appointmentとplanの違いって何?約束・予定などを表す英語表現

  • 英語表現

日常会話の中で、「予定がある」「約束がある」と言うシーンは、多くあります。しかし、英語にした時に間違った表現を使ってしまう日本人の英語学習者は、とても多いです。「予定がある」「約束がある」の正しい英語表現をご紹介します。

約束、予定の認識のズレ

  • 「すごく行きたいんだけど、予定があって。」
  • 「すごく行きたいんだけど、彼と会う約束をしてるの。」
  • 「すごく行きたいんだけど、クライアントさんと会う約束があるの。」
  • 「すごく行きたいんだけど、会議の予定があるの。」

これらは、「今夜飲みに行こうよ!」と誘われるけれど、予定が合って断る時のフレーズです。あなたならどう英訳しますか?

日本語と英語の意味の間にはズレが生じる事が多くあります。例えば、日本語の「約束」と英語の「promise」は違う意味を持っていますし、日本語の「予定」と英語の「appointment」は違う意味を持っています。また、英語ではよく「plans」という表現も使われます。

plans(予定)

A:Let's go drinking tonight!(今夜飲みに行こうよ!)

B:I'd love to, but I've got some plans. (すごく行きたいんだけど、予定があって。)

「予定」を「plans」と訳しています。「have plans」または「have got plans」で「予定がある」という意味になります。「have a plan」だと、通じるけれど違和感のある表現となってしまうので注意しましょう。

Do you have any plans for tonight? (今夜何か予定あるの?)

何か予定があるかどうか聞きたい場合は、この様に聞きます。「have plans」で「予定がある」と覚えましょう。

a plan(計画)

We need to build a plan for a new product.  (新製品の計画を立てないければならない。)

Let's make a plan for a trip.  (旅行の計画を立てよう。)

では、「a plan」だと、どういう意味になるでしょうか。実は、計画内容が具体的な時に使います。

新製品の計画も、旅行の計画も、計画内容が具体的になります。ですが、現段階ではまだ計画が決まっていないので、「a plan」となっています。もし特定の計画について話す時は「the plan」を使います。

appointment(専門職の人との予約、仕事のアポ)

A:Let's go drinking tonight! (今夜飲みに行こうよ!)

B:I'd love to, but I have an appointment with one of my clients.  (すごく行きたいんだけど、クライアントさんと会う約束があるの。)

この場合の「約束」は、「appointment」です。「appointment」を日本語にすると、医者、歯医者、弁護士、美容師など専門職の人に予約を取って会う場合の「予約」という意味と、銀行や保険会社、不動産などの担当の人や、仕事の取引先の相手と会う「約束」という意味があります。

Can I make an appointment with Dr.Brown? (ブラウン先生の予約を取りたいのですが。)

上記の文は、医師のブラウン先生に予約を取りたいため、クリニックに予約の電話をしている状況です。欧米では、健康診断やちょっとした体の不調の場合はかかりつけ医にかかる事が一般的です。医者は専門職ですので、専門職の人に予約を取って会う「appointment」を使います。

I have an appointment with my lawyer tomorrow. (明日弁護士と会う事になっています。)

弁護士も、専門職であり、担当の弁護士に会う、という事で、「appointment」を使います。

「appointment」は専門職の人に予約を取って会う、仕事の取引のために会う、という、フォーマルなニュアンスを含む言葉であり、友達や家族、恋人との約束に「appointment」を使うと、非常に不自然になってしまいますので、気を付けましょう。

plansもappointmentも使わない表現

A:Let's go drinking tonight!(今夜飲みに行こうよ!)

B:I'd love to, but I'm going to see my boyfriend tonight.(すごく行きたいんだけど、彼と会う約束をしてるの。)

A:Let's go drinking tonight!  (今夜飲みに行こうよ!)

B:I'd love to, but have a meeting. (すごく行きたいんだけど、会議の予定があるんだ。)

この二つは、「plans」も「appointment」も使わない方が自然です。

友達と遊びに行く、または恋人とデートに行く場合、「映画に行く」「飲みに行く」「カラオケに行く」など、どんな事をするかという行動を具体的に言う事が多いです。具体的に言わない場合は、「see my boyfriend/girlfriend(彼氏/彼女に会う)」「see Ken (ケンに会う)」という表現を使います。

また、「会議がある」等、何をするのかを述べる場合も、わざわざ「plans」を入れるとかえって不自然になりますので、シンプルに「会議がある」と言うだけにしましょう。

promise(約束する、誓う)

「promise」は、名詞と動詞があります。辞書で引くと以下の様な訳が出てきます。

名詞の「promise」

約束、契約、公約、保証

動詞の「promise」

~を約束する、~を請け負う、~と誓う

「promise」と「appointment」、「promise」と「plans」は、全く違うフィーリングを持つ単語です。「promise」は、訳を見ると分かる通り、非常に重い「約束」ですので、人と会う約束の時には使いません。

He broke his promise to pay back the money within a month.  (彼は一か月以内にお金を返すという約束を破りました。)

この「promise」は名詞で使われています。「break one's promise」で、「約束を破る」という意味です。この「promise」は、一か月以内にお金を返すという約束であり、契約的な意味合いを含みます。

I promised not to tell anyone.  (私は誰にも言わないと約束しました。)

動詞の「promise」の「約束」は、人に会う約束等ではなく、「誓う」というイメージです。ですので、人と会う約束等の時にはほとんど使う事はありません。あるとすれば、会う事を「誓う」様な場合だけです。

I promise I will make it up this weekend.  (今週末に埋め合わせをするって約束するよ。)

「make up」で「埋め合わせをする」という意味です。ここでの「約束する」意味の「promise」は、デートの予定だったのに、急な仕事が入りデートが出来なくなったので、週末に埋め合わせをする事を「誓う」様なイメージです。

違いを覚えて使い分けよう


慣れないうちは違いが分かりづらい様に感じるかもしれませんが、「予定」「約束」は、よく使う言葉だからこそ、使い分けられる様になりたいですよね。一つ一つの違いを覚え、イメージがつかめる様になったら、自然と正しい口から英語が出てくる様になります。英語と日本語の間に生じる「ズレ」を認識し、実際に様々な場面でこれらの表現を使う練習をして、感覚をつかんで下さいね。
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