クリスマスの英語メッセージ表現と知っておきたい単語まとめ

本ページはアフィリエイト広告を利用しています。

クリスマスは、欧米では1年で最も大きな行事といってもいいくらい街が華やいで、人々が楽しそうにしている時期です。

日本ではあまり知られていない文化も多く、メッセージカードもその1つです。今回は英語で書けるメッセージと、クリスマスの文化について書きました。

目次

家族・友達・恋人などに送る英語クリスマスメッセージ

クリスマスの時期は、愛と喜びに満ち溢れたものです。相手に感謝を伝えたり、気遣ったり。優しい気持ちであふれるようなメッセージを集めました。

Merry Christmas! 「メリークリスマス!」
皆さんご存知のメリークリスマス!Merry Christmas & Happy New Yearのようにクリスマスとお正月を一緒にして書く場合もあります。

Merry Christmas!

merryは陽気な、快活なという意味があります。【The more, the merrier.=大勢のほうが楽しいしね。】のようなフレーズでよく使われます。

Merryって何?

We Wish You A Merry Christmas「良いクリスマスを」
歌詞でも有名なこのフレーズ、別れ際などホリデーシーズンにはさようならの代わりに使われたりもします。

May this day bring you laughter, joy and happiness.(この日が笑いと、喜びと幸せを運んできますように)
May「は~でありますように」と何かを願う時に使えます。

May your Christmas wishes come true.(あなたのクリスマスの願い事が叶いますように)
こちらも、先ほどと同じようにMayを使った表現で、クリスマスによく使われる定番のメッセージです。日本ではお正月に願い事をしますが、欧米ではクリスマスにお願いごとをします。

Christmas is the best time to share love and happiness. May the best season be yours and your family.
(クリスマスは愛と幸せを分けるのに1番の時期。あなたとあなたの家族にとって素晴らしいものになりますように)

季節のご挨拶

今紹介しているようなフレーズは、Season’s Greetings/Seasonal Greetings 「季節のご挨拶」としてポストカードやメッセージカードを贈り合う文化がアメリカにはあります。カードの表ににSeason’s Greetingsと書かれている場合もあります。

季節の写真や絵とともに送られてくると嬉しいですね

Having you as my friend is the most fantastic present in my life. Merry Christmas, my friend.
(あなたが友達でいてくれることは私の人生で最も素晴らしい贈り物です。私の親友!メリークリスマス)

Merry Christmas. Spending the holiday with you is all I need to have the best Christmas ever. Sending loving thoughts to you on this very special day.(メリークリスマス。あなたと過ごすことだけ今までで1番のクリスマスを過ごすために必要なことです。この特別な日に愛の気持ちを贈ります。)
恥ずかしくなってしまうような言葉でもクリスマスマジックでカードに書けば、相手に伝わります。一度普段言えない自分の気持ちを送ってみてはどうでしょうか?

Happy Holidays! 「ハッピホリデーズ!」
【楽しいホリーデーシーズンをお過ごしください】という意味です。このフレーズはアメリカのクリスマスシーズンで主に使われています。

Happy Holidayじゃないの?

holidayが複数形になっているのは、ユダヤ教のハヌカー、アフリカの行事であるクワンザやお正月が含まれているからです。サンクスギビングを含む場合もあるので11月末からお正月明けまで使うことが出来ます。

12月にはholidayがたくさんあります

ビジネスの相手へのクリスマスメッセージ

Thank you for making this year so great. May you have happiness in this upcoming New Year.
(今年を素晴らしい年にしてくださり、ありがとうございます。来年があなたにとって素晴らしい年になりますように。)

日本の年賀状と同じように一年を振り返り、また次の年が良いものになるようにお願いする。感謝の心は万国共通ですね。

Season’s greetings. All of us here at ABC Company want to wish you Happy Holidays and a Happy New Year.
季節の挨拶 ABC Company一同、幸せな休日と楽しい新年をお祈り申し上げます。

When approaching the holiday season, everyone here at ABC Company reflects on those that have made our success possible. Thank you for continuing to support us and may your holiday season be filled with joy.(ホリデーシーズンが近づくと、ABC Companyの従業員一同この成功は誰のおかげだったかと思い起こすんです。私達をサポートし続けてくれてありがとうございます、そしてこのホリデーシーズンが喜びで満ち溢れますように)

にゃんまる

僕もエリカへの感謝の気持ちでいっぱいだぁ~いつもありがとう!

