アメリカ留学のための学生ビザ入門!学生ビザでできること・できないこと

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アメリカに長期の留学をしようと思えば「学生ビザ」の知識は絶対に欠かせません。学生ビザを持っていることで「できること・できないこと」を知っていますか?そして、この「学生ビザ」制度、新アメリカ大統領によって今後、変化していく可能性も。アメリカ国務省の難しいホームページで調べるのも良いですが、この記事ではさらっとアメリカの学生ビザについてご紹介します。

そもそも「学生ビザ」って?

海外旅行の際に、取得を求められることがあるのが「ビザ(査証)」。アメリカに入国する際にもビザが必要です。そして、その中でも「留学生」に求められる最も一般的なビザが「F-1ビザ」という種類。アメリカに留学するひとの大半がこれを持っています。米国国務省によって取得が強制されており、パスポートに加えて留学生のマスト・アイテムです。

F-1ビザ」は誰が取得できるの?またその有効期間は?

アメリカへの長期(90日以上)留学を考えているひと(※)の中で、公立高校、大学などの高等教育機関、または、語学学校に行こうと思っているひとがこのビザの対象です。留学中はフルタイムでの就学、つまり、週18時間以上の授業時間数が求められます。

留学の目的によって、ビザの有効期間は人それぞれです。例えば、アメリカの公立高校に留学を考えている場合は、最長で1年。大学から大学院までというひとなら、学位取得まで滞在可能です。ちゃんとした学業目的があり、それを継続できるならば比較的長く滞在できそうですね。


※…90日以内の留学であれば、学生ビザの取得は不要。旅行目的の時と同じように「観光ビザ」で留学ができます。

アメリカから出国した後に、また再入国はできる?

長期間の留学を考えている学生の中には、“年末年始は一度日本に帰国したいなぁ”なんていうひともいると思います。または、“アメリカから他の国へ旅行したい”ということもあるでしょう。その場合、出国した後に、再びアメリカへ入国することはできるのでしょうか。

可能です。安心ですね!!しかし、条件があり、それが「5か月以上」アメリカから離れた場合。その期間の活動が「学業に関連したもの」であれば再入国はできますが、そうでない場合はノー。つまり、アメリカに入国するには、もう一度ビザ申請が必要になってしまいます。

学生ビザで働くことはできる?

その答えは、「条件付きのイエス」です。大学・大学院に留学している学生は、現地で勉強し始めて1年目は「キャンパス外(学外)」でのアルバイトは禁じられています。ただし、たとえ1年目の留学生活でも、「キャンパス内(学内)」のアルバイトであれば認められています。大学内の図書館や食堂などが、候補に挙がりそうですね。

そして、アメリカ学生ビザならではの就業制度がひとつ。それは、大学などの卒業に必要なすべての課程を修了したひとのみが対象となる、「OPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)」と呼ばれる制度です。

インターンやアルバイトとも異なるこの制度ですが、学校で学んだことを活かして、「自身の学問と関連分野にある仕事」を最長1年間体験できる、というものです。

例えば、大学で「社会学」を学んだならば「マーケティング」や「メディア業界」など。大学で「経済学」を学んだのなら「財政」、「金融」、「国際貿易業界」などが該当します。

これから学生ビザが取りにくくなる、ってホント?

2017年からアメリカは新たにトランプ氏を大統領に迎えました。「移民批判」で知られるトランプ大統領ですが、彼を前にして聞こえてきそうなのが"留学生の学生ビザのハードルがあがるの?”、“OPT制度がなくなってしまうの?”などの、こういった不安の声です。

トランプ大統領は自身の公式twitterで、海外からの留学生を歓迎するようなポジティブ発言を過去にしています。


(日本語訳)「外国人がアメリカの素晴らしい大学で学び、そのまま滞在を希望するならば、彼らはこの国から追放されるべきではない。」(Tweetはこちら)

一見、留学生ウェルカムのように見えたかと思いきや、実際は、入国審査の厳重化を求めたり、「外国人労働者がアメリカ人の雇用機会を奪っている」という理由で(OPT制度など)留学生の就労に対して、ネガティブな態度を示しているとも言えます。

学生ビザの取得や制限など、今後の動向に関しては様々な考察がインターネット上でも繰り広げられ、話題になっています。『学生ビザ取得の心配など無用!』や『留学するのが難しくなるはずだ!』など、本当にいろいろな憶測が飛び交っています。今できる一番のことは、そういった意見も参考にしつつ、最終的には自分の目と耳で「学生ビザ」に関わる情報を精査することです。

学生ビザ関連で使える英語フレーズ

学生ビザに関連して、知っておくと便利な英語フレーズをいくつか紹介しますね。あくまでも例なので、それぞれアレンジして使ってみてください。

Do all non-immigrant visa applicants have to come to the Embassy or Consulate for an interview?(移民用のビザではなくても、大使館か領事館に面接に行かないといけませんか?)

ビザの取得の際に使えるフレーズです。Embassyは「大使館」、Consulateは「領事館」です。

Is it possible to travel to foreign countries with my visa?(このビザで国外へは行けますか?)

留学中、さらにほかの国へ旅行したくなったときに、それが可能かどうかをこのフレーズで確認できます。“Is it possible to...?”という「許可」をとる表現は使いまわしも聞いて便利です。

Does my visa say I am allowed to do a part time job?(私のビザに、アルバイトできるって書いてあるかな?)

ビザの記載事項を確認する際に使えるフレーズです。“Does my visa say...”のように、人でなくともsayが文の主語に来ることがあります。他にも、a book, newspaperなども応用できます。

I don't know when my student visa will expire.(ビザの期限ががいつ切れるかわからないなぁ。)

expireという単語は運転免許証(a driver's licence)やパスポート(a passport)など、さまざまな場面で使われる「期限が切れる」という意味の単語です。

I wonder if I can switch my student visa to work permit.(学生ビザから就労ビザへの切り替えできるんだっけ?)

“I wonder if...”は覚えていて損なし、「疑問」を表現するときに使います。また、同じ意味で“I was wondering...”という過去進行形も使うことも多いです。 

Can I extend my visa? Or do I have to apply for that again?(ビザは延長できますか?それとも新しく申請し直さないといけませんか?)

extendは「(期限)を延長する」から「(土地や道路など)を拡大する・引き延ばす」まで、幅広く使われます。applyは「申し込む」ですが、申し込むものの前にforを忘れないようにしましょう。

What should I do if I lose my visa by accident?(ビザって紛失したら、どうすればいいの?)

shouldは「するべき」という意味の助動詞でしたね。困ってアイデアが浮かんでこない時に、“What should I do?”と言うだけでも、その必死さが伝わります。

アメリカで学生ビザの先に待っているもの

「free pic university」の画像検索結果学生ビザを取得したのちには、世界各国から学生たちが集まるインターナショナルな環境で学業を始められることになります。ビザで「できること・できないこと」を頭に入れておいて、留学生活を豊かなものにしてくださいね。

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