TOEICの得点アップ!to不定詞を取る動詞・動名詞を取る動詞

  • TOEIC対策

to不定詞を取る動詞」、「動名詞を取る動詞」と言われても、なかなかピンと来ない人もいるかもしれませんね。例えば、「“stop to do”と“stop doing”の意味は違う」と言えばどうでしょうか。中学校や高校の英語の授業で先生が言っていたことを思い出しませんか?この記事では、そんなto 不定詞と動名詞が後ろに続く動詞の中でも、TOEICによく出るものを紹介します。

そもそも、不定詞・動名詞とは?


不定詞

英文法には、名詞、動詞、形容詞、副詞など、様々な品詞があります。不定詞というのは、文章の中で名詞的用法(~すること)、形容詞的用法(~するための、~するべき)、副詞的用法(~して、~するために)として使えるものを言い、“to + 動詞の原形”の形で使われます。この記事では、「to不定詞」と呼んで説明していきます。

動名詞

動名詞とは、動詞の原形に“ing”が付いているもので、「~すること」という名詞的な意味になります。(例:play→playing)主語や目的語になることが多く、to不定詞の名詞的用法との言い換えができる場合もあります。

to不定詞だけを取る動詞


to不定詞を取る動詞と動名詞を取る動詞には、どちらを取っても良い動詞と、どちらかしか取れない動詞があります。また、どちらも取れて意味も同じになる動詞もあれば、どちらを取るかで意味が異なる動詞もあります。まずは、to不定詞しか取れない動詞の中で、TOEICによく出るものを紹介します。

afford + to 不定詞(~する余裕がある)

Mr. Hanson cannot afford to purchase a new printer.(ハンソンさんには新しいプリンターを購入する経済的余裕がない。)

TOEICでは、主に「(経済的に)~をする余裕がある」という意味で出題され、助動詞“can”、“could”“be able to”とともに使われます。また、否定文や疑問文で出てくることがほとんどです。肯定文でも使えますが、この場合、「今までは余裕がなくてできなかったことができるようになった」という意味を含みます。

hesitate + to 不定詞(~するのを躊躇う)

If you have any requests, please do not hesitate to contact us.(ご要望がおありの際は、お気軽にお問合せください)

実際のビジネスシーンでも頻繁に使われTOEICでもよく出題される表現です。パート4の最後や、パート67のメール文の最後に、上記の例文に似た文章がよく出てきます。パート5の空欄をうめる問題でも出題されることがあるので、これが出てきたら確実に点数を取れるように、しっかりと覚えておきましょう。

pretend + to 不定詞(~するふりをする)

He pretended to be familiar with economics.(彼は経済学に精通しているふりをした。)

この例文のように、be動詞の原形を付けることもできます。パート56で出てくることが多い表現なので、覚えておくと良いでしょう。もちろん、“主語+pretend that+主語+動詞”(He pretended that he is familiar with economics.)などの形で出題される場合もあるので、騙されないように気を付けましょう。

 動名詞のみを取る動詞


mind + 動名詞(~するのを嫌だと思う)

Do you mind cleaning your desk?(あなたのデスクを掃除してもかまいませんか?)

これは中学校や高校のテストにもよく出る表現なので、覚えている人も多いのではないでしょうか。TOEICでもリスニングのパート23などで出題されることが多いので、“Do you mind~?”に対する応答文のレパートリーもいくつか頭に入れておくと良いでしょう。例えば、上記の例文に対して「かまいませんよ」と言うときは、“No, I don’t.”や“Certainly not.”などがあり、「自分でします」と言うときは“Sorry, I will do it myself.”などの表現があります。

avoid + 動名詞(~するのを避ける)

He didn’t go to the party in order to avoid drinking alcohol.(彼はお酒を飲まないために、パーティーに行かなかった。)

こちらもよく出題される表現で、リスニングよりもリーディングのパート56で出てくることが多いです。出題される場合はこの“avoid+動名詞”が多いですが、“avoid+目的語”で出題される場合もあるので、空欄の前後関係をしっかり確認して、正しい選択肢を選びましょう。

consider + 動名詞(~しようと考える)

We consider holding an urgent meeting.(私たちは緊急会議を開こうと考えている。)

