英語の勉強をする上で大事なコロケーションを理解しよう!

  • SLA(第二言語習得論)
突然ですが、コロケーションという言葉を聞いたことがありますか?コロケーションというのは文法用語で、「ある単語と単語の”よく使われる組み合わせ、自然な語のつながり”」のことで、日本語では”連語”と訳されます。
具体例を挙げると、おそらく誰でも知っているであろう"look"という単語。この単語の使い方、一瞬で頭に何個浮かびましたか?

コロケーション(=連語)とは

lookという単語で連想する熟語と言えば
look at〜(〜を見る)
というのが1番メジャーだと思いますが、これ以外にも実は沢山あって
  • take a look at〜
  • have a look at〜
  • change one's looks
  • give a look around
などなど、動詞+lookという使われ方だけでもパッとこれだけあります。もっと辞書を引けばいくらでも出てきます。コロケーションを知っていると何がいいかと言うと、ネイティブが首をかしげるような意味不明なことを言う確率がガクっと下がることです。

 

例を挙げましょう。「たくさんの人」と言いたい時に、
many people
は正解です。でも、
many population
は間違いです!正しくは
large population
が正解です。逆に、
large peopleは不正解です(これだと"巨人が沢山いる"という意味になります笑)

 

これはなぜかと言うと、manyは数が多いという意味で、1つ1つがたくさん集まっている状況を言います。一方、largeはあるひとまとまりが大きい、という意味になります。つまり、populationというひとまとまりが巨大だ、という意味になるのでmanyではなくlargeを使う、というわけです。

 

別にこれを全て説明できる必要はありませんが、感覚でpeopleの前にlargeが来たらおかしい、populationの前にmanyが来たらおかしいと分かっていることは英会話では非常に重要になってきます。ちなみにどうしてもlargeとpeopleを一緒に使いたい!という場合(どんな場合だ)は a large number of peopleというで表現なら使うことができます。

なぜコロケーションを覚えるのか?

過去記事で単語帳で英単語だけ覚えると失敗しますという記事を書きましたが、これも背景にはコロケーションの存在があります(その割には紹介するのが遅れてすいませんw)

 

良い単語帳の定義を「例文が充実していて、かつ例文がよく使われる形で載っているもの」と定義しましたが、このよく使われる形というのがコロケーションということです。英会話が出来る人というのは、頭の中にコロケーションがセットで引き出しに整理されているからいつでも取り出せて会話に使うことができるんです。日本人が英会話がいつまで経っても出来るようにならないのは、このコロケーションという概念がそっくり抜けていることが原因の1つだとすら思っています。それくらい重要なのに、日本の英語教師の多くはその存在さえ知らないor知っていてもなぜ重要なのか理解できていないでしょうね...悲しい事実です。

コロケーションを学ぶためには

Oxford Collocations Dictionary という、オンラインにあって誰でも利用できるコロケーションの辞書があります。ここで単語を入力(例えばlookとだけ入力)すると、形容詞+look、動詞+lookなどなど、使い方別にコロケーションが山ほど出てきます。英語での表記のみですが、英語の勉強にもなりますしそこは頑張ってください!

 

あと電子辞書や紙の辞書を持っている人は、ジーニアス英和大辞典などで検索した時に出てくる用例を毎回見るようにしてみてください。メジャーな使い方はだいたい最初に載っていることが多いので、ある程度「ああこんな使い方をするんだな」というのが分かってきます。私は最初そうやって英会話で使う表現を学んでいました。

 

新しい単語が出てくるたびに毎回毎回辞書を引く必要はありませんが、既に知っている単語でもコロケーションを意識して調べてみると意外な発見があるものですよ。コロケーションという言葉を知っていた人も知らなかった人も、これからの勉強で意識するだけでも大分差が出てくるはずです。ぜひ実践してみてください!

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