ネイティブが使う演劇用語から派生した日常英単語6選

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英語の会話表現には、演劇用語が元になっている表現というものが存在します。それらの多くは政治に関する表現でもあります。理由としては、日本にも「劇場型政治」という表現があるように、政界の駆け引きがドラマチックであり、演劇とどこか通じる部分があるからでしょう。ここでは、知っているとネイティブとの会話がスムーズにいく単語やフレーズのリストをご紹介します。 

ネイティブが使う演劇用語から派生した日常英単語6選


1. Backstage (舞台裏)

Christina had a emotional backstage during the Miss Seattle pageant.(クリスティーナにはミスシアトルコンテストの間に感情的な舞台裏があった。)

元々の意味は「舞台裏」ですが、転じて表舞台からは見えないところで行われる取引や交渉を指します。舞台裏で秘密裏に行われるので、訳ありの場合がほとんどです。 

2. Break a Leg (頑張ってね)

Hey, hope you break a leg tonight.(ねぇ、今夜がんばってね。)

西洋の演劇界に根差したこの表現は、「グッドラック」と同じような使い方をされます。その起源は諸説あり、今のところ最も支持されている説としては、相手にあえて「足を折る」ような悪い言葉をかけ、逆説的に良い結果を引き出そう、というものがあります。古くから演劇に携わる人の多くは、縁起を担ぐことを好んだといわれています(日本の劇場にも、神棚が供えられているところがあります)。つまり劇場には、えたいの知れない力が働いていると考えられていて(オペラ座の怪人にも通ずる話ですね)、演者や裏方はその力を恐れたといいます。端的に言い表すならば、劇場内でお互いに「足を折る」よう悪口を言い合っておきながら、心の中では公演の成功を祈念する、といったところでしょうか。このように一捻りされてはいますが、詰まるところ演者同士の粋な「グッドラック」です。転じて現代では、人前に出て何かをしようとしている人間に対し、成功を祈るフレーズとして使われています。 

3. Bow (お辞儀する)

I bowed my head in prayer.(私は祈祷者に向かって頭を下げた。)

この膝を曲げて観客の拍手に応える行為は、かつて劇が王族の為に上演されていた事に由来します(ハムレットでも劇中劇の場面が登場します)。つまりは観客(=王族)への敬礼の意味が強かったと思われます。日本でも、かつて能は皇族や神仏への奉納として舞われていました。演劇は、時の権力者と強い関わりがあったのでしょう。翻って現代では、周りから肯定的な評価・賞賛を受けた際に、それらへの対応として「お辞儀をする」行為が、膝を曲げて観客の拍手に応える行為と重なり、この単語が世間に広まったと考えられます。

4. Cue (合図)

They stopped chatting, so that was my cue to leave the party.(彼らがおしゃべりをやめたので、それが私のパーティーを去るという合図だった。)

よくテレビ番組などで、「キューを出す」といった使われ方をすると思いますが、そのキューです。演劇用語としては、キューは、俳優がステージ上に登場する合図、又は台本に指示された合図音であったり、照明技術者が無数にある照明の一つから舞台上に明かりを照らす為の合図であったりもします。 一般的には、この単語は外部からの刺激やヒントに反応することを指します。

5. Curtain Call (カーテンコール)

Joe took the curtain call of his great career.(ジョーは彼の素晴らしいキャリアに幕を閉じた。)

終演後、キャスト全員がお礼のお辞儀をした後でも、観客の拍手が鳴りやまない場合、その舞台の主演俳優は、既に緞帳が下がった舞台の前縁に現れ、控えめで礼儀正しく、且つ謙虚にお辞儀をします。・・・というのが元々の使われ方でしたが、現在では様々な場面においての最終的なジェスチャーを指します。 

6. Dress Rehearsal (総ざらい)

Have a dress rehearsal before your event.(イベントの前に総ざらいをしなさい。)

実際に観客(=聴衆)の前で本番に臨む前の、最後のリハーサルという意味です。「ドレス」とは、演劇用語では衣装のことを指します。つまりこの言葉の意味は、衣装を着て本番さながらに行うリハーサル、という意味です。昔から、このドレス・リハーサル時に初めて本番用の衣装でリハーサルが行われました。一般的な使用例としては、仕事のプレゼンや何かを実行に移す前の模擬練習という意味合いで用いられることが多いです。

様々な場面で使われる表現 

「キュー」や「お辞儀」など、一般的に広く認知されている演劇用語もあります。それにしても、相手に敬意や謝意を伝えるために頭を垂れるのは、古今東西同じなんですね。特定の表現を通じて、外国の文化や考え方に触れてみるのも一つの方法かもしれません。

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