クリスマスはX’masじゃない!?ミスしやすいポイント

ChristmasをXmasと書くのは実は間違いなんです。

Xの意味はそのままChrist。キリストを意味します。ギリシャ語からきています。
なので略しているわけではないんです。16世紀頃から使われているんですよ。

ということで、ChristmasまたはXmasと書くのが正解です。

海外旅行でのクリスマスの楽しみ方

クリスマスを海外で過ごす人もいると思います。知っていて損のないクリスマスの文化、マナーを紹介したいと思います。

クリスマスカード

ちょっとした出会いであっても、クリスマスカードはとても喜ばれるものです。海外の本屋や文房具屋などには数多くのメッセージカードが売られています。長い文章は書く必要はありませんが、上で紹介したようなちょっとした感謝を伝える言葉を書いてみてください。

家族同士で交換したり、ホテルの清掃員の人にメッセージを残したりするとよりクリスマスを楽しめますよ。

クリスマスパーティー

必ずクリスマスプレゼントを持っていこう

もしクリスマスパーティーに呼ばれたら、贈り物を持っていくことを忘れずに!飲み物でもお菓子でも自分でリボンをつければそれだけでパーティーにふさわしいプレゼントになります。

もしプレゼントを貰ったら

カードが付いていると思うので、まずはカードを読んでください。声に出さなくても大丈夫です。そしてプレゼントをくれた人にお礼を言って開けます。日本のように丁寧に紙を破かないようにしなくても大丈夫。大人はそこまでしませんが、待ちきれない子どもたちがビリビリと音を立てながらプレゼントを開けるのは定番です。

クリスマスならではの食べ物を楽しもう

お正月にお節を食べるように、クリスマスにも定番の食事があります。日本ではなかなか食べられないものもありますが、機会があれば食べてみてください。

Roasted Turkey【七面鳥の丸焼き】

ローストチキンとは比べ物にならない大きさのローストターキーです。アメリカで1度9キロのターキーを焼いたことがあります。もし冷凍で買っていたら解凍に一週間程度かかるような大きさです。オーブンでじっくり焼いて7時間も掛かりました。テーブルの真中にドンとおけばそれだけでクリスマスパーティーと言う感じですね。

Roasted potatoes【ローストポテト】

伝統的でカリッとしたローストポテトは実は大人気の食べ物なんです。シンプルで作りやすく、サイドディッシュとしてとても優秀です。
roastはオーブンや火の上で焼くという意味があります。fried potatoesは揚げ焼きという意味なので日本語でいうフライドポテトはfrench friesやdeep-fried potatoesなどと表現します。

Stuffing【スタッフィング】

Stuffingというのは【詰め物】という意味です。ターキーやチキンの中にハーブやパン、野菜などを詰めます。中に詰めるようなものを、実際には詰めずにフライパンなどで調理したものは【dressing】と呼びます。

Pigs in blankets【ピッグス・イン・ブランケット】

豚がブランケットにくるまれているような見た目の食べ物です。クロワッサンの生地でホットドッグソーセージを巻いたものを基本的には指しますが、ソーセージをベーコンなど何かしらのブランケットで巻いてあげれば大丈夫。これは日本でも作れそうですね。

Christmas ham【クリスマスハム】

クリスマスに巨大なハムがでてくることも多いです。レシピは地域によって様々ですが、大きなハムの中にケールなどの野菜を詰めたものや、ブラウンシュガーやはちみつを使ったマリネ液につけてから焼くものなどがあります。

【honey-glazed ham】はハチミツのマリネ液に付けて焼いたハムのことです。

日本人が知らないクリスマス文化の英語18選

クリスマス文化は英語では【Christmas traditions】と言います。様々な慣習や、宗教的な行事、儀式などクリスマスのお祝いに関するものを含んだ言葉です。

Ugly sweater contest(ダサいセーターコンテスト)

1950年頃から始めった文化で、出来るだけダサくてクリスマスらしいデザインのセーターを着て、1番ダサい人は誰かを競います。2000年頃からはさらに広がりをみせて、カナダやアメリカや他の地域で学校や友達、職場でも開催されるようになりました。

Ugly Sweater World Championshipsと調べると世界で開催されているダサいセーターコンテストが見られるので、ぜひ検索してみてください。

Nutcracker(くるみ割り人形)

くるみ割り人形は、家の守ってくれる存在であり、幸運や悪いものを遠ざけてくれるというような意味があります。
チャイコフスキーの曲が有名な、バレエの演目でもあります。伝統的なクリスマスのお話です。

Hannukuh (ハヌカー)

先程にも紹介しましたが、Happy Holidays!の中に入っている行事のひとつがユダヤ教のハヌカーです。キリスト教のクリスマスと同じ時期に行われて、クリスマスプレゼントのように【ハヌカー・プレゼント】があったり、クリスマスツリーににた【ハヌカー・ブッシュ】などを飾る場合もあります。