これはTOEICで特によく出題される表現であり、同時に、間違えてto不定詞を付けてしまうケースも多い表現なので、よく覚えておいてください。パート5や6で出題されることが多いですが、リスニングでもリーディングでも、どんな文章で出てきても、すぐに意味を掴めるようにしっかり覚えておきましょう。

recommend + 動名詞(~することを勧める)

She recommended relocating our headquarters to Japan.(彼女は本社を日本に移転することを勧めた。)

recommend”は使い方が幅広いので、特に注意が必要です。例えば、意見や提案などを表す動詞(“advise”や“propose”など)の後にthat節が続くとき、上の例文の場合は“She recommended that we (should) relocate our headquarters to Japan.”としなければいけませんし、他にも、例えば「彼女は彼に1日休むよう勧めた」と言いたい場合は、“She recommended his taking a day off.”のように、動名詞の前に代名詞を入れなければいけません。いろいろな表現に対応できるように、自分で例文を作ったり辞書で調べたりして理解しましょう。

to不定詞を取るか動名詞を取るかで意味が異なる動詞


remember + to不定詞(~することを覚えている)/remember + 動名詞(~したことを覚えている)

He has to remember to buy milk.(彼は牛乳を買うことを覚えていないといけない。)

He has to remember buying milk.(彼は牛乳を買ったことを覚えていないといけない。)

remember to buy”の場合は「これから買う」のに対し、remember buying”の場合は「過去に買った」となっていることに注目しましょう。その上で、“remember”と同じようなto不定詞と動名詞の区別をする動詞を見てみましょう。

 forget + to不定詞(~することを忘れる)/forget + 動名詞(~したことを忘れる)

Ms. Yamamoto often forgets to prepare a newsletter.(山本さんは会報を作成するのをしょっちゅう忘れる。)

Ms. Yamamoto often forgets preparing a newsletter.(山本さんは会報を作成したことをしょっちゅう忘れる。)

このように、“forget”の場合も“remember”の場合と同様の訳し方となっています。つまり、こうしたto不定詞と動名詞で意味を使い分けるときは、未来のことを言うときはto不定詞、過去のことを言うときは動名詞を使うという風に覚えておけば、この二つの使い分けで迷うことはありません。この法則は、動名詞を取るかto不定詞を取るかで意味が異なる動詞を理解するために、必ず覚えておいてください。

regret + to不定詞(残念ながら~する)/regret + 動名詞(~したことを後悔する)

He regrets to quit his job because of illness.(彼は残念ながら病気のために仕事をやめなけなければならない。)

He regrets quitting his job because of illness.(彼は病気のために仕事をやめたことを後悔している。)

こちらも「to不定詞=未来」、「動名詞=過去」の法則が生かされていますが、訳し方に少し注意が必要です。“regret + 動名詞”のほうは、“remember”や“forget”の場合と同じように「~したことを後悔する」と訳せば良いのですが、to不定詞の場合は「することを」ではなく、「残念ながら~する」と訳すことを覚えておきましょう。

go on + to不定詞(続けて~する)/go on + 動名詞(~し続ける)

The man went on to eat a cake.(その男は次にケーキを食べた。)

The man went on eating a cake.(その男はケーキを食べ続けた。)

これも訳し方に注意が必要な表現です。“go on + to不定詞”は、過去の行動とは異なる未来の行動を表す表現で、「続けて~する」と訳します。“go on + 動名詞”は「~し続ける」という意味で、厳密に言うと、「過去からの動作を現在も続ける」という意味です。過去と違うことをするのか、あるいは過去と同じことをし続けるのかという区別を付けて覚えましょう。

正確な意味の区別と冷静な解読力が鍵!


これらのto不定詞を取る動詞や動名詞を取る動詞は、先に紹介した「未来と過去」などの法則を使って理解したり、例文を暗記したりして覚えるのが効果的です。特に、to不定詞あるいは動名詞のどちらかしか取れない動詞の場合は、覚えるときに何度も聞いたり書いたりする必要があるでしょう。また、リーディングやリスニングの問題集に出てきたら、教材に下線を引いたりノートにメモをしたりして、記憶に何度も刻むようにすると忘れにくくなります。

覚えるまでは少し大変ですが、覚えてしまえばこの文法を問う問題では確実に、しかも素早く点数を取れるので、他の問題にかけられる時間が長くなります。この文法を完璧に覚えて、TOEIC本番での得点源にしましょう!

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