40〜50分です。TOEICなどに比べると格段の短さです!さらに、CASECには難易度のレベル分けがありません。最初にまず易しい問題が出て、それが正解だったら次は自動的に少しレベルが高い問題が出題されます。もし誤答だったら、次も同じレベルの問題が出ます。つまり、正解するたびに問題の難易度がどんどん上がっていくシステムです。ですから、初級レベルの人も安心して受けることができます。 

解答スピードは速くない   

TOEICを受験した人の中には、リーディングが多くて解答時間が足りなかった、という方もいると思います。一方、CASECの解答には、TOEIC並みのスピードはいりません。CASECの場合は、1問ごとに60〜90秒の制限時間が設けられており、わりと落ち着いて考えて答えられる時間に設定されています。TOEICではリーディングの多さがハードだと感じる人でも、CASECなら安心です。

CASECの問題数・時間

全体で40〜50分のオンラインテストです。問題形式は以下の通りです。

①Section1  語彙問題(16問 250点)
解答方法:空所補充、4肢択一  
解答時間:1問につき60秒

問題例

A:Have you read this book, Michael ?

B:Yes. It's interesting. You can (    ) it if you'd like.

○  show

○  give

○  keep

○  catch

②Section2  表現問題 (16問 250点)
解答方法:空所補充、4肢択一
解答時間:1問につき90秒

問題例

Two friends are talking.

David:Chris, did you finish your math homework?

Chris:Year, why?

David:I don't understand this question.  Can you help me?

Chris:(                 ).  Let me see.

○  Not at all.

○  No problem.

○  Never mind.

○  None of them.

③Section3  リスニング(17問 250点)
解答方法:音声聞き取り、4肢択一
解答時間:1問につき60秒

問題例

(会話文などの英文音声が流れます)

What are they talking about?

○  Moving

○  Driving

○  Working

○  Traveling

④Section4  ディクテーション(11問 250点)
解答方法:音声聞き取り、スペル入力
解答時間:1問につき120秒

問題例

A:My boss invited us to dinner on Sunday.

B:Sounds good. What (      )(      )(     )?

CASEC受験の対策

解答の入力方法を事前に確認!

英検やTOEICなどの普通のテストなら、初めて受験する人でも事前の説明で解答方法を聞けばスムーズに受けられますが、CASECはパソコン入力システムなので、答えが分かっても入力の仕方が分からなかったり手間取ったりすると、自動的に不正解扱いとなり、どんどん次の問題に進んでしまいます。

そこで、必ず事前にCASECのホームページにあるガイドツアーと、自分が使用するパソコンでの入力方法やキーの位置を確認し、頭に入れておきましょう。

CASEC専用問題集がなくても大丈夫   

CASEC用のWeb英語受験の問題集はありますが、もし手元にないなら、わざわざ買わなくても大丈夫です。逆に、CASECは受験者のレベルに合わせて自動的に問題難易度が変わるので、今自分が持っているTOEICや英検、学校の問題集・単語集などでも勉強できます。それらもない場合は、英検やTOEICのネット上の単語集やリスニング音声を利用しましょう。

5つの場面を把握して備える    

CASECに出てくる会話や英文は、主に「学校、ビジネス、公共、旅行、娯楽」の5つのシチュエーションに基づいています。ビジネスに基づく会話や英文が多いTOEICと比べ、日常生活に則した内容となっています。これらは、英検によく出題される場面でもあります。CASECは英検協会によって作られているからでしょう。

もしあれば、英検一次試験の問題集や手持ちの英語教科書などで、上記のような場面の英会話や長文をいくつか読んだり解いたりして備えておくと役立ちます。

意外と熟語と会話の力が問われる!

Section1は語彙問題で、比較的易しいものから難しいものまで、単語や熟語の知識が問われます。Section2は会話表現問題で、適切なフレーズを選択する設問になっています。

これらの対策としては、自分の英検級より一つ上の級の問題集(リスニングCD付)が役立ちます。当日までに、その級の頻出単語や会話文をできるだけ読んで覚えましょう。ネット上にも英検頻出単語一覧や会話文があるので、利用してみてください。

リスニング音声で耳慣れしておこう 

Section3は、会話文などを聞いて、画面上に表示される質問に答えるリスニングテストです。これは、TOEICや英検のリスニングと同じように、質問の文を目で追いながら、リスニングに耳を傾けて解いていく問題です。スピードはTOEICほどは速くありません。できれば、TOEICか英検2級以上のリスニング音声を受験日までに毎日聞いて、耳慣れしておくといいでしょう。

キーボードの英語入力を練習しよう

Section4では、ディクテーション問題(音声を聞いて書き取る問題)が出題されます。CASECの場合は、紙に書くのではなく、パソコンのキーボードを使って単語を入力して解答します。これも、簡単なものから難しいレベルまで出題されるので、やはり受験日までに英語音声を聞くことで備えておきましょう。それから、単語の綴りの知識が問われるので、自信のない綴りについては事前に確認しておくのもいいと思います。

そして、忘れてはいけないのが、パソコンのキーボードの英語入力練習です。入力に慣れていないと、これに手間取って、全然できないままテストが終わってしまった、という受験者もよくいるそうです。自信のない人は、必ず事前に英語での入力を練習しておきましょう!

自宅でできるCASECで手軽に英語力を試してみよう

CASECは気軽に受けることができますが、パソコンのオンラインテストという形式上、パソコン操作の練習が必須だということがお分かりいただけたと思います。受け終わるとすぐにスコアレポートが出て、獲得スコアと、それをTOEIC、TOEFL、英検のスコアに概算した結果も見ることができて、なかなか便利です。企業や大学などのテスト以外でも、自分の現在の英語のコミュニケーションレベルを確認してみたい人は、ぜひ一度受けてみてください!

参考URL:CASEC公式サイト

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