海外のニュースやウェブサイトを見ていると「英語になった日本語」「借用語」をみることはありませんか?
和製英語があるように、海外でも日本語をそのまま輸入されることもあります。
確かに日本独特の文化を表現するために、英語ではなく日本語そのままを使うというのはとても自然ですよね!
そこで今日は海外でも同じ言葉で通じる日本語を紹介したいと思います!
目次
英語になった日本語一覧 食べ物
- daikon 大根
- dashi 出汁
- edamame 枝豆
- hibachi 火鉢
日本人からすると何のことかとおもうかもしれませんが、鉄板焼きのことです。アメリカに鉄板焼きをもちこんだのはBenihana Restaurant。Hibachi/Hibachi grillと呼ばれてエンターテインメント性の高いレストランとして親しまれています。 - katsu(curry) カツ(カツカレー)
カツレツの元になったcutletは、日本にやってきて日本流の進化を遂げて逆輸入。Katsuを求めて来日する人も。 - shiitake しいたけ
- enoki えのき
- umami うまみ
塩味、甘味、苦み、酸味+5つ目の味覚として脚光を浴びたのがUmamiです。 - yakitori 焼き鳥
- panko パン粉
breadcrumbというパン粉に値する英語もあるのですが、こちらはかなり細かい砂のようなパン粉、pankoがさすものはとんかつに使われるような大き目のザクザクの衣になるパン粉です。 - tamari たまり醤油
- matcha 抹茶
- Omakase おまかせ
主にアメリカの日本食レストランで使われる言葉で、日本と同じく「おまかせで」の意味です。 - Izakaya 居酒屋
Izakaya styleは小皿でいろんな料理を食べられるレストランの事。メニューがたくさんあり、ゆっくりとわけながら食事を食べるというスタイルは欧米の1皿を一人で食べるというスタイルの真逆で、慣れていない人にとっては驚きの連続だそうです。 - tofu 豆腐
- nigiri 握り寿し
sushiが有名になったのは皆さん知っていると思いますが、寿司屋のなかでも握り、刺身、おまかせなど高級店で使われる言葉が英語になってきています。お米があるnigiriが好きな人、魚だけのsashimiが好きな人。sushi好きな人は必ず知っている言葉ですね。 - sashimi 刺身
- miso 味噌
- ramen ラーメン
中国から日本にやってきたラーメンが、日本ならではのジャンルとなり海外に進出。中国式でかくとlamian、韓国式で書くとramyeonです。 - sake 酒
- kombucha 昆布茶
- fugu フグ
日本にはフグをさばくための免許がありますが、そこまでして毒のある魚を食べたい日本人の食への情熱に欧米の人もびっくりなんです。
英語になった日本語一覧 スポーツ編
日本発信のスポーツは数多くあります。
オリンピック競技としても採用されている柔道、空手もそのひとつです。
- Judo 柔道
- Jujutsu 柔術
- Karate 空手
- Sumo 相撲
- Kendo 剣道
英語になった日本語一覧 文化編
- Kabuki 歌舞伎
- Noh 能
- Tanka 短歌
- Haiku 俳句
- Senryu 川柳
- Ikebana 生け花
flower arrangementと英語でも表現はできますが、大きな違いがあります。Ikebanaは花瓶などを使って、使われる花や木の数も少なめ、花を見せるというよりは空間を演出するという役割があります。逆にフラワーアレンジメントは花を見せるものなので、使われるの花の数も多いのが特徴です。 - Bonsai 盆栽
- Origami 折り紙
- Kimono 着物
- Imari 伊万里焼き
- wabi-sabi 侘び寂び
面白い!英語になった日本語一覧
- skosh(sukoshi)少し
- Honcho 班長
朝鮮戦争の間にアメリカ軍兵士の間で使われるようになったHonchoは日本語の班長からきていて、リーダーという意味です。 - Zen 禅
- Futon ふとん
床に直接しくタイプではなくても、ソファベッドを英語ではFutonと表現します。 - Yakuza ヤクザ
ヤクザは個々で仕事をして上納金を払うことで組織に身を置きます。マフィアは、トップに誰かがいて下のものに何かをするように指示、ギャングは暴力的な犯罪を犯す集団のことで秩序などはありません。 - Otaku オタク
- Anime アニメ
- Bento 弁当
サンドイッチとポテトチップスだけといったランチが多い欧米からみると、可愛くかたどったキャラ弁や、野菜やおかずの豊富なお弁当はまさにBento。ランチボックスという名前では表せないものです。 - Shiatsu 指圧
- Shiba inu 柴犬
日本語がそのまま英語になっている言葉 ニュース編
- Tsunami 津波
- Karoshi 過労死
長時間労働の結果起きる過労死は、日本やアジア圏を中心に起こっていて、欧米はかなり少ないんです。workaholic(仕事中毒)という言葉がありますが、中毒になるほど働いているというのは欧米の感覚ではあまり理解できず、過労死という日本語がそのまま英語になりました。 - Ikigai 生きがい
英語圏では、Ikigaiは老後の生きがいを指します。アメリカの研究者が日本・沖縄の長寿の理由の一つとして生きがいを言及したことで、2000年以降欧米でも広く知られる概念となりました。 - Kamikaze 神風
- hikikomori 引きこもり
まとめ
こんな言葉まで英語として使うことが出来るの?と思った言葉もあると思います。
日本語と英語はかなり言葉として離れているので、英語に出来ない日本語がたくさんあるんです。
こうみると、言葉というのは文化を表すものなんだなとよくわかりますね。
実際に使われているのを聞くと、本当に使うんだ!とびっくりしますよ~!
相手が知らない場合もあるので、英語で言葉の意味を簡単に説明できればさらに会話が広がるのでおすすめです。