TOEICに出る否定の文法をおさらい!ルール攻略で得点アップ!

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否定の文法には、一般的なものから準否定や部分否定、全否定に二重否定など複雑なルールがあり、英文法の中でも特に覚えにくいものの一つです。覚えなければいけないルールや表現が多いので、よく理解できていないままTOEICに臨んでいる人も多いのではないでしょうか。この記事では、TOEICによく出る、注意すべき否定の文法について解説します。

否定の文法とは何か?

否定の文法には、例えば、“She is not shy.”(彼女は内気ではない。)や、“They were not at home yesterday.”(彼らは昨日家にいなかった。)というような一般的な否定表現だけでなく、部分否定や全否定、準否定や二重否定などの複雑な表現があり、TOEICにはそれらも多く出題されます。その中でも、特に注意しなければいけない否定語と使い方を解説します。

部分否定・全否定の表現

部分否定(「~とは限らない」、「~というわけではない」)や全否定(「何も~ない」、「全く~ない」)という表現もTOEICでは頻出です。しっかり覚えて、素早く正答を選べるようにしておきましょう。

not all / not every(全てが~というわけではない)

Not all the problems have been solved.(全ての問題が解決されたわけではない。)

Not every country is as safe as Japan.(全ての国が日本ほど安全というわけではない。)

all”や“every”を“not”で否定すると、全否定ではなく部分否定になります。これを間違えて覚えているとTOEICでの間違いのもとなので気を付けましょう。また、“every”に続く名詞は単数形になるということも覚えておきましょう。

not alwaysnot necessarily(必ずしも~とは限らない)

He is not always generous to his children.(彼はいつも彼の子どもたちに寛大なわけではない。)

The young are not necessarily bad-mannered.(若い人たちが必ずしもマナーが悪いとは限らない。)

これらの部分否定の表現もTOEICに頻繁に出てくるので、注意して覚えておきましょう。“not all”や“not every”と同じように、“always”や“necessarily”を“not”で否定したときの訳が部分否定になるということをよく覚えておく必要があります。他にも、not entirely”(必ずしも~とは限らない)not altogether”(完全に~とは限らない)などの部分否定の表現もあるので、辞書の例文などを参考に一緒に覚えておきましょう。

nothing(何も、どれも)

She said nothing to her friends about the trouble. 「彼女はその苦労について、友人たちに何も言わなかった。」

この表現で注意すべきなのは、“nothing”を使った表現で“not”を使わないことです。“She said”でまず「彼女は言った」という文章を作り、“said”の目的語で“nothing”を使うことで、「言った」という事実を打ち消します。not”を使う場合は、She did not say anything to her friends about the trouble.というように、nothing”ではなく“anything”を使うことを覚えておきましょう。

never(決して~ない)

She never gets up until noon on the weekend.(彼女は週末、昼まで起きない。)

完了形で用いられるパターンがよく知られている“never”ですが、それ以外でも頻繁に使われます。注意しなければいけないのは、never”は副詞なので、主語が三人称単数(she, he, itなど)の場合は、後ろに続く一般動詞には“s”を付けなければいけないということです。

nobody(誰も~ない)

There was nobody whom I knew in the sales department.(営業部には私が知っている人が誰もいなかった。)

nobody”は常に単数扱いなので、動詞に注意しましょう。また、“nobody”が目的語の位置でbe動詞の後に来る場合は、“not anybody”に言い換えることができます。上の文章を言い換えるときは、There was not anybody whom I knew in the sales department.となります。

準否定の表現

hardlyscarcelybarely(ほとんど~ない)

He could hardly believe his eyes.(彼は自分の目を疑った。)

Ms. Turner scarcely ever goes out at night.(ターナーさんが夜に外出することはめったにない。)

She could barely control her anger.(彼女は怒りを抑えられなかった。)

この3つの表現も頻出なので、まとめて覚えてしまいましょう。“barely”は、「かろうじて~だ」という意味で用いられることもあるので、文脈に注意が必要です。また、“scarcely”は“ever”とともに使って「めったに~ない」という文章を作ることができます。また、“He could hardly believe his eyes.”の文章を、He could scarcely believe his eyes.と言いかえることもできます。

few(ほとんど~ない)/little(ほとんど~ない)

Few of the applicants passed the test.(その試験に合格した志願者はほとんどいなかった。)

He little thought that he would be elected chairman.(彼は自分が議長に選ばれるとはほとんど思っていなかった。)

数が「ほとんど~ない」というときには“few”を使い、量が「ほとんど~ない」という場合には“little”を使います。また、2つ目の例文は、倒置を使ってLittle did he think that he would be elected chairman.と言いかえることもできます。

二重否定の表現

否定と否定の掛け合わせ

There seems to be no employees in the company who are not satisfied with their working conditions.(その会社には、待遇に満足していない従業員はいないようだ。)

否定と否定を掛け合わせることで、「~でない…はない」という強い肯定を表すことができます。つまり上の例文は、「その会社では全ての従業員が待遇に満足しているようだ。」という意味にもなります。

not fail to 不定詞/never fail to 不定詞(必ず~する)

Please do not fail to send us your curriculum vitae by email.(必ず履歴書をEメールで当社にお送りください。)

He never fails to take a walk every morning.(彼は毎朝必ず散歩をしている。)

not fail to 不定詞”と“never fail to 不定詞”はどちらも「必ず~する」という意味の二重否定の慣用表現ですが、厳密に言うと意味が少し違います。not fail to 不定詞”は一度だけの行動を言うときに使い、never fail to 不定詞”は習慣的な行動を言うときに使います。

つまり、一つ目の例文を、“never fail to 不定詞”で言うことはできないので、注意しましょう。また、fail to 不定詞”は「~しない」という意味だということも覚えておきましょう。

never…without ~ing(…すると必ず~する)

She never goes out without taking pictures.(彼女は外出するといつも写真を撮る。)

これは、直訳すると「~することなく決して…しない」という意味になり、つまり「…すると必ず~する」という意味になる二重否定の慣用表現です。上の例文は、She cannot go out without taking pictures.と言い換えることもできます。

否定の苦手意識をなくしてTOEICに臨みましょう!

否定の文法は覚えなければいけないルールや慣用表現が多いので、苦手意識を持ちやすい文法の一つです。しかし、形と意味を覚えてしまえば練習問題でも正答を見つけるのに時間もかからなくなるので、苦手意識の払拭にも繋がり、TOEICにも自信を持って臨むことができます。本番までに否定の文法を攻略して、TOEICの点数をアップさせましょう。

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