TOEICによく出る!副詞と接続副詞を攻略して得点アップを狙え!

  • TOEIC対策

TOEICのリーディングセクションでよく出るのが、副詞や接続副詞を問う問題です。問題の難易度に違いはありますが、使い方や使う場所、意味をしっかり理解できていれば、点数を取るのは難しくありません。

しかし、細かい使い方や注意点を知っていないと解けない問題も多く出題されるので、高得点を狙うためには丁寧な勉強が必要です。そこで、副詞の特に注意すべき頻度を表す品詞の用法や現在完了形での使い方、TOEIC頻出の接続副詞などを、この記事でまとめました。

英語の副詞の注意点

副詞は、時を表すものや頻度を表すものなど様々で、“~ly”の形を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、頻度を表す“often”(しょっちゅう)や“always”(いつも)ももちろん副詞ですし、“hard”(大変な、一生懸命に)や“near”(近い、近く)など、形容詞と副詞の両方の意味を持つものもあります。また、“~ly”の形になることで意味が変わる副詞もあるので、意味を正しく覚えておく必要があります。まず、副詞の注意点について詳しく解説します。

頻度を表す副詞を使った表現

基本的なルール

頻度を表す副詞には、“always”(いつも)、“sometimes”(ときどき)、“often”(しょっちゅう)や“never”(決して~ない)などがありますが、これらの文章中での位置を問う問題もTOEICに出るので、覚えておく必要があります。まず、“always”を使った例文を2つ見てみましょう。

Mr. Yoshida is always kind to others. (吉田さんはいつも他人に優しい。)

Mr. Yoshida always helps others. (吉田さんはいつも人助けをしている。)

このように、頻度を表す副詞には、「一般動詞の文章で使われるときは動詞の前、be動詞の文章で使われるときはbe動詞の後」というルールがあります。これはTOEICにもよく出題される内容なので、覚えておきましょう。さらに、その他の注意すべき副詞のルールについても解説します。

be動詞 always ~ing”(~してばかりいる)

Mr. Yoshida is always helping others.(吉田さんは人助けをしてばかりいる。)

「~してばかりいる」という何度も行われる動作を表す表現では、“be動詞 always ~ing”の形を使います。やや批判的な意味を持つ表現なので、上の例文には、「吉田さんがいつも人助けばかりしている」という事実に少し呆れているという言外の意味にもなることがあります。

現在完了形で使われる副詞

 現在完了形の文章でよく使われる副詞として挙げられるのが、already”(すでに)、“never”(一度も~ない)、“just”(ちょうど~したところだ)などがあります。これらの使い方も重要なので、しっかり押さえておきましょう。

have 副詞 過去分詞”の形で使う副詞

She has already finished writing a report.(彼女はすでに報告書を書き終えた。)

She has just finished writing a report.(彼女はちょうど報告書を書き終えたところだ。)

She has never written a report.(彼女は報告書を今までに一度も書いたことがない。)

上の3つの例文は、“have 副詞 過去分詞”の形になっています。“have”と過去分詞の間に副詞句を置くという風に覚えておけば、実際にTOEICで語順を問う問題が出たとしても迷わずに正解を選ぶことができます。

yet”の使い方

Has she finished writing a report yet?(彼女はもう報告書を書き終えましたか?)

She has not finished writing a report yet.(彼女はまだ報告書を書き終えていない。)

上の2つは、それぞれ疑問文と否定文で“yet”を使った文章です。疑問文では「もう~しましたか?」という文章に使い、否定文では「まだ~していない」という文章に使います。また、「もう~しましたか?」という問いに対して「いいえ、まだです」と応答するときは、“No, not yet.”と言うこともできます。

 ~ly”の形になると意味が変わる副詞

形容詞と副詞のどちらの意味もある単語の場合、“~ly”の形になると意味が変わることがあります。意味を間違えて覚えてしまうと、TOEICで選択肢を間違えてしまいますので、意味の違いを覚えておきましょう。

near”(近い、近く)/“nearly”(ほとんど)

The regulation is scheduled to be changed in the near future.(その規則は近々変更される予定だ。)

The deadline is coming nearer.(締め切りが近づいてきている。)

The construction work is nearly completed.(建設工事はほとんど完了している。)

nearly”の意味は「ほとんど、およそ」なので、“near”とは意味が全く違うものになります。“nearly always”(たいてい)、“nearly empty”(ほとんど空っぽ)、“nearly 値段、数値など”というように、使い方は様々なので、辞書の例文などで調べてみると良いでしょう。

hard”(難しい、熱心に)/“hardly”(ほとんど~ない)

It is hard for me to believe the rumor.(その噂は信じがたい。)

He always studies hard every day.(彼は毎日熱心に勉強している。)

She could hardly concentrate on her work yesterday.(彼女は昨日仕事にほとんど集中できなかった。)

hardly”は、例文のように“can”や“could”と一緒に使われることもある表現です。一番上の例文を、“I can hardly believe the rumor.”(私はその噂をほとんど信じることができない。)とすることもできます。

high”(高い、高く)/“highly”(非常に)

How high is Mt. Fuji?(富士山の高さは?)

If I were a bard, I could fly high in the sky.(もし私が鳥だったら、空高く飛べるのに。)

Mr. McDaniel is highly intelligent.(マクダニエル氏は非常に聡明だ。)

highly”の意味を「高く」だと間違えないように気を付けましょう。“high”は形容詞も副詞も同じ形になります。“highly”(非常に)を使った文章は参考書や辞書にも多く載っているので、しっかり確認しておきましょう。

TOEICによく出る接続副詞

TOEICには、接続副詞と呼ばれる、文章において接続詞のような働きをする副詞もよく出題されます。パート56の穴埋めでは特に頻出なので、それぞれの意味を覚えておきましょう。

hence, since”(したがって、だから、それゆえに)

She is always cheerful and kind. Hence, she is liked by many people.(彼女はいつも元気で親切だ。だから多くの人に好かれている。)

hence”は、実はTOEICではよく出てくる接続副詞で、“so”や“therefore”、“consequently”などと同様の意味です。似た意味や同じ意味の接続副詞と併せて覚えておくと、覚える手間が省けるのでオススメです。

Since it is snowing heavily, the business trip has been postponed.(大雪が降っているので、出張は延期になった。)

since”は通例、文頭で使われます。また、自明の事柄や事実を理由とする場合に使われるのが好ましいとされています。“since”は主に現在完了形の表現で「~以来」という意味で使われることの多い語ですが、接続副詞としての意味でもよくTOEICに出題されるので、こちらの意味も覚えておいてください。

nevertheless, nonetheless”(それにも関わらず)

He had a high fever. Nevertheless (Nonetheless), he worked overtime.(彼は高熱があった。それにも関わらず、彼は残業した。)

どちらも意味としては“however”と同様ですが、TOEICでは“nevertheless”や“nonetheless”もよく出てきます。文頭だけでなく、文中や文尾で使うパターンもあるので、ぜひいろいろな文章を調べてみてください。

副詞のルールを覚えて得点力アップ

TOEICのパート56には必ず副詞や接続副詞を問う問題が出てきますが、基本的な知識だけでは解けない難しい問題もいくつか紛れています。副詞の細かいルールや接続副詞の使い方などを理解することで、それらの問題に直面しても焦らず短時間で解くことができるようになります。

副詞が得意な人も苦手な人も、本番前に集中的に勉強してみることをオススメします。「扇風機少年が決め手!?英語の流暢さを決める接続詞を極めよ!」の記事でも接続詞について詳しく解説されていますので、ぜひ併せて参考にしてみてください。

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