TOEICで点数をとりこぼしやすい!細かい可算名詞・不可算名詞まとめ

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名詞のルールといえば、「単数のときは“a(an)”を付ける」、「複数のときは名詞の最後に“s”を付ける」というものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。「数えられるものは可算名詞で、数えられないものは不可算名詞」というルールを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、そう簡単にはいかないのが、名詞のルールの厄介なところです。名詞の正しい活用法を理解していないために、TOEICで点数を取りこぼしているかもしれません。

そこでこの記事では、TOEICによく出る、単数扱いする名詞、複数扱いする名詞、単複同形名詞などのルールと注意点を解説します。騙されやすい名詞のルールや数え方の法則など、しっかり覚えてTOEICでの点数獲得に繋げましょう。

名詞の種類の区別


名詞には、可算名詞と不可算名詞がありますが、可算名詞の中にも「普通名詞」(penappleなど)と「集合名詞」(peoplefamilyなど)があり、不可算名詞も「物質名詞」(rain、snowなど)、「抽象名詞」(poweradviceなど)、「固有名詞」(JapanMaryなど)に分けられます。

しかし、これらの「○○名詞」という名前がTOEICに出るわけではありませんし、英語の文法を理解する上でどうしても暗記しなければいけない知識でもないので、「名詞はこういう風に区分されている」ということだけ覚えておいてください。

混乱しやすい名詞のルール

英語を勉強している人を特に混乱させる名詞のルールに「名詞の単数扱い、複数扱い、あるいはどちらでも扱う名詞」があります。名詞には、常に単数扱いする名詞、常に複数扱いする名詞、単数形でも複数形でも同じ形の名詞があり、この区別を正しく覚えていない人が意外にも多いのです。この記事では、これらの区別と例文を紹介しつつ、それぞれの法則を解説していきます。

常に単数扱いする名詞


 advice(アドバイス)

He always gives me a lot of advice.(彼はいつも私にたくさんのアドバイスをくれる。)

advice”は、不可算名詞の中の抽象名詞に当てはまるので、常に単数扱いされます。数えられそうに思ってしまいがちですが、複数形にするときは、間違って“s”をつけないように気を付けましょう。数えるときは、“a piece of”や“pieces of”を使います。例えば「彼は私に2つのアドバイスをくれた。」と言いたいときは、“He gave me two pieces of advice.”となります。

 baggage(荷物)

Mr. Gordon had two pieces of baggage. (ゴードンさんは手荷物を2つ持っていた。)

一見可算名詞のように思えますが、“baggage”は不可算名詞で、常に単数扱いされます。そのため、数えるときは上の例文のように、“a piece of”や“pieces of”を使います。また、「いくつの荷物を~?」と言いたいときは、“How many pieces of baggage~?”という表現を使います。

furniture(家具)

She has to buy a lot of kitchen furniture.(彼女は台所家具をたくさん買わないといけない。)

 chair”(椅子)や“table”(テーブル)などは可算名詞ですが、それらをまとめた“furniture”(家具)は不可算名詞です。「たくさんの」と言うときは、上のように“a lot of”や“much”を使いましょう。数えるときは、“baggage”などと同じように“piece(s) of”を使います。また、「家具一式」は“a set of furniture”あるいは“a suit of furniture”です。

 machinery(機械類)

The machinery of our factory has to be repaired next week.(私たちの工場の機械類は来週修理を受けなければいけません。)

 「機械類」と言うと複数のように感じてしまいそうですが、“machinery”は不可算名詞で常に単数扱いとなります。そのため、主語の後に続く動詞も単数形に沿った形にするように気を付けましょう。ちなみに、同じ意味の“machine”は可算名詞です。a machine”と“a piece of machinery”は同じ意味だと覚えましょう。

headquarters(本社)

Our company’s headquarters is located in Tokyo.(私たちの会社の本社は東京にあります。)

headquarters”には“s”がついていますが、複数ではなく単数扱いなので、後に続く動詞もそれに沿った形になります。例えば、「私たちの会社の本社は東京に移転されました。」と言いたいときは、“Our company’s headquarters was relocated to Tokyo.”となります。また、“hdqrs,”や“hdqrs.,”、“HQ,”などの省略形も一緒に覚えておきましょう。

常に複数扱いする名詞

 

police(警察)

The police standing over there have been searching for clues to the crime for three days.(あそこに立っている警察は、その事件についての手がかりを3日間探している。)

可算名詞の中の集合名詞には、“police”のように、複数形になっても“s”が付かない、単数形で複数扱いする名詞があります。こうした名詞の場合は、後ろに続く動詞を間違えないように気を付けましょう。複数扱いなので、be動詞の場合は“are”になり、一般動詞の場合は動詞の原形になります。ちなみに、police officer”(警察官)は可算名詞です。

cattle(牛)

The cattle are drinking water.(牛が水を飲んでいる。)

これも“police”と同じように、通常複数扱いされる集合名詞です。同じ意味の“cow”は可算名詞なので、この2つをしっかり区別して覚えておきましょう。また、“cattle”を使って「~頭の牛」と言いたいときは、head ofを使います。例えば「20頭の牛」なら、“twenty head of cattle”となります。

単複同形名詞


aircraft(航空機)

Aircraft are flying in the sky.(航空機が空を飛んでいる。)

An aircraft is flying in the sky.(一機の航空機が空を飛んでいる。)

この名詞は、airplane”(飛行機)、“helicopter”(ヘリコプター)などの総称で、単数形では“an aircraft”となり、複数形では“aircraft”となります。複数形になっても“s”が付かないので、使う動詞に注意しましょう。

series(シリーズ)

A series of meetings was held.(一連の会議が開かれた。)

Several series of conferences were held.(度重なる会議が開かれた。)

series”も、単複同形名詞です。“a series of”の後に続く名詞が複数の場合、動詞は“a series”に合わせます。一方で、上の例文のように、series”が複数扱いの場合も、動詞をそれに合わせた形にするように注意しなければいけません。

その他の注意するべき名詞