アメリカにはユダヤ系アメリカ人がクリスマスの時に中華料を食べに行くというステレオタイプが映画やテレビに良く出てきます。なのでクリスマスの日に中華料を食べることをJewish Christmasという場合があるのですが、これはシンプルにクリスマスシーズンには多くの飲食店が閉まるので、空いているのは中華料理屋だけ・・・という理由があったと言われています。そして中華料理には乳製品が使われていることはあまりないので、そこもユダヤ教の教義に合っていたという理由もあるみたいです。

Tree skirt (ツリースカート)

ツリースカートはクリスマスツリーの下に敷く布のことです。クリスマスツリーの下の部分をきれいに隠すことが出来ます。もしツリーに吊っている飾りが落ちても安心です。実はかなり実用的な部分とファッションの部分を兼ねたものだったんですね。

クリスマスプレゼントはクリスマスツリーの下に置くのが定番ですが、25日の朝にはツリースカートが見えなくなるくらいのプレゼントでいっぱいになっている場合もあります!

Christmas stocking(クリスマスの靴下)

Christmas stockingはクリスマスによく見かける大きな靴下です。Christmas sockではなくChristmas stockigなので覚えるときは気をつけてくださいね。クリスマスツリーの下にあるプレゼントだけでなく、このChristmas stockingには【stocking stuffers】や【stocking fillers】と呼ばれる小さなプレゼントを入れます。伝統的にはフルーツやナッツ、小さなおもちゃやお菓子を入れますが、現在ではお菓子はもちろん、ギフトカードなどが入っている場合もあります。

Christmas spirit(クリスマス精神)

クリスマスの精神とは、寛大、愛、理解、感謝、希望、助ける心、優しい心など様々なものを含みます。プレゼントや子どもたち、クリスマスツリーにおいしい食事などクリスマスの雰囲気とともにあるものです。しかしただ楽しいだけのものではなく、人に優しくする心を大事にするということで、クリスマスの時期には特にさかんに困っている人へプレゼントをしたり、ボランティアが行われています。

Christmas budget(クリスマスの予算)

2009年以来クリスマスの予算は年々上がっていましたが、調査によると2020年にアメリカ人が使った平均金額は999ドル。およそ11万円です。2019年から50ドルほど下がりました。コロナ禍で人の集まりが減ったことなども一つ要因としてあると思いますが、それでもプレゼントを送るなどは出来るのでそこまで減っていませんね。

Christmas ornaments (クリスマスオーナメント)

クリスマスツリーに飾るオーナメントです。実は旅行先などで冬でなくてもオーナメントを売っていることがあります。なぜかというと、オーナメントを集めている人が多いからです。オーナメントは【Christmas bubbles】や【Christmas bulbs】とも呼ばれています。

ガラスなどでできたものだけでなく、クッキーやジンジャーブレッドなど食べられるクッキーをオーナメントとして吊るすばいいもあります。

Nativity scene(イエスキリスト誕生のシーン)

クリスマスはイエスキリストの誕生日です。ミニチュアであったり等身大の模型がクリスマス機関にはよく見られます。が誕生しているシーンを再現している模型です。教会などに飾られているのでクリスマス礼拝などにいくと見られると思います。

赤ちゃんであるイエス・キリストを囲むようにマリア、ジョセフ、天使、牛、ロバ、羊、羊飼い達がいます。この飾りは1月5日に片付けるのが伝統とされているようです。

Mistletoe(ヤドリギ)

クリスマスの飾りとして広く用いられる木で、ヨーロッパでオウシュウヤドリギ、北アメリカではOak Mistletoe(オークヤドリギ)が使われることが多いようです。

神話に由来して、英米ではクリスマスシーズンにヤドリギの下にいる相手にキスをする風習があります。【stand under the mistletoe】というフレーズでキスをするという意味になります。

White elephant gift exchange(がらくたプレゼント交換会)

【yankee swap】とも呼ばれています。パーティーゲームで、いいものを上げるというよりはびっくりするようなものをあげるためのゲームです。

ルールは、参加者が同じくらいの値段のプレゼントをラッピングして、真ん中に置きます。最初の人がプレゼントを選んで開けたら、次の人の番です。開けたものを返したり、他の人のものを奪ったりすることも出来ます。これだと延々とゲームが終わらない可能性があるので、2回まで交換可能などルールを決める場合もあります。

【A white elephant sale】いらないものセール
white elephantとはその名前の通り白い象という意味です。王様だけが乗ることが出来た白い象ですが、エサ代が高く付くので家来に与えたそうです。処分することも乗ることも出来ない白い象に餌を与えるために破産に追い込まれたという話からwhite elephantは厄介者という意味になりました。

Christmas lights:イルミネーション

英語のイルミネーションは【Christmas lights】といいます。【illumination】は照明や明るくすることを指します。
冬のイルミネーションは【winter lights】と表現します。

ちなみにアメリカでは、住宅街のイルミネーションが盛んなスポットや家があるので、そこにいくとテーマパークかのようなこだわりのイルミネーションを見ることが出来ます。地域に一軒はあるので、もし海外でクリスマスを過ごすことがあれば、見つけることが出来ると思います。

reindeer:トナカイ

deer(鹿)とよく間違われていますが、reindeer(トナカイ)です。発音はレインディアです。ちなみにソリはsleigh(スレイ)と言います。

fireplace:暖炉

そのままですね。火の場所が【fireplace】で暖炉です。
そして暖炉といえば、煙突が必要です。煙突は英語で【chimney】チムニーと呼びます。メリポピンズを見たことある人は聞いたことがあるチムチムチェリーという曲はここから来ています。

candy cane:キャンディーケーン

candyはキャンディという意味で、caneはステッキという意味です。シンプルなハッカ味で意外と美味しいですよ。12月になると出回るので、勉強中によく食べていました。

tree hunting:ツリーハンティング

海外ドラマなどで家に飾ってある大きなツリー、あれは本物の木です。サンクスギビングが終わると、サンクスギビングの間、かぼちゃなどが売られていたような広い場所が次はクリスマスツリーの販売です。大きさも様々なので家に合った大きさのものを買います。

gingerbread house:ジンジャーブレッドハウス

ジンジャーブレッドクッキーを使って作られたおかしの家です。実際に食べることも出来ます。もちろん長い間飾ることがおおいので、その場合は食べません。家族の中の行事になっている家庭も多く、クリスマスが近づくと家族で立派なジンジャーブレッドハウスを作ります。

eggnog:エッグノッグ

エッグノッグは、牛乳ベースの飲み物で牛乳、クリーム、卵、砂糖などを混ぜて、シナモンやナツメグで味をつけたものです。ラム酒やブランデーを入れると大人のカクテルになります。

クリスマスなど冬の間に飲まれるので、アルコールなしのエッグノッグが販売されたりします。日本で言う甘酒のようなものですね。

子供も楽しめる英語のクリスマス・ソング10曲

シンプルな歌詞で子供と一緒に楽しめる歌をまとめました。一緒にクリスマスツリーの前で音楽をかけながら、一緒に歌詞を追って口ずさんでみてください♪

1. Jingle Bells

ジングルベルは、世界中で歌われているクリスマスソングの1つです。アメリカで作られたこの曲は、日本でも1番有名なクリスマスソングかもしれないですね。

2. We Wish You a Merry Christmas

【おめでとうクリスマス】はイングランド西部地方で出来た曲で、新年のお祝いもかねているキャロルは伝統的な曲には珍しく、最後に歌われる場合が多い曲です。

3. Silent Night

【きよしこの夜】は実はドイツ語で書かれた歌で有名なクリスマスキャロルの一つです。

4. I Saw Mommy Kissing Santa Clause

【ママがサンタにキッスした】は子ども目線でクリスマスを描いた歌で、クリスマスに母親がサンタクロースにキスをしているのを目撃してしまったという内容です。サンタクロースが父親だと気付いていない純粋さがとてもかわいいですね。

5. Santa Claus Is Coming to Town

【サンタが町にやってくる】1934年にラジオで初めて放送され、楽譜は40万部以上売り上げられました。いかにもクリスマスがやってきた雰囲気があります。

6. Deck the Halls

【ヒイラギかざろう】はクリスマスに歌われる賛美歌です。ファラララとあるのは、西欧諸国の歌に見られるはやし言葉です。

7. Rudolph the Red Nosed Reindeer

【赤鼻のトナカイ】は童話が元になった曲です。【サンタが町にやってくる】【ジングルベル】と並ぶ3大クリスマスソングとなりました。

8. White Christmas

【ホワイトクリスマス】は5000枚のシングル盤売上があるとされていて、これは世界最高の売上と言われています。雪が降るクリスマスを思い出させるメロディは聞いていてとても心地が良いものです。

9. Last Christmas

【ラスト・クリスマス】はイギリスの音楽グループのワム!の曲で、日本ではクリスマスシーズンによく流れます。この曲は数多くの歌手にカバーされていて、もしかしたら好きな歌手もこの歌をカバーしているかもしれませんよ。

10. All I Want for Christmas Is You

【恋人たちのクリスマス】はマライア・キャリーの歌で、毎年クリスマスの時期になると定番曲として人気がでます。歌うのは難しいですが、クリスマスになるとカラオケにも上位ランクインしています。

エリカ
エリカ

私もたくさん悩んで英語学習を続けてきたので、自分のノウハウが少しでも誰かの助けになれば幸いです!